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講義名 地理歴史科教育法A(教・高) 
英文科目名 Geography & History Methodology of Teaching A 
科目ナンバー Y00EDU2108 
担当者

池田 考司

科目群 教職課程 
対象学年 2年 
単位数
開講期間 前期 
曜日・時限・教室 前期 月曜日 4講時 A-316教室



授業のねらい
高等学校地理歴史科の全体像を理解し、歴史総合を中心に、歴史教育の内容と方法を理解を図る。特に歴史資料の読み取り、調査・発表・討論等の学習を指導できる知識と技能の獲得を意識して授業を展開する。 
履修者が到達すべき目標
①高等学校地理歴史科の目標と構成を理解する。②日本と世界を融合した歴史総合の特徴と役割を理解する。③歴史資料の読み取り方、探究的学習と協働的な学習の方法と、その指導方法を獲得する。④ICT教育に対応できる情報機器の授業活用能力を獲得する。 
授業の進め方
学修上の助言
学生自身が毎回、主体的に考え、意見を述べ交流する機会を設ける。毎時間の発言・発表、リアクションペーパーの記述を重視し、評価・指導するので、積極的に学習していってほしい。 
アクティブ・ラーニングの要素の有無
有 
ICTを活用した双方向型授業の有無
有 
授業内容・計画
回数 授業、事前・事後学修の内容 時間
1 事前   特になし  2.0 
授業   オリエンテーション 歴史教育を振り返り、考える 
事後   学習内容を振り返る。  2.0 
2 事前   特になし  2.0 
授業   「歴史総合」「地理総合」・「日本史探究」「世界史探究」「地理探究」の登場背景 
事後   学習内容を振り返る。  2.0 
3 事前   テキスト該当ページを読む。  2.0 
授業   歴史探究A歴史の扉 歴史資料をみんなで読み解く 
事後   学習内容を振り返る。  2.0 
4 事前   テキスト該当ページを読む。  2.0 
授業   A近代化と私たち(1)近代化への問い 「近代化」の意義と課題を調べ話し合う 
事後   学習内容を振り返る。  2.0 
5 事前   テキスト該当ページを読む。  2.0 
授業   B近代化と私たち(2)結び付く世界と日本の開国 「尊皇攘夷」「開国」の授業 
事後   学習内容を振り返る。  2.0 
6 事前   テキスト該当ページを読む。  2.0 
授業   B近代化と私たち(3)国民国家と明治維新 「明治」を明治の北海道から考える 
事後   学習内容を振り返る。  2.0 
7 事前   テキスト該当ページを読む。  2.0 
授業   B近代化と私たち(4)近代化と現代的な諸課題 日清・日露戦争の授業を検討 
事後   学習内容を振り返る。  2.0 
8 事前   テキスト該当ページを読む。  2.0 
授業   C国際秩序の変化や大衆化と私たち(1)国際秩序の変化や大衆化への問い 
事後   学習内容を振り返る。  2.0 
9 事前   テキスト該当ページを読む。  2.0 
授業   C国際秩序の変化や大衆化と私たち(2)第一次世界大戦と大衆社会 大衆化 
事後   学習内容を振り返る。  2.0 
10 事前   テキスト該当ページを読む。  2.0 
授業   C国際秩序の変化や大衆化と私たち(3)経済危機と第二次世界大戦 恐慌 
事後   学習内容を振り返る。  2.0 
11 事前   授業案づくりを行う。  2.0 
授業   C国際秩序の変化や大衆化と私たち(4)国際秩序の現代的課題 授業づくり    
事後   授業案を振り返る。  2.0 
12 事前   テキスト該当ページを読む。  2.0 
授業   Dグローバル化と私たち(1)グローバル化への問い グローバル化の影響 
事後   学習内容を振り返る。  2.0 
13 事前   テキスト該当ページを読む。  2.0 
授業   Dグローバル化と私たち(2)冷戦と世界経済 在日米軍基地を考える 
事後   学習内容を振り返る。  2.0 
14 事前   テキスト該当ページを読む。  2.0 
授業   Dグローバル化と私たち(3)世界秩序の変容と日本 「グローバル・サウス」 
事後   学習内容を振り返る。  2.0 
15 事前   授業案づくりを行う。  2.0 
授業   Dグローバル化と私たち(4)現代的な諸課題の形成と展望 授業づくり 
事後   授業案を振り返る。  2.0 
授業科目に関連する実務経験の内容とその経験を活かした授業の展開
現場教師としての授業づくり、授業実践、生徒への指導の経験を活かしながら学生への臨場感・具体性のある授業を行う。 
成績評価の基準と方法
課題に対するフィードバックの方法
毎時間のリアクションペーパーの記述、討論・発表等の状況の記録(50%)、試験(50%) 
テキスト
No 著者名 書籍名 出版社 ISBN/ISSN
1. 文部科学省  『高等学校学習指導要領解説(地理歴史)』  東洋館出版社  9784491036410 
2. 教科書  『詳述歴史総合』  実教出版  9784407204780 
参考文献
No 著者名 書籍名 出版社 ISBN/ISSN
1. 教科書  『詳説世界史 世界史探究』  山川出版  978-4634701311 
2. 教科書  『日本史探究』  実教出版  978-4407205077 
3. 歴史教育者協議会  『世界と日本をむすぶ「歴史総合」の授業』  大月書店  9784272405978 
4. 加藤公明  『考える日本史授業5』  地歴社  9784885272448 
5. 島村圭一  『問いでつくる歴史総合・日本史探究・世界史探究』  東京法令出版  9784809064746 
関連ページ
備考
毎時間、配布資料を中心に、テキストの学習指導要領、教科書も使用して授業を行うのでテキストを購入しておくこと。参考文献は授業の中で紹介するので積極的に読んでほしい。教科内容の理解も重要な目標になるので、教科書の内容は自主的に読み込んでほしい。 
教員e-mailアドレス
ko.ikeda(アット)sgu.ac.jp 
オフィスアワー
月曜日10:00~12:00 火曜日13:00~14:00 事前の連絡があれば、上記以外の時間も対応します。遠慮せず、相談や学習のために来室してください。 
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