シラバス参照

講義名 民法A(総則・物権) 
英文科目名 Civil Law A (General Provisions and Property Law) 
科目ナンバー JK0BAS2005 
担当者

田處 博之

科目群 学部コア科目共通(選択必修) 
対象学年 2年 
単位数
開講期間 通年 
曜日・時限・教室 前期 月曜日 1講時 D-202教室
後期 月曜日 1講時 D-202教室



授業のねらい
 民法を概説する。 
履修者が到達すべき目標
 民法を理解する。 
授業の進め方
学修上の助言
 講義による。授業には出席すること。 
アクティブ・ラーニングの要素の有無
なし 
ICTを活用した双方向型授業の有無
なし 
授業内容・計画
回数 授業、事前・事後学修の内容 時間
1 事前    教科書該当頁の熟読  2.0 
授業    民法のうち、総則と物権法の部分を扱う。民法については、すでに1年次配当の民法入門で概観し、民法がどんな法なのかは、なんとなくであっても感じ取ってもらえていることと思う。それを踏まえて、この民法Aの授業では、総則における、また、物権をめぐる各種の問題について少し本格的にみていく。債権をめぐる各種の問題については民法Bの授業で概説されるので、民法Bとこの民法Aとを併せて履修することで、民法(財産法)についての一通りの知識を得ることができることになる。
 授業は、民法入門で授業されたこととの重複をいとわずに進めていくので、民法入門の履修を前提とするものではない。したがって、民法入門を履修していなくても(あるいは単位を認定されていなくても)、この授業の履修は十分可能である。とはいえ、民法入門とは異なって少々(あくまで少々)本格的な学習を目指すものなので、ある程度は難解な内容も含まれてくることを承知しておいて欲しい。もっとも、本格的な学習といっても、あくまで学部の授業として総則・物権法を概説するものなので、公務員試験や、司法書士試験などの各種の資格試験には対応していない。各種試験を目指す者は、別途、それ用の自学自習が必須である。
 授業は講義により、教科書として潮見佳男『民法(全) 第3版』(有斐閣・令和4年・5060円・978-4-641-13885-8)を用いる。また、六法が要る。六法は令和6年版で、三省堂または有斐閣のものを購入すること。その他、理解の助けとなるものとして、法律学辞典を一冊買っておくことを強くお奨めする。法律学では、日常用語にはない専門用語がたくさん出てくるし、また、日常用語と同じ表現の言葉が違った意味で用いられることもよくあるので、法律学辞典が手許にあると非常に便利だからである。各社から複数出版されているが、高橋和之・伊藤眞・小早川光郎・能見善久・山口厚(編集代表)『法律学小辞典 第5版』(有斐閣・平成28年・4950円・978-4-641-00029-2)がお買い得だと思う。
 講義は教科書の記述に忠実に進める。ただし、限られた時間を有効活用するため、また、講義の進めやすさ、聞きやすさを考えると、教科書の記述を濃淡なく講義することにはならないし、また、講義する順序も教科書の頁数どおりではない。講義の流れの大まかなイメージは以下のとおりだが、状況をみながら臨機応変に順序を変えていくので、以下はあくまで参考に過ぎない。(1)権利の主体、(2)失踪宣告、(3)意思能力、(4)行為能力、(5)法人、(6)物、(7)心裡留保、(8)通謀虚偽表示、(9)錯誤、(10)詐欺・強迫、(11)不当な法律行為、(12)無効と取消し、(13)代理制度、(14)無権代理と表見代理、(15)取得時効、(16)消滅時効、(17)物権の意義、(18)物権的請求権、(19)不動産物権変動、(20)動産物権変動、(21)占有、(22)所有権の取得、(23)共有、(24)用益物権、(25)法定担保物権、(26)抵当権の意義、(27)抵当不動産の使用収益、(28)抵当権の実行、(29)根抵当、(30)非典型担保 
事後    教科書の読み返し  2.0 
2 事前    教科書該当頁の熟読  2.0 
授業    素材の提供と検討 
事後    教科書の読み返し  2.0 
3 事前    教科書該当頁の熟読  2.0 
授業    素材の提供と検討 
事後    教科書の読み返し  2.0 
4 事前    教科書該当頁の熟読  2.0 
授業    素材の提供と検討 
事後    教科書の読み返し  2.0 
5 事前    教科書該当頁の熟読  2.0 
授業    素材の提供と検討 
事後    教科書の読み返し  2.0 
6 事前    教科書該当頁の熟読  2.0 
授業    素材の提供と検討 
事後    教科書の読み返し  2.0 
7 事前    教科書該当頁の熟読  2.0 
授業    素材の提供と検討 
事後    教科書の読み返し  2.0 
8 事前    教科書該当頁の熟読  2.0 
授業    素材の提供と検討 
事後    教科書の読み返し  2.0 
9 事前    教科書該当頁の熟読  2.0 
授業    素材の提供と検討 
事後    教科書の読み返し  2.0 
10 事前    教科書該当頁の熟読  2.0 
授業    素材の提供と検討 
事後    教科書の読み返し  2.0 
11 事前    教科書該当頁の熟読  2.0 
授業    素材の提供と検討 
事後    教科書の読み返し  2.0 
12 事前    教科書該当頁の熟読  2.0 
授業    素材の提供と検討 
事後    教科書の読み返し  2.0 
13 事前    教科書該当頁の熟読  2.0 
授業    素材の提供と検討 
事後    教科書の読み返し  2.0 
14 事前    教科書該当頁の熟読  2.0 
授業    素材の提供と検討 
事後    教科書の読み返し  2.0 
15 事前    教科書該当頁の熟読  2.0 
授業    素材の提供と検討 
事後    教科書の読み返し  2.0 
16 事前    教科書該当頁の熟読   
授業    
事後    教科書の読み返し   
17 事前    教科書該当頁の熟読   
授業    
事後    教科書の読み返し   
18 事前    教科書該当頁の熟読   
授業    
事後    教科書の読み返し   
19 事前    教科書該当頁の熟読   
授業    
事後    教科書の読み返し   
20 事前    教科書該当頁の熟読   
授業    
事後    教科書の読み返し   
21 事前    教科書該当頁の熟読   
授業    
事後    教科書の読み返し   
22 事前    教科書該当頁の熟読   
授業    
事後    教科書の読み返し   
23 事前    教科書該当頁の熟読   
授業    
事後    教科書の読み返し   
24 事前    教科書該当頁の熟読   
授業    
事後    教科書の読み返し   
25 事前    教科書該当頁の熟読   
授業    
事後    教科書の読み返し   
26 事前    教科書該当頁の熟読   
授業    
事後    教科書の読み返し   
27 事前    教科書該当頁の熟読   
授業    
事後    教科書の読み返し   
28 事前    教科書該当頁の熟読   
授業    
事後    教科書の読み返し   
29 事前    教科書該当頁の熟読   
授業    
事後    教科書の読み返し   
30 事前    教科書該当頁の熟読   
授業    
事後    教科書の読み返し   
授業科目に関連する実務経験の内容とその経験を活かした授業の展開
なし 
成績評価の基準と方法
課題に対するフィードバックの方法
 定期試験の結果のみにより単位認定(成績評価)する。なお、例年、試験期が近づくと、試験範囲や試験問題などの問い合わせに研究室を訪れる例がみられるが、事情のいかんにかかわらず、授業時以外は、一切問い合わせを受け付けない。不明の点があれば、授業時に教室で問い合わせること。 
テキスト
No 著者名 書籍名 出版社 ISBN/ISSN
1.   『潮見佳男『民法(全) 第3版』(有斐閣・令和4年・5060円・978-4-641-13885-8)』     
2.   『六法(令和6年版で、三省堂または有斐閣のもの)』     
参考文献
No 著者名 書籍名 出版社 ISBN/ISSN
1.   『高橋和之・伊藤眞・小早川光郎・能見善久・山口厚(編集代表)『法律学小辞典 第5版』(有斐閣・平成28年・4950円・978-4-641-00029-2)』     
関連ページ
備考
教員e-mailアドレス
tadokoro@e.sgu.ac.jp 
オフィスアワー
月金昼休み 
画像
ファイル


PAGE TOP