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講義名 刑法入門 
英文科目名 Introduction to criminal law 
科目ナンバー JK0BAS1010 
担当者

高田 耕平

科目群 学部コア科目(選択必修) 
対象学年 1年 
単位数
開講期間 後期 
曜日・時限・教室 後期 水曜日 3講時 D-202教室



授業のねらい
 刑法は、犯罪と刑罰を定める法律です。すなわち、刑法は、どのような行為が犯罪となるのか(要件)、それに対してどのような刑罰が科されるのか(効果)を規定する法律です。

 刑法総論のうち、刑法の基本原則、構成要件、違法性を中心に、基本的な知識・理解を得ることを目的とします。 
履修者が到達すべき目標
 刑事裁判は、被告人が罪を犯したのか否か(犯罪の成否)、犯罪が成立する場合にどのような刑罰を科すか(刑罰の内容)を判断する手続です。
 刑法総論は、このような現実の刑事裁判で作用している理論、すなわち、犯罪の成立要件に関する「犯罪論」と刑罰の適用に関する「刑罰論」を扱う学問領域です。
 
 刑法総論の基本原理・基本概念・基本条文について理解をし、具体的な事例や論点に対して論述することのできる能力を身につけることを到達目標とします。 
授業の進め方
学修上の助言
 講義形式で進めます。定期的に小テストを行い、理解度を確認します。
 授業では六法とテキストを使用します。時間外学習においても、六法を適宜確認しながらテキストを読み込む方法で学習することを勧めます。 
アクティブ・ラーニングの要素の有無
 小テストを実施します。 
ICTを活用した双方向型授業の有無
 無 
授業内容・計画
回数 授業、事前・事後学修の内容 時間
1 事前   授業の予習  2.0 
授業   授業ガイダンス、刑法総論の基礎(1) 刑法の意義、目的 
事後   授業の復習  2.0 
2 事前   授業の予習  2.0 
授業   刑法総論の基礎(2) 刑法の基本原則【罪刑法定主義、責任主義等】、犯罪論の体系(1) 
事後   授業の復習  2.0 
3 事前   授業の予習  2.0 
授業   刑法総論の基礎(3) 刑法の基本原則【罪刑法定主義、責任主義等】、犯罪論の体系(2) 
事後   授業の復習  2.0 
4 事前   授業の予習  2.0 
授業   構成要件(1) 構成要件の意義、要素 
事後   授業の復習  2.0 
5 事前   授業の予習  2.0 
授業   構成要件(2) 実行行為、因果関係【不作為犯論、間接正犯論、因果関係論等】(1) 
事後   授業の復習  2.0 
6 事前   授業の予習  2.0 
授業   構成要件(3) 実行行為、因果関係【不作為犯論、間接正犯論、因果関係論等】(2) 
事後   授業の復習  2.0 
7 事前   授業の予習  2.0 
授業   構成要件(4) 実行行為、因果関係【不作為犯論、間接正犯論、因果関係論等】(3) 
事後   授業の復習  2.0 
8 事前   授業の予習  2.0 
授業   構成要件(5) 故意論、錯誤論、過失犯論(1) 
事後   授業の復習  2.0 
9 事前   授業の予習  2.0 
授業   構成要件(6) 故意論、錯誤論、過失犯論(2) 
事後   授業の復習  2.0 
10 事前   授業の予習  2.0 
授業   構成要件(7) 故意論、錯誤論、過失犯論(3) 
事後   授業の復習  2.0 
11 事前   授業の予習  2.0 
授業   違法性(1) 違法性の意義、違法性の実質 
事後   授業の復習  2.0 
12 事前   授業の予習  2.0 
授業   違法性(2) 正当防衛、緊急避難(1) 
事後   授業の復習  2.0 
13 事前   授業の予習  2.0 
授業   違法性(3) 正当防衛、緊急避難(2) 
事後   授業の復習  2.0 
14 事前   授業の予習  2.0 
授業   違法性(4) 正当防衛、緊急避難(3) 
事後   授業の復習  2.0 
15 事前   授業の予習  2.0 
授業   違法性(5) 超法規的違法性阻却事由 
事後   授業の復習  2.0 
授業科目に関連する実務経験の内容とその経験を活かした授業の展開
 担当教員は、日常業務として刑事事件を取り扱う現役弁護士です。
 理論的視点と実務的視点の双方を取り入れた実践的な授業を行います。 
成績評価の基準と方法
課題に対するフィードバックの方法
 定期試験で評価します。 
テキスト
No 著者名 書籍名 出版社 ISBN/ISSN
1. 島伸一ほか  『たのしい刑法Ⅰ総論〔第3版〕』  弘文堂   
参考文献
No 著者名 書籍名 出版社 ISBN/ISSN
1. 前田雅英  『最新重要判例250刑法〔第13版〕』  弘文堂   
2. 山口厚ほか  『刑法判例百選Ⅰ〔総論 第8版〕』  有斐閣   
関連ページ
備考
 授業では、六法とテキストを使用します。必ず持参するようにして下さい。

※ 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、授業開始日以降に授業内容・計画、成績評価方法が変更となる場合があります。 
教員e-mailアドレス
takada-law@bcj.ne.jp 
オフィスアワー
1. 毎週水曜日の12:20~13:00の時間帯
2. 毎週水曜日の16:20~17:40の時間帯

※ 前日までにメール<takada-law@bcj.ne.jp>にて連絡して下さい(但し、業務の都合で不在の場合には再調整します) 
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