授業のねらい
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「外国語教育の基礎的な理論や技能、その周辺領域の知識を概観する。また、模擬授業(マイクロティーチング)などの演習を通して、英語教師としての基本的な指導技術を獲得し、教師として求められる資質・能力を養う。」
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履修者が到達すべき目標
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・学習指導要領における外国語(英語)の目標と主な内容、全体構造について理解している。 ・第二言語習得理論や外国語を習得するプロセス、代表的な指導法などを理解し、指導に活用することができる。 ・小・中・高における英語教育の系統性を理解し指導に役立てることができる。 ・4技能(5領域)の指導、授業準備・展開等について理解し、指導案作成、模擬授業を実践することができる。 ・英語の学習評価の考え方を具体的に述べることができる。
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ディプロマ・ポリシーとの関係
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授業の進め方 学修上の助言
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・テキストの内容について分担してまとめ発表・討論することを通して、基本的な知識を学ぶとともに、読む力、調べる力、まとめる力、発表する力、討論する力など、必要なスキルを身につけてほしい。適宜、担当教員が補足資料や関連教材を提示し理解を深めていく。 ・模擬授業等やその後のグループ研究・討論により理論や技術の実践での活用方法を学ぶとともに、指導者側・学習者側の双方の視点で考えることのできる能力を身につけてほしい。 ・小・中・高の授業参観(DVD等による授業実践も含む)や相互評価・討論などにより理論と実践を結びつけるとともに、授業運営能力について理解を深めてほしい。 ・小学校「外国語活動」のボランティア活動に参加することで体験を通して学んでほしい。 ・TOEIC用テキスト、英検テキストなども活用し総合的な英語力を身につけてほしい。
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アクティブ・ラーニングの要素の有無
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一人一人が主体的に英語教師としての基本的な理論を学び、指導技術を獲得することができるよう、マイクロ・ティーチングや模擬授業で、ペアーワーク、グループワーク、ディスカッションを取り入れている。
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ICTを活用した双方向型授業の有無
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・対面での授業を基本としますが、必要に応じてマイクロソフトが提供する Microsoft Teamsを使用し、 遠隔授業(同時双方向型授業)を実施します。 ・「言語活動・練習」「交流・遠隔授業」「コンテンツ・授業運営」「オンライン掲示板アプリ」など、英語でのコミュニケーションの能力の育生に向けたICTの効果的な活用を、実際の授業づくりを通して学びます。
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授業内容・計画
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回数
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授業、事前・事後学修の内容
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時間
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1回
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事前
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シラバスを確認しておくこと
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2.0
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授業
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・講義内容の説明 ・中高の英語学習体験ふり返り
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事後
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本時の学習事項の復習と、指示された課題に取り組む
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2.0
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2回
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事前
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テキストを読んでおくこと
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2.0
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授業
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・日本の初等中等教育段階における英語教育の現状と課題 ・学習指導要領(英語教育の目標)
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事後
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本時の学習事項の復習と、指示された課題に取り組む
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2.0
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3回
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事前
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テキストを読んでおくこと
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2.0
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授業
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・ 学習指導要領から見る小・中・高等学校の連携 ・「外国語」で育成すべき資質・能力 ・「主体的・対話的で深い学び」による授業
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事後
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本時の学習事項の復習と、指示された課題に取り組む
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2.0
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4回
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事前
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テキストを読んでおくこと
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2.0
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授業
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・「外国語」における五つの領域ごとの目標と言語活動 ・「外国語」で扱う語彙数,文,文構造,文法事項 ・ 英語で行うことを基本とする授業展開
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事後
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本時の学習事項の復習と、指示された課題に取り組む
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2.0
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5回
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事前
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テキストを読んでおくこと
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2.0
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授業
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・さまざまな英語の指導法と学習指導要領① (文法訳読式教授法からCLT)
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事後
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本時の学習事項の復習と、指示された課題に取り組む
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2.0
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6回
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事前
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テキストを読んでおくこと
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2.0
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授業
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・さまざまな英語の指導法と学習指導要領② (TBLT,Focus on form)
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事後
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本時の学習事項の復習と、指示された課題に取り組む
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2.0
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7回
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事前
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テキストを読んでおくこと
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2.0
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授業
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・第二言語習得の3つの理論1 (インプット仮説,インタラクション仮説,アウトプット仮説)
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事後
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本時の学習事項の復習と、指示された課題に取り組む
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2.0
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8回
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事前
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テキストを読んでおくこと
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2.0
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授業
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・第二言語習得の3つの理論2 (インプット仮説,インタラクション仮説,アウトプット仮説)
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事後
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本時の学習事項の復習と、指示された課題に取り組む
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2.0
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9回
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事前
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テキストを読んでおくこと
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2.0
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授業
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・「学習指導要領」と検定教科書(小中高)
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事後
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本時の学習事項の復習と、指示された課題に取り組む
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2.0
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10回
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事前
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テキストを読んでおくこと
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2.0
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授業
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・単位授業の設計と指導案の作成法1 ・ビデオによる授業参観
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事後
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本時の学習事項の復習と、指示された課題に取り組む
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2.0
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11回
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事前
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テキストを読んでおくこと
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2.0
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授業
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・単位授業の設計と指導案の作成法2 ・ビデオによる授業参観
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事後
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本時の学習事項の復習と、指示された課題に取り組む
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2.0
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12回
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事前
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テキストを読んでおくこと
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2.0
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授業
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・ペアでの模擬授業演習1 (教科書の導入と音読指導)
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事後
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本時の学習事項の復習と、指示された課題に取り組む
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2.0
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13回
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事前
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テキストを読んでおくこと
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2.0
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授業
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・指導、学習の形態1 (一斉学習、グループ学習、個別学習など)
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事後
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本時の学習事項の復習と、指示された課題に取り組む
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2.0
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14回
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事前
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テキストを読んでおくこと
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2.0
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授業
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・指導、学習の形態2 (ティームティーチング、習熟度別少人数指導など)
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事後
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本時の学習事項の復習と、指示された課題に取り組む
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2.0
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15回
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事前
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テキストを読んでおくこと
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2.0
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授業
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・講座のまとめと、夏休み課題の指示
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事後
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講義の内容を整理すること
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2.0
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授業科目に関連する実務経験の内容とその経験を活かした授業の展開
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担当教員の学校現場や教育行政での勤務経験、学会や現職教員研修での指導経験も生かし、第二言語習得(SLA)や英語教育学の理論とともに、授業実践や生徒指導等、教育現場で何が必要か、学生達と話し合いをしながら授業を進めていく。
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成績評価の基準と方法 課題に対するフィードバックの方法
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・授業内での演習・討論・出席・発表・振り返りレポート(70%) ・授業外での課題やレポート(30%)
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テキスト
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No
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著者名
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書籍名
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出版社
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ISBN/ISSN
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1.
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石田雅近
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『新しい英語科授業の実践―グローバル時代の人材育成をめざして (改訂版)』
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金星堂
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4764741113
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2.
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文部科学省
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『中学校学習指導要領解説 外国語編 (平成29年告示)』
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開隆堂
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4827815801
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3.
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文部科学省
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『高等学校学習指導要領 外国語編 英語編(平成30年告示)』
|
開隆堂
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4304051784
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参考文献
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関連ページ
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備考
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・教育法A〜Dの授業の中では、テキストや指導要領に、書き込みを加えながら学習を進めていきます。 ※詳しくは、第1回目の授業で説明しますので、テキストや指導要領は、第1回目の授業の後に購入してください。 ・模擬授業は参加者・授業者とも評価対象となるので、やむを得ない場合を除き欠席しないようにすること。
※社会人として、また、生徒を指導する教員を目指す者として、意識を高く持ち、授業に参加すること。 そのためにも、社会人に求められる、責任や自己管理を意識する。 ・時間管理能力(スケジューリング能力):提出物などの期日、遅刻等をしない ・健康管理・生活管理能力::健康に留意し、風邪等に気をつけ、無断欠席しない。など
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教員e-mailアドレス
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オフィスアワー
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画像
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ファイル
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