シラバス参照

講義名 英語学A 
英文科目名 English Linguistics A 
科目ナンバー L00EXP3205 
担当者

山添 秀剛

科目群 英語学 
対象学年 3年 
単位数
開講期間 前期 
曜日・時限・教室 前期 金曜日 2講時 B-301教室



授業のねらい
 英語学は,英語を主要な研究対象にする言語学研究のひとつであり,その下位研究領域として音声学・音韻論・形態論・統語論・意味論・語用論・文体論・辞書学・英語史などがある。本講義では,英語学全般に関する重要な知見に触れながら,とくに認知言語学の観点から言語形式の「意味」がどのように説明されるのかを見る。ふだん意識することなく使用している言葉を立ち止まって眺めなおし,その根底にある人間の驚異的な営み(!?)を考察する。 
履修者が到達すべき目標
(1)英語学,認知言語学に関する基礎知識を習得する。
(2)英語の語彙・文法に関して言語学の観点から見つめなおす。
(3)言葉を認識と関連づけて理解する。 
ディプロマ・ポリシーとの関係
この授業は、英語英米文学科ディプロマ・ポリシーの(2), (3), (5), (6)に関係しています。 
授業の進め方
学修上の助言
 毎回事前に講義プリントを配布する。講義は,そのプリントに沿って進められていく。毎回順番に学生に意見や質問を求める。英文があれば,音読や解釈もしてもらう。
 予習の段階で講義プリントをしっかりと読み込んでおくこと。英文が出てきた場合は,基本的な文法事項を確認しながら一文一文丁寧に読み進め、正確に英文を読解しておいてほしい。また,講義に関連する文献を図書館で探し,読んでおくことも重要である。復習では,配布されたプリントを読み返しながらその言語データについて自分なりにさらに考察してほしい。学生の積極的な予習・復習を期待する。
 ふだんほとんど「意識せず」に使っている言葉を「意識」しよう。すると言葉の新たな視界が開けるはずだ! 
アクティブ・ラーニングの要素の有無
なし 
ICTを活用した双方向型授業の有無
なし 
授業内容・計画
回数 授業、事前・事後学修の内容 時間
1回 事前   シラバスを読んでおくこと  2.0 
授業   語学とは(1):様々な関連下位領域 
事後   配布プリントの授業でやった部分の復習  2.0 
2回 事前   配布プリントの予習  2.0 
授業   英語学とは(2):言語学の楽しみ 
事後   配布プリントの授業でやった部分の復習  2.0 
3回 事前   配布プリントの予習  2.0 
授業   意味の広がり(1):メタファーの定義 
事後   配布プリントの授業でやった部分の復習  2.0 
4回 事前   配布プリントの予習  2.0 
授業   意味の広がり(2):メタファーの性質 
事後   配布プリントの授業でやった部分の復習  2.0 
5回 事前   配布プリントの予習  2.0 
授業   意味の広がり(3):メタファーの種類 
事後   配布プリントの授業でやった部分の復習  2.0 
6回 事前   配布プリントの予習  2.0 
授業   意味の広がり(4):メトニミーの定義 
事後   配布プリントの授業でやった部分の復習  2.0 
7回 事前   配布プリントの予習  2.0 
授業   意味の広がり(5):メトニミーの性質 
事後   配布プリントの授業でやった部分の復習  2.0 
8回 事前   配布プリントの予習  2.0 
授業   意味の広がり(6):メトニミーの種類 
事後   配布プリントの授業でやった部分の復習  2.0 
9回 事前   配布プリントの予習  2.0 
授業   意味の広がり(7):シネクドキの定義・性質・種類 
事後   配布プリントの授業でやった部分の復習  2.0 
10回 事前   配布プリントの予習  2.0 
授業   意味の広がり(8):シネクドキとメトニミー 
事後   配布プリントの授業でやった部分の復習  2.0 
11回 事前   配布プリントの予習  2.0 
授業   意味の共時的つながり:多義ネットワーク 
事後   配布プリントの授業でやった部分の復習  2.0 
12回 事前   配布プリントの予習  2.0 
授業   意味の通時的つながり:文法化 
事後   配布プリントの授業でやった部分の復習  2.0 
13回 事前   配布プリントの予習  2.0 
授業   意味と様々な形式:構文 
事後   配布プリントの授業でやった部分の復習  2.0 
14回 事前   配布プリントの予習  2.0 
授業   足し算で解決しそうな意味:コロケーション 
事後   配布プリントの授業でやった部分の復習  2.0 
15回 事前   配布プリントの予習  2.0 
授業   足し算で解決しない意味:イディオム 
事後   配布プリントの授業でやった部分の復習  2.0 
授業科目に関連する実務経験の内容とその経験を活かした授業の展開
実務経験なし 
成績評価の基準と方法
課題に対するフィードバックの方法
期末試験(70%),宿題やコメント用紙の記述などによる平常点(30%) 
テキスト
No 著者名 書籍名 出版社 ISBN/ISSN
1. プリントを配布する。         
参考文献
No 著者名 書籍名 出版社 ISBN/ISSN
1. 瀬戸賢一・山添秀剛・小田希望  『認知言語学演習2 解いて学ぶ認知意味論』  大修館書店  9784469213638 
2. 瀬戸賢一・山添秀剛・小田希望  『認知言語学演習3 解いて学ぶ認知構文論』  大修館書店  9784469213645 
3. 吉村公宏  『はじめての認知言語学』  研究社  9784327421656 
4. 野村益寛  『ファンダメンタル認知言語学』  ひつじ書房  9784894766082 
5. 稲木昭子・堀田知子・沖田知子  『新えいご・エイゴ・英語学』  松柏社  9784775400043 
関連ページ
備考
・毎回辞書を持参すること。
・授業計画は状況により変更される場合もある。

(注意)授業回数の1/3である5回の欠席で,期末試験の受験資格を失い,評価対象外とする。
やむを得ない事情で欠席する場合は,下記アドレスまで「事前に」連絡すること。 
教員e-mailアドレス
sgu_yamazoe@yahoo.co.jp 
オフィスアワー
A館 5階 511 木曜日12:30-13:00。事前にアポを取ると確実! 
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