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講義名 教育分野に関する理論と支援の展開(学校臨床心理) 
英文科目名 Theories in Educational Field and Applications to Support(Clinical School Psychology) 
科目ナンバー P00EXP2204 
担当者

手代木 理子

科目群 専門科目 
対象学年 1年 
単位数
開講期間 後期 
曜日・時限・教室 後期 火曜日 2講時 集団療法室(新札幌)



授業のねらい
学校における臨床心理学及び臨床発達心理学を応用したアプローチの展開と、学校臨床独自の理論と実践について学ぶ。また、学校現場で扱う様々な問題(児童虐待、不登校、いじめ、発達障害、リストカット)やニーズに対してスクールカウンセラー(公認心理師)としての効果的で多様な学校における支援のあり方とその専門性について学ぶ。それらの問題が、発達段階(乳幼児期、児童期、中学・高校などの思春期)のどの時点での問題になりやすく、どのような支援があるのかを理解すること。 
履修者が到達すべき目標
(1)学校組織の中での臨床心理学・臨床発達心理学的アプローチの実際について説明できる。
(2)学校組織のアセスメントと校内支援体制作りの方法を説明できる。
(3)学校コンサルテーションとして、教職員や保護者と協働するためのコンサルテーションのあり方について説明できる。
(4)児童・生徒の発達途上に起こる様々な症状や問題についてのアセスメントと予防を含めた支援のあり方について、事例等を通じて実際に組み立てることができる。
(5)教育分野に関わる公認心理師の実践についての概観を理解し説明できる。
(6)教育現場において生じる問題及びその背景について説明できる。学童期、中・高校生における支援(児童虐待、子どもの貧困、不登校、いじめ、発達障害、リストカット、摂食障害、性別違和などの問題に対する支援や、移行支援、放課後支援、学童保育、特別支援教育、インクルーシブ教育)のあり方について説明できる。
(7)教育現場における心理社会的課題及び必要な支援方法について説明できる。
(8)教育分野に関係のある法律、制度について概説できる。 
ディプロマ・ポリシーとの関係
(2)心理臨床における責任と倫理観を身につけ、様々な人間の心の問題を理解し、適切な援助ができる技能と能力を習得している。 
授業の進め方
学修上の助言
テキストと、適宜文献を紹介し、資料を配布する。文献講読、グループディスカッション、心理教育プログラムの作成、発表を行うので、積極的な参加、意見交換を期待する。授業内で用いる文献は事前に内容を読み理解しておくこと。
学校現場における様々な問題に対して、日頃から関心を持ち、関連図書等を通して自身の考えを深めておくこと。 
アクティブ・ラーニングの要素の有無
学校現場で生じる様々な問題について、問題提起やディスカッションを通して、多様なものの見方や意見を取り入れ、より深くその現象について理解し理論的に説明または対策を提案できるようにする。 
ICTを活用した双方向型授業の有無
活用しない。 
授業内容・計画
回数 授業、事前・事後学修の内容 時間
1回 事前   学校現場で生じている問題に関する文献を講読する。  2.0 
授業   ガイダンス及び乳幼児の発達と子育て支援 
事後   学校現場で生じている問題に関する文献を講読する。  2.0 
2回 事前   授業で用いる文献を読み、自分の考えや疑問点をまとめておく。  2.0 
授業   学校組織と学校臨床心理学 
事後   教育基本法、学校教育法、学校保健安全法の概要を理解しておく。  2.0 
3回 事前   授業で用いる文献を読み、自分の考えや疑問点をまとめておく。  2.0 
授業   スクールカウンセラー(公認心理師)の実践 (1)学校アセスメントと校内支援体制作り 
事後   自身の中学校や高校をアセスメントしてみる。効果的な校内支援体制について説明できるようにしておく。  2.0 
4回 事前   一般的なコンサルテーションの概念について理解しておく。授業で用いる文献を読み、自分の考えや疑問点をまとめておく。  2.0 
授業   スクールカウンセラー(公認心理師)の実践 (2)コンサルテーション 
事後   効果的なコンサルテーションのための要点や配慮事項を説明できるようにしておく。  2.0 
5回 事前   授業で用いる文献を読み、自分の考えや疑問点をまとめておく。  2.0 
授業   スクールカウンセラー(公認心理師)の実践 (3)臨床心理学の応用と新たな方略 
事後   臨床心理学以外の方略について説明できるようにしておく。  2.0 
6回 事前   いくつかの代表的な発達理論についての文献を講読し、理解しておく。  2.0 
授業   スクールカウンセラー(公認心理師)の実践 (4)臨床発達心理学的アプローチ 
事後   発達段階特有の問題、発達段階に応じたアセスメントと支援のあり方について説明できるようにしておく。  2.0 
7回 事前   授業で用いる文献を読み、自分の考えや疑問点をまとめておく。  2.0 
授業   スクールカウンセラー(公認心理師)の実践 (5)支援活動の展開 ①不登校 
事後   不登校に関する文献を講読する。  2.0 
8回 事前   授業で用いる文献を読み、自分の考えや疑問点をまとめておく。  2.0 
授業   スクールカウンセラー(公認心理師)の実践 (5)支援活動の展開 ②いじめ 
事後   いじめ関連の文献を講読する。  2.0 
9回 事前   授業で用いる文献を読み、自分の考えや疑問点をまとめておく。  2.0 
授業   スクールカウンセラー(公認心理師)の実践 (5)支援活動の展開 ③発達障害  
事後   発達障害関連の文献を講読する。  2.0 
10回 事前   授業で用いる文献を読み、自分の考えや疑問点をまとめておく。  2.0 
授業   スクールカウンセラー(公認心理師)の実践 (5)支援活動の展開 ④連携
                                
事後   各連携先の特色を理解し、効果的な連携のあり方について自分の考えをまとめておく。  2.0 
11回 事前   授業で用いる文献を読み、自分の考えや疑問点をまとめておく。  2.0 
授業   スクールカウンセラー(公認心理師)の実践 (5)支援活動の展開 ⑤緊急支援 
事後   緊急支援で生じやすい問題、実際の基本的対応について説明できるようにしておく。  2.0 
12回 事前   授業で用いる文献を読み、自分の考えや疑問点をまとめておく。  2.0 
授業   スクールカウンセラー(公認心理師)の実践 (5)支援活動の展開 ⑥予防活動 
事後   心理教育の文献等を参考にし、心理教育プログラムの作成の準備を行う。  2.0 
13回 事前   発表の準備。  2.0 
授業   心理教育プログラムの作成 
事後   発表の準備。  2.0 
14回 事前   発表の準備。  2.0 
授業   心理教育プログラムの発表 
事後   他者の発表から学んだことをまとめておく。  2.0 
15回 事前   全体を通して、疑問点や理解が不十分な点を明らかにしておく。  2.0 
授業   学校で扱うその他の問題と対応について  まとめ 
事後   授業を通して関心を持った事柄について文献を講読し、自分の考えをさらに深める。  2.0 
授業科目に関連する実務経験の内容とその経験を活かした授業の展開
幼稚園、小学校、中学校、高等学校でのスクールカウンセラーの実務経験がある(一部現在も従事している)。札幌市教育委員会において、スウールカウンセラーのスーパーヴァイザーの職にある。それらの経験を活かした授業を展開していきたい。 
成績評価の基準と方法
課題に対するフィードバックの方法
心理教育プログラムの作成と発表、授業でのプレゼンテーションの内容を総合的に評価する。課題ごとにフィードバックを行う。 
テキスト
参考文献
No 著者名 書籍名 出版社 ISBN/ISSN
1. 齊藤万比古  『不登校対応ハンドブック』  中山書店  978-4-521-67751-4 
2. かしまえりこ 神田橋條治  『スクールカウンセリングモデル100例読み取る。支える。現場の工夫。』  創元社  4-422-11379-8 
3. 村瀬嘉代子監修  『学校が求めるスクールカウンセラー』  遠見書房  978-4-904536-63-6 
関連ページ
備考
教員e-mailアドレス
teshirogアットまーくsgu.ac.jp 
オフィスアワー
火曜日 12:30~13:00 604研究室 
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