シラバス参照

講義名 消費者行動論 
英文科目名 Consumer Behavior 
科目ナンバー B00BAS2411,Q00BAS2403 
担当者

橋長 真紀子

科目群 専門科目 
対象学年 2年 
単位数
開講期間 後期 
曜日・時限・教室 後期 木曜日 1講時 301教室(新札幌)



授業のねらい
事業者が効果的かつ効率的にマーケティング活動を推進するためには、市場を構成する消費者のニーズや行動について、深い理解と的確な分析が必要である。価値観が多様化した現代において、消費者の消費行動に与える要因を考察し、消費者の立場に立った事業者の在り方について検討を行う。講義では、事例研究を行い、その企業の商品が若者のニーズに応えるものとするにはどうあるべきか、消費者の心理的側面を考慮に入れ検討する。 
履修者が到達すべき目標
1.消費者行動論の知識の習得に留まらず、その知識を応用する力、課題解決能力、コミュニケーション能力、表現力などの多面的な能力を習得する。
2.定性調査から消費者の深層心理を理解することができる。
3.消費者心理を抑えた企業の課題を分析できるようになる。  
ディプロマ・ポリシーとの関係
この授業は、経営学科ディプロマ・ポリシーの(1)(2)(3)に関係しています。 
授業の進め方
学修上の助言
【対面授業】前半は講義形式、後半は事例研究を行う。欠席は減点対象となる。講義で指定した課題や事例を調べてきたうえで、次回の授業に参加すること。 
アクティブ・ラーニングの要素の有無
後半の講義で、PBLを行う。 
ICTを活用した双方向型授業の有無
毎回の講義で、パソコンを使用する。 
授業内容・計画
回数 授業、事前・事後学修の内容 時間
1回 事前   シラバスを読んでくること  2 
授業   ガイダンス、消費者行動分析の基本フレーム 
事後   配付資料の復習  2 
2回 事前   該当ページの予習  2 
授業   消費者行動研究の系譜 
事後   授業の復習  2 
3回 事前   該当ページの予習  2 
授業   自己の消費行動と消費パターンの分析 
事後   授業の復習  2 
4回 事前   該当ページの予習  2 
授業   環境要因の変化と消費行動 
事後   授業の復習  2 
5回 事前   該当ページの予習  2 
授業   事例研究 
事後   授業の復習  2 
6回 事前   該当ページの予習  2 
授業   消費者情報処理の分析フレームと購買意思決定プロセス 
事後   授業の復習  2 
7回 事前   該当ページの予習  2 
授業   心理を読み解く「みる」「きく」「感じる」手法 
事後   授業の復習  2 
8回 事前   該当ページの予習  2 
授業   定性調査による消費者理解 
事後   授業の復習  2 
9回 事前   該当ページの予習  2 
授業   定性調査分析①:顧客分析 
事後   授業の復習  2 
10回 事前   該当ページの予習  2 
授業   定性調査分析②:顧客分析 
事後   授業の復習  2 
11回 事前   該当ページの予習  2 
授業   定性調査分析③:若者分析 
事後   授業の復習  2 
12回 事前   演習準備  2 
授業   若者の消費者心理を捉えた改善策の提案 
事後   課題の修正  2 
13回 事前   演習準備  2 
授業   若者の消費者心理を捉えた改善策の完成 
事後   課題の修正  2 
14回 事前   発表練習  2 
授業   発表 
事後   発表の振り返り  2 
15回 事前   無し  0 
授業   改善策の検討 
事後   最終レポート課題  4 
授業科目に関連する実務経験の内容とその経験を活かした授業の展開
金融機関、消費者教育支援センター、長岡大学を経て現職。専門は、消費者行動、消費者教育、金融教育。
主な業績: Financial education and financial behavior, A Research Agenda for Consumer Financial Behavior (Edward Elgar Publishing, 2023). Socially responsible crowdfunding across the globe: A comparative analysis of Swiss, Japanese, and Chinese university students, Technology in Society 73(2023).『パーソナルファイナンス教育の理論と実証―大学生の消費者市民力の育成―』(慶應義塾大学出版会2018)などがある。 
成績評価の基準と方法
課題に対するフィードバックの方法
出席、報告、討議への参加状況 60% レポート課題 40%
10回以上の出席が必要。 
テキスト
参考文献
No 著者名 書籍名 出版社 ISBN/ISSN
1. 青木幸弘、新倉貴士、佐々木壮太郎、松下光司  『消費者行動論 マーケティングとブランド構築への応用』  有斐閣  9784641124639 
2. 梅図順江  『この1冊ですべてわかる 心理マーケティングの基本』  日本実業出版社  9784534052858 
関連ページ
備考
授業に関する質問は、以下のメール宛てにお問い合わせください。
「札幌学院大学障がい学生の受入れ及び支援に関する基本方針」にもとづき合理的配慮を提供していますので、配慮が必要な場合には事前にご相談ください。 
教員e-mailアドレス
makikoh@sgu.ac.jp 
オフィスアワー
木曜日 12:20~13:10 616研究室 
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