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講義名 簿記I(1) 
英文科目名 Bookkeeping I 
科目ナンバー B00BAS1106,Q00BAS1104 
担当者

坂口 勝幸

科目群 基礎科目群 
対象学年 1年 
単位数
開講期間 前期週2回開講 
曜日・時限・教室 前期週2回開講 月曜日 2講時 303教室(新札幌)
前期週2回開講 木曜日 2講時 303教室(新札幌)



授業のねらい
 企業は、日々の経済活動(取引)により利益追求を行っています。継続的に、合理的な活動を展開するためには、取引の記録は欠かす事は出来ません。その記録を行う技術が簿記です。しかも、記録を有効に活用するためには、誰が見てもわかりやすく、合理的でなければなりません。それが、複式簿記による記帳であり、正確な理解の下行われなければなりません。よって、簿記は、「自然言語」「コンピュータ言語」に次ぐ「会計言語」とも言われています。簿記の基礎基本を理解することは、ビジネスにおける大きなスキルとなります。
 本科目では、簿記の導入部分にあたる基本原理の習熟を目指します。 
履修者が到達すべき目標
 簿記の「記録・計算・整理」に関する初歩的な一連の流れについて、それに関わる知識・技術(日本商工会議所主催簿記検定3級程度)を修得する。よって、任意ではあるが検定試験受験を強く推奨する。 
ディプロマ・ポリシーとの関係
経済経営学部経営学科ディプロマ・ポリシー(2)および(4)を中心とした指導を行う。 
授業の進め方
学修上の助言
 簿記は、授業を一方的に聞き取るだけではなく、その分野の演習を繰り返すことで知識・技術が身につきます。よって、地道に取り組む姿勢と疑問を持ち越さないことが重要です。 
アクティブ・ラーニングの要素の有無
なし 
ICTを活用した双方向型授業の有無
なし 
授業内容・計画
回数 授業、事前・事後学修の内容 時間
1回 事前   テキストの目次を読む  2.0 
授業   オリエンテーション(授業の進め方・参加姿勢・検定試験など)・簿記の目的 
事後   復習  2.0 
2回 事前   前回の確認  2.0 
授業   1-2 簿記の目的(2)財政状態と経営成績 
事後   復習  2.0 
3回 事前   前回の確認  2.0 
授業   1-3 貸借対照表・損益計算書の作成 
事後   復習  2.0 
4回 事前   前回の復習  2.0 
授業   2-1 簿記一巡(1)手続き・取引と仕訳 
事後   復習  2.0 
5回 事前   前回の確認  2.0 
授業   2-2 取引の仕訳と勘定口座への転記 
事後   復習  2.0 
6回 事前   前回の確認  2.0 
授業   2-3 試算表の作成 
事後   復習  2.0 
7回 事前   前回の確認  2.0 
授業   2-4 総合演習 
事後   復習  2.0 
8回 事前   前回の確認  2.0 
授業   (テキスト外)ビジネス計算における計算用具の活用 
事後   復習  2.0 
9回 事前   前回の確認  2.0 
授業   3-1 商品売買Ⅰ(三分法、掛け取引、返品の記帳 ) 
事後   復習  2.0 
10回 事前   前回の確認  2.0 
授業   4-1 商品売買Ⅱ(仕入諸掛・販売諸掛・前払と前受・商品券の記帳) 
事後   復習  2.0 
11回 事前   前回の確認  2.0 
授業   5-1 現金および預金(普通預金・当座預金の記帳) 
事後   復習  2.0 
12回 事前   前回の確認  2.0 
授業   6-1 手形および電子記録債権・債務(手形の記帳・電子記録債権・債務の発生記録) 
事後   復習  2.0 
13回 事前   前回の確認  2.0 
授業   6-2 総合演習 
事後   復習  2.0 
14回 事前   前回の確認  2.0 
授業   7-1 有形固定資産(購入と売却・修繕と改良の記帳) 
事後   復習  2.0 
15回 事前   前回の確認  2.0 
授業   8-1 その他の債権および債務(債権・債務の記帳) 
事後   復習  2.0 
16回 事前   前回の確認  2.0 
授業   9-1 税金(消費税・その他の税金の記帳)10-1 訂正仕訳 
事後   復習  2.0 
17回 事前   前回の確認  2.0 
授業   11-1 株式会社の資本(株式の発行・利益計算・剰余金の処理の記帳) 
事後   復習  2.0 
18回 事前   前回の確認  2.0 
授業   12-1 決算(1)収益と費用の見越し、繰り延べ 
事後   復習  2.0 
19回 事前   前回の確認  2.0 
授業   12-2 決算(2)決算整理事項 
事後   復習  2.0 
20回 事前   前回の確認  2.0 
授業   13-1 決算(3)その他の決算整理事項 
事後   復習  2.0 
21回 事前   前回の確認  2.0 
授業   13-2 決算(4)精算表の作成 
事後   復習  2.0 
22回 事前   前回の確認  2.0 
授業   14-1 決算(5)財務諸表の作成 
事後   復習  2.0 
23回 事前   前回の確認  2.0 
授業   15-1 主要簿と補助簿(1) 
事後   復習  2.0 
24回 事前   前回の確認  2.0 
授業   15-2 主要簿と補助簿(2) 
事後   復習  2.0 
25回 事前   前回の確認  2.0 
授業   16-1 伝票会計 
事後   復習  2.0 
26回 事前   前回の確認  2.0 
授業   8.伝票会計 
事後   復習  2.0 
27回 事前   前回の確認  2.0 
授業   (テキスト外)総まとめ記帳演習(1) 
事後   復習  2.0 
28回 事前   前回の確認  2.0 
授業   (テキスト外)総まとめ記帳演習(2) 
事後   復習  2.0 
29回 事前   前回の確認  2.0 
授業   (テキスト外)総まとめ記帳演習(3) 
事後   復習  2.0 
30回 事前   前回の確認  2.0 
授業   総まとめ 
事後   復習  2.0 
授業科目に関連する実務経験の内容とその経験を活かした授業の展開
 前職(高等学校商業科教員)で培った、科目「簿記」「財務会計」「原価計算」の指導経験を活かし、演習を重視したきめ細かな運営を行う。 
成績評価の基準と方法
課題に対するフィードバックの方法
 試験50% 演習評価(記帳演習時の提出物)30% 関心・意欲 20%
(80%以上の出席を前提とする。それ以下の場合、大きく不利となる) 
テキスト
No 著者名 書籍名 出版社 ISBN/ISSN
1. 資格の大原 簿記講座  『日商簿記3級課程テキスト』  大原出版株式会社  978-4-86486-996-6 
参考文献
No 著者名 書籍名 出版社 ISBN/ISSN
1. ネットスクール株式会社  『日商簿記検定模擬問題集3級』  ネットスクール出版   
関連ページ
備考
 本科目は、語学と同様、講義-演習の繰り返しです。よって、指示されたことに真摯に取り組む態度が不可欠です。講義を行ううえで障害となる行為(教材教具を持参しない、私語、勝手な出入りなど)が見受けられた時は、退室を求め、以後の講義への出席を認めないこともある。 
 また、科目の性質上電卓が必要となる。有用な機能について一斉指導を行う予定なので、カシオ製スクール電卓を購入してほしい。
 簿記関連科目に関するガイダンスを行うので、必ず参加すること。 
教員e-mailアドレス
saka0512あっとまーくsgu.ac.jp 
オフィスアワー
新札幌キャンパス511研究室 月曜日1講目水曜日4講目 ☆事前予約を優先する 
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