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講義名 地方自治論 
英文科目名 Local government system 
科目ナンバー JK0EXP2804 
担当者

堀池 航洋

科目群 専門科目(他コース) 
対象学年 2年 
単位数
開講期間 後期 
曜日・時限・教室 後期 木曜日 1講時 D-202教室



授業のねらい
この授業では、主に地方自治体レベルにおける行政の基本的な知識・理論を学び、現実の行政活動を捉えるための基礎となる視座を獲得することを目的としています。具体的には、「住民参加」・「公共サービスと効率性」・「集権・分権と自由」といったキーワードを軸に、地方行政と地方自治における様々な制度・仕組みや、関連するアクター(住民・首長・自治体組織・議会)の役割と機能、地域における実際の政治行政過程に関する理解を深め、習得した知識を自ら活用するための土台の構築を目指します。 
履修者が到達すべき目標
・地方行政と地方自治に関する基本的な知識と主要な理論を習得し、それらを説明できる。
・地方自治体を取り巻く様々な課題を理解し、その内容を説明できる。
・地域における課題を自らの問題として主体的に捉え、習得した知識や理論を用いて自らの考えを述べることができる。 
授業の進め方
学修上の助言
[授業の進め方]
この授業では、各回のテーマについて講義形式で学びます。そのため授業前には、必ず指定された教科書の該当箇所を読んでくること。また、授業後には教科書やノート、配布された資料などで講義内容を復習し、疑問点などがあれば講義終了時に質問してください。授業では講義内容を補足する資料を適宜配布することがありますが、各回の内容については必ずノートを取ってください。また、扱うトピックに関して少人数グループでのディスカッションを行う場合があります。受講生はディスカッションやグループワークにも積極的に取り組んでください。
[学修上の助言]
この授業では、日常生活で見聞きする地方行政・地方自治に関連するトピックを取り上げます。そのため、日頃から新聞やニュースなどに目を通し、現実の地方自治体の動きを追っておくことが望ましい。 
アクティブ・ラーニングの要素の有無
この授業では、ディスカッションおよびグループワークを行います。 
ICTを活用した双方向型授業の有無
特になし 
授業内容・計画
回数 授業、事前・事後学修の内容 時間
1 事前   教科書の該当箇所の確認  2.0 
授業   イントロダクション:本講義の概要と目標を確認。地方行政・地方自治とは何かを理解する 
事後   授業の復習  2.0 
2 事前   教科書の該当箇所の確認  2.0 
授業   地方自治と住民:地方自治のなかで住民がどのように位置づけられるかを理解する 
事後   授業の復習  2.0 
3 事前   教科書の該当箇所の確認  2.0 
授業   地方自治と選挙:地方自治における首長選挙・議会選挙の役割と意義について理解する 
事後   授業の復習  2.0 
4 事前   教科書の該当箇所の確認  2.0 
授業   地方自治と首長・議会:首長と議会それぞれの役割・活動、両者の関係を理解する 
事後   授業の復習  2.0 
5 事前   教科書の該当箇所の確認  2.0 
授業   地方自治体の組織:自治体組織の構成、役割、位置づけと、その実態について理解する 
事後   授業の復習  2.0 
6 事前   教科書の該当箇所の確認  2.0 
授業   地方自治体の人事:地方公務員の役割と実態、および第一線職員について理解する 
事後   授業の復習  2.0 
7 事前   教科書の該当箇所の確認  2.0 
授業   地方自治体の財政:地方税や地方交付税などの地方財政の制度・仕組みについて理解する 
事後   授業の復習  2.0 
8 事前   教科書の該当箇所の確認  2.0 
授業   地方自治体と国:日本における地方自治体の発展と、中央地方関係について理解する 
事後   授業の復習  2.0 
9 事前   教科書の該当箇所の確認  2.0 
授業   地方自治体の政策①:基本的な政策過程モデルと自治体政策の類型を理解する 
事後   授業の復習  2.0 
10 事前   教科書の該当箇所の確認  2.0 
授業   地方自治体の政策②:地方自治体の総合計画と政策の関係を理解する 
事後   授業の復習  2.0 
11 事前   教科書の該当箇所の確認  2.0 
授業   自治体政策の事例①:人口減少・少子高齢化・財政難等の自治体の政策課題を理解する 
事後   授業の復習  2.0 
12 事前   教科書の該当箇所の確認  2.0 
授業   自治体政策の事例②:自治会や町内会などの市民社会組織の役割を理解する 
事後   授業の復習  2.0 
13 事前   教科書の該当箇所の確認  2.0 
授業   自治体政策の事例③:広域行政と大都市行政の制度や仕組み、その役割を理解する 
事後   授業の復習  2.0 
14 事前   教科書の該当箇所の確認  2.0 
授業   自治体政策の事例④:地方自治体の総合戦略や条例の仕組み・役割を、事例から理解する 
事後   授業の復習  2.0 
15 事前   ここまでの内容の振り返り  2.0 
授業   まとめ:講義内容を振り返るとともに、地方自治についての理解を深める 
事後   期末試験の準備  2.0 
授業科目に関連する実務経験の内容とその経験を活かした授業の展開
特になし 
成績評価の基準と方法
課題に対するフィードバックの方法
下記の成績から総合的に評価する。
①期末試験:60%
②中間テスト:30%
③講義内グループワーク課題:10% 
テキスト
No 著者名 書籍名 出版社 ISBN/ISSN
1. 北山俊哉・稲継裕昭編  『テキストブック地方自治 第3版』  東洋経済新報社  978-4-492-21248-6 
参考文献
No 著者名 書籍名 出版社 ISBN/ISSN
1. 大森彌・大杉覚  『これからの地方自治の教科書 改訂版』  第一法規株式会社  978-4-474-07699-0 
2. 入江容子・京俊介編  『地方自治入門』  ミネルヴァ書房  978-4-623-08938-3 
関連ページ
備考
この授業では、主に地方自治体レベルにおける行政の基本的な知識・理論を扱います。国レベルの行政については「行政学」の授業で扱います。 
教員e-mailアドレス
horii-k(α)e.sgu.ac.jp 
オフィスアワー
火曜日12:20-13:00
水曜日12:20-13:00 
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