授業のねらい
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この授業では、メールの作成およびレポート・論文の作成に必要なスキル(技能)の習得と向上を目指す。
特にレポート作成に必要なスキルとして、まずは書き方の基本と論理的な文章の構成を学ぶとともに、情報の適切な扱い方、取捨選択の方法を学ぶ。自己流の文章から脱却し、研究倫理に則ったわかりやすく説得力のある文章の作成スキルを身につける。
論理的な文章は文学的な才能に関係なく書くことができる。一定の約束事を理解して準備し、書きあげればよいからである。大学で求められるレポート・論文は、高校までの感想文や小論文とはまったく異なる。一緒に一から学んでいこう。
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履修者が到達すべき目標
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大学および社会で求められる文章作成のスキルと研究倫理(文章作成上の不正行為に対する知識と意識)を身につけることがこの授業の到達目標である。
この授業で習得するスキルは、他科目におけるレポート・文章作成課題、4年次の卒業論文(卒業研究)などの作成や、社会に出てからの文章作成において活用できる。
今後、社会で生きていくために必要なスキルであるということを理解したうえで、目標に到達できるよう心がけてほしい。
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ディプロマ・ポリシーとの関係
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この授業は、経済学科、経営学科、人間科学科、英語英米文学科、こども発達学科のディプロマ・ポリシーの(1)に、法律学科ディプロマ・ポリシーの(6)と(7)に、臨床心理学科ディプロマ・ポリシーの(4)に関係している。
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授業の進め方 学修上の助言
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プリント、スライドを用いた講義形式と、小テストや練習問題などの演習形式を織り交ぜて授業を進め、知識とスキルの定着を促す。
授業で用いるプリントなどの教材は、授業に先立ってMoodleへアップロードするので、各自でプリントアウトをして授業に持参すること(プリントアウトは大学のパソコン教室でも可能なので、授業前までに必ず準備すること)。詳しくは第1回のガイダンスで説明する。
わからないことは放置せず、Moodleの「アカデミック・ライティングA」のコースで復習するか、教員に質問すること。
また、授業や課題、文章作成について気軽に質問・相談できる窓口として、授業期間中は「ライティング・オフィス」を開設している。詳しくは下部の「備考」に記載しているので、ぜひ活用してほしい。
なお、授業時間外でも積極的に書き言葉に触れるよう、読書を習慣づけよう。
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アクティブ・ラーニングの要素の有無
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積極的に課題のチェックを受け、質問するなど能動的な取り組みを期待する。
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ICTを活用した双方向型授業の有無
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教室での面接授業であるが、教材管理や授業の内容を問うチェックテストはMoodleを活用する。
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授業内容・計画
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回数
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授業、事前・事後学修の内容
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時間
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1回
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事前
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シラバスを読む
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2.0
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授業
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ガイダンス、ノートテイクと質問のコツ
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事後
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Moodleのチェックテストに取り組む
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2.0
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2回
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事前
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前回授業の復習
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2.0
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授業
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ビジネスメールの書き方
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事後
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Moodleのチェックテストに取り組む
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2.0
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3回
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事前
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前回授業の復習
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2.0
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授業
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レポートの種類、レポートのイメージをつかもう
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事後
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Moodleのチェックテストに取り組む
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2.0
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4回
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事前
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前回授業の復習
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2.0
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授業
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句読点と文字のルール、漢字とかなの使い分け
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事後
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Moodleのチェックテストに取り組む
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2.0
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5回
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事前
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前回授業の復習
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2.0
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授業
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情報リテラシーガイダンス
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事後
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Moodleのチェックテストに取り組む
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2.0
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6回
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事前
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前回授業の復習
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2.0
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授業
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レポートの割付(レイアウト)、レポートで使う記号と文字
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事後
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Moodleのチェックテストに取り組む
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2.0
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7回
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事前
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前回授業の復習
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2.0
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授業
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レポートの文体、レポート表現のテクニック(1)
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事後
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Moodleのチェックテストに取り組む
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2.0
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8回
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事前
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前回授業の復習
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2.0
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授業
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文のねじれの解消法
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事後
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Moodleのチェックテストに取り組む
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2.0
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9回
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事前
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前回授業の復習
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2.0
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授業
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段落を意識した文章作成
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事後
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Moodleのチェックテストに取り組む
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2.0
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10回
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事前
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前回授業の復習
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2.0
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授業
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他人発の情報の引用と要約
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事後
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Moodleのチェックテストに取り組む
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2.0
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11回
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事前
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前回授業の復習
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2.0
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授業
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出典と書誌情報の示し方
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事後
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Moodleのチェックテストに取り組む
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2.0
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12回
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事前
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前回授業の復習
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2.0
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授業
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個別指導
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事後
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個別指導に従い課題の作成に取り組む
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2.0
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13回
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事前
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前回授業の復習
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2.0
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授業
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他人発の情報の読解、レポート表現のテクニック(2)
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事後
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Moodleのチェックテストに取り組む
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2.0
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14回
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事前
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前回授業の復習
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2.0
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授業
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イメージを文章で伝える
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事後
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Moodleのチェックテストに取り組む
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2.0
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15回
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事前
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前回授業の復習
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2.0
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授業
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課題の講評、後期の予告
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事後
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Moodleのチェックテスト(総復習テスト)に取り組む
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2.0
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授業科目に関連する実務経験の内容とその経験を活かした授業の展開
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成績評価の基準と方法 課題に対するフィードバックの方法
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平常点20点、課題点80点の総合100点のうち60点以上を単位認定の対象とする。
【平常点】 ・学期中に複数回実施するチェックテストへの取り組みにより評価する。チェックテストは授業後にMoodleで受験すること。
【課題点】 ・学期中に複数回課す課題や授業内の小テストの取り組み・評点により評価する。
いずれも指示に従い期限厳守で取り組むこと。とくに授業内の小テストの未受験が重なると単位認定に大きく影響するため、やむを得ない場合を除き遅刻・欠席がないように注意すること。
なお、定期試験は行わない。
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テキスト
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参考文献
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関連ページ
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備考
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【ライティング・オフィス】
開設期間:前期授業期間の平日
対応時間: <江別キャンパス>月曜・水曜 11:00-14:00 <新札幌キャンパス>火曜・木曜・金曜 13:00-16:00
場所: <江別キャンパス>C館2階コラボレーションセンターSPACE2の隣室 <新札幌キャンパス>5C(5階演習室)
相談できること:「アカデミック・ライティング」の授業や課題についての質問やチェック&アドバイスに対応する。また、文章作成全般についても相談を受け付けている。気軽に利用してほしい。
予約・詳細はMoodleの「ライティング・オフィス2025」を確認すること。
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教員e-mailアドレス
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kishiあsgu.ac.jp (「あ」を@に置換する)
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オフィスアワー
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・欠席連絡、質問や相談などの問い合わせがある場合は、上記のアドレスまでメールすること。 ・面談を希望する場合は事前にメールでアポイントメントを取ること(研究室を不在にしていたり、他の来客があることもあるため)。
<研究室の所在地> ・岸本研究室:江別キャンパスC408(C館4階) ・新札幌キャンパスでの面談も可能
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画像
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