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講義名 社会科教育法A(教・中) 
英文科目名 Teaching Method of Social Studies A 
科目ナンバー Y00EDU2101 
担当者

池田 考司

科目群 教職課程 
対象学年 2年 
単位数
開講期間 前期 
曜日・時限・教室 前期 火曜日 5講時 A-316教室



授業のねらい
社会科教諭志望者の最初の履修科目として、社会科・中学校社会科についての基本的・原理的な理解を図る。社会科教育法他科目における各分野の学習の基盤となる知識を得る。 
履修者が到達すべき目標
①中学校社会科の目標と構成を理解する。②社会変動期における中学校社会科のあり方を主体的に考察する。③毎時間の思考・発表・交流により、社会科教師として必要な能力の形成を図る。④ICT教育に対応できる情報機器の授業活用能力を獲得する。 
授業の進め方
学修上の助言
学生自身が毎回、主体的に考え、意見を述べ交流する機会を設ける。毎時間の発言・発表、リアクションペーパーの記述を重視し、評価・指導するので、積極的に学習していってほしい。 
アクティブ・ラーニングの要素の有無
有 
ICTを活用した双方向型授業の有無
有 
授業内容・計画
回数 授業、事前・事後学修の内容 時間
1 事前   特になし  2.0 
授業   オリエンテーション  中学高校時代の社会科授業の振り返り・交流 
事後   学習の中での気づきを整理する。  2.0 
2 事前   特になし  2.0 
授業   中学生にとっての社会科 思春期学校としての中学校(映像資料)  
事後   学習内容をもとに自身の中学校時代を振り返る。  2.0 
3 事前   特になし  2.0 
授業   社会科教育の役割 小学校・中学校・高校の社会科教育の体系 社会認識 
事後   社会認識とは何かをまとめてみる。  2.0 
4 事前   特になし  2.0 
授業   社会科教育の歴史概論 戦後、高度成長期、産業構造の変化、グローバル化 
事後   学習内容を振り返り、概要を整理してみる。  2.0 
5 事前   中学校学習指導要領解説 社会編を読んでみる。  2.0 
授業   中学校学習指導要領の変遷 テキストを使って検討・発表する 
事後   学習内容を振り返り、概要を整理してみる。  2.0 
6 事前   特になし  2.0 
授業   社会科教育史①戦後民主主義と社会科 市民形成と社会科の役割  
事後   学習内容を振り返り、概要を整理してみる。  2.0 
7 事前   「コンピテンシー」とは何か調べてみる。  2.0 
授業   社会科教育史②共通学力と労働力の育成へ 今、コンピテンシーへ  
事後   学習内容を振り返り、概要を整理してみる。  2.0 
8 事前   北海道の経済・社会状況を調べてみる。  2.0 
授業   社会科教育史③地域と社会科 過疎地北海道における社会科 地元の未来 
事後   学習内容を振り返り、概要を整理してみる。  2.0 
9 事前   特になし  2.0 
授業   社会科教育史④学力保障VSゆとり教育 どちらを重視すべきかディベートする 
事後   学習内容を振り返り、概要を整理してみる。  2.0 
10 事前   特になし  2.0 
授業   社会科教育史⑤政治・経済の変動と社会科 社会科の役割のミニ・プレゼン 
事後   学習内容を振り返り、概要を整理してみる。  2.0 
11 事前   特になし  2.0 
授業   社会科教育の転換①教えから学びへ これからの授業像を討論する 
事後   学習内容を振り返り、概要を整理してみる。  2.0 
12 事前   ICT授業体験を振り返ってみる。  2.0 
授業   社会科教育の転換②教室内から社会へ、ICT中心へ 授業像を想像し、交流 
事後   学習内容を振り返り、概要を整理してみる。  2.0 
13 事前   SDGsについて調べてみる。  2.0 
授業   社会科教育の転換③SDGsと社会科 未来のための社会科を考え、発表交流 
事後   学習内容を振り返り、概要を整理してみる。  2.0 
14 事前   特になし  2.0 
授業   社会科教育の転換④どんな授業をつくる? つくりたい中学校社会科授業提案 
事後   つくりたい中学校社会科授業提案を準備する。  2.0 
15 事前   つくりたい中学校社会科授業提案を準備する。  2.0 
授業   まとめ どんな中学校社会科教育をつくるのか 前時の「提案」の発表交流 
事後   学習内容を振り返り、概要を整理してみる。  2.0 
授業科目に関連する実務経験の内容とその経験を活かした授業の展開
現場教師としての授業づくり、授業実践、生徒への指導の経験を活かしながら学生への臨場感・具体性のある授業を行う。 
成績評価の基準と方法
課題に対するフィードバックの方法
毎時間のリアクションペーパーの記述、討論・発表等の状況の記録(50%)、試験(50%) 
テキスト
No 著者名 書籍名 出版社 ISBN/ISSN
1. 文部科学省  『中学校学習指導要領解説 社会編』  東洋館出版社  9784491034713 
2. 教科書  『社会科 中学生の地理 世界の姿と日本の国土』  帝国書院  9784807164783 
3. 教科書  『新しい社会 公民』  東京書籍  9784487123339 
4. 教科書  『問いを生み出す学び舎歴史教科書』  学び舎  9784910092126 
5. 川原茂雄・山本政俊・池田考司  『主権者教育を始めよう』  明石書店   
参考文献
No 著者名 書籍名 出版社 ISBN/ISSN
1. 文部科学省  『「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料 中学校 社会』  東洋館出版社  9784491041339 
2. アーネー・リンドクウィスト  『あなた自身の社会』  新評論  9784794802910 
3. 池田考司他  『みんなでつくろう!SDGs授業プラン』  旬報社  9784845117475 
4. 池田考司他  『感染症を学校でどう教えるか』  明石書店  9784750351346 
5. 宮町良広他  『地域学』  古今書院  9784772253512 
関連ページ
備考
毎時間、配布資料を中心に、テキストの学習指導要領、教科書も使用して授業を行うのでテキストを購入しておくこと。参考文献は授業の中で紹介するので積極的に読んでほしい。教科内容の理解も重要な目標になるので、教科書の内容は自主的に読み込んでほしい。社会科教育法A→B→C→Dと順次履修してほしい。また、教科内容の獲得のため、中学校教師志望者も高校地理歴史科教育法、高校公民科教育法も履修することが望ましい。 
教員e-mailアドレス
ko.ikeda(アット)sgu.ac.jp 
オフィスアワー
月曜日10:00~12:00 火曜日13:00~14:00 事前の連絡があれば、上記以外の時間も対応します。遠慮せず、相談や学習のために来室してください。 
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