シラバス参照

講義名 英語科教育法B(教・中高) 
英文科目名 English Teaching Methodology B 
科目ナンバー Y00EDU2106 
担当者

照山 秀一

科目群 教職課程 
対象学年 2年 
単位数
開講期間 後期 
曜日・時限・教室 後期 木曜日 5講時 A-304教室



授業のねらい
「外国語教育の基礎的な理論や技能、その周辺領域の知識を概観する。また、模擬授業(マイクロティーチング)などの演習を通して、英語教師としての基本的な指導技術を獲得し、教師として求められる資質・能力を養う。」 
履修者が到達すべき目標
・学習指導要領における外国語(英語)の目標と主な内容、全体構造について理解している。
・第二言語習得理論や外国語を習得するプロセス、代表的な指導法などを理解し、指導に活用することができる。
・小・中・高における英語教育の系統性を理解し指導に役立てることができる。
・4技能(5領域)の指導、授業準備・展開等について理解し、指導案作成、模擬授業を実践することができる。
・英語の学習評価の考え方を具体的に述べることができる。 
ディプロマ・ポリシーとの関係
なし 
授業の進め方
学修上の助言
・テキストの内容について分担してまとめ発表・討論することを通して、基本的な知識を学ぶとともに、読む力、調べる力、まとめる力、発表する力、討論する力など、必要なスキルを身につけてほしい。適宜、担当教員が補足資料や関連教材を提示し理解を深めていく。
・模擬授業等やその後のグループ研究・討論により理論や技術の実践での活用方法を学ぶとともに、指導者側・学習者側の双方の視点で考えることのできる能力を身につけてほしい。
・小・中・高の授業参観(DVD等による授業実践も含む)や相互評価・討論などにより理論と実践を結びつけるとともに、授業運営能力について理解を深めてほしい。
・小学校「外国語活動」のボランティア活動に参加することで体験を通して学んでほしい。
・TOEIC用テキスト、英検テキストなども活用し総合的な英語力を身につけてほしい。 
アクティブ・ラーニングの要素の有無
 一人一人が主体的に英語教師としての基本的な理論を学び、指導技術を獲得することができるよう、マイクロ・ティーチングや模擬授業で、ペアーワーク、グループワーク、ディスカッションを取り入れている。 
ICTを活用した双方向型授業の有無
・対面での授業を基本としますが、必要に応じてマイクロソフトが提供する Microsoft Teamsを使用し、 遠隔授業(同時双方向型授業)を実施します。
・「言語活動・練習」「交流・遠隔授業」「コンテンツ・授業運営」「オンライン掲示板アプリ」など、英語でのコミュニケーションの能力の育生に向けたICTの効果的な活用を、実際の授業づくりを通して学びます。 
授業内容・計画
回数 授業、事前・事後学修の内容 時間
1回 事前   テキストを読んでおくこと。  2.0 
授業   ・オリエンテーション
・ビデオによる授業参観 
事後   自分が行いたい理想とする英語授業の内容と進め方について整理する  2.0 
2回 事前   テキストを読んでおくこと。  2.0 
授業   ・グループによる模擬授業の進め方
・グループによる教材研究 
事後   模擬授業に向け、自分で行うならどうするか、個人としての授業プランを具体的に考えて資料を作成する。  2.0 
3回 事前   模擬授業に向け、自分で行うならどうするか、個人としての授業プランを具体的に考えて資料を作成する。  2.0 
授業   ・グループによる模擬授業1の準備(1)
・授業構想 
事後   グループでの授業設計に基づき、分担した授業準備、教材等を行うこと。  2.0 
4回 事前   グループでの授業設計に基づき、分担した授業準備、教材等を持参すること。  2.0 
授業   ・グループによる模擬授業1の準備(2)
・指導案や教材の完成・授業リハーサル 
事後   メモなどを見ないで、生徒と目をつないで授業できるようリハーサルを行うとともに、各自で練習しておくこと。  2.0 
5回 事前   メモなどを見ないで、生徒と目をつないで授業できるようリハーサルを行うとともに、各自で練習しておくこと。  2.0 
授業   ・教科書本文の導入から音読練習までの模擬授業とディスカッション1 
事後   他グループと、自グループの授業と比較検討しレポートにまとめること。  2.0 
6回 事前   メモなどを見ないで、生徒と目をつないで授業できるようリハーサルを行うとともに、各自で練習しておくこと。  2.0 
授業   ・教科書本文の導入から音読練習までの模擬授業とディスカッション2 
事後   他グループと、自グループの授業と比較検討しレポートにまとめること。  2.0 
7回 事前   テキストを読んでおくこと。  2.0 
授業   文法事項導入から定着までの指導1(中学校の教科書活用) 
事後   講義の内容を整理しておくこと。  2.0 
8回 事前   テキストを読んでおくこと。  2.0 
授業   文法事項導入から定着までの指導2(中学校の教科書活用) 
事後   講義の内容を整理しておくこと。  2.0 
9回 事前   テキストを読んでおくこと。  2.0 
授業   教材研究・ICT等の活用(デジタル教科書等の活用) 
事後   講義の内容を整理しておくこと。  2.0 
10回 事前   テキストを読んでおくこと。  2.0 
授業   4技能を統合的に活用させる言語活動(高等学校の教科書の活用) 
事後   講義の内容を整理しておくこと。  2.0 
11回 事前   テキストを読んでおくこと。  2.0 
授業   ・グループによる言語活動の模擬授業の準備(1)
・授業構想 
事後   グループでの授業設計に基づき、分担した授業準備、教材等を行うこと。  2.0 
12回 事前   グループでの授業設計に基づき、分担した授業準備、教材等を持参すること。  2.0 
授業   ・グループによる言語活動の模擬授業の準備(2)
・指導案や教材の完成・授業リハーサル 
事後   メモなどを見ないで、生徒と目をつないで授業できるようリハーサルを行うとともに、各自で練習しておくこと。  2.0 
13回 事前   メモなどを見ないで、生徒と目をつないで授業できるようリハーサルを行うとともに、各自で練習しておくこと。  2.0 
授業   ・グループによる言語活動の模擬授業と内容に関するディスカッション1 
事後   他グループと、自グループの授業と比較検討しレポートにまとめること。  2.0 
14回 事前   テキストを読んでおくこと。  2.0 
授業   ・グループによる言語活動の模擬授業と内容に関するディスカッション2 
事後   他グループと、自グループの授業と比較検討しレポートにまとめること。  2.0 
15回 事前   テキストを読んでおくこと。  2.0 
授業   「英語科教育法B」のまとめと「英語科教育法C」の予告 
事後   講義の内容を整理しておくこと。  2.0 
授業科目に関連する実務経験の内容とその経験を活かした授業の展開
 担当教員の、学校現場や教育行政での勤務経験、学会や現職教員研修での指導経験も生かし、第二言語習得(SLA)や英語教育学の理論とともに、授業実践や生徒指導等、教育現場で何が必要か、学生達と話し合いをしながら授業を進めていく。 
成績評価の基準と方法
課題に対するフィードバックの方法
・授業等における課題レポート30%
・発表・活動 70% 
テキスト
No 著者名 書籍名 出版社 ISBN/ISSN
1. 石田雅近  『改訂版 新しい英語科授業の実践』  金星堂   
参考文献
関連ページ
備考
・教育法A〜Dの授業の中では、テキストや指導要領に、書き込みを加えながら学習を進めていきます。
※詳しくは、第1回目の授業で説明しますので、テキストや指導要領は、第1回目の授業の後に購入してください。
・模擬授業は参加者・授業者とも評価対象となるので、やむを得ない場合を除き欠席しないようにすること。

※社会人として、また、生徒を指導する教員を目指す者として、意識を高く持ち、授業に参加すること。
 そのためにも、社会人に求められる、責任や自己管理を意識する。
 ・時間管理能力(スケジューリング能力):提出物などの期日、遅刻等をしない
 ・健康管理・生活管理能力::健康に留意し、風邪等に気をつけ、無断欠席しない。など 
教員e-mailアドレス
teruyama(アット)sgu.ac.jp 
オフィスアワー
メールにて確認
研究室:A509 
画像
ファイル


PAGE TOP