シラバス参照

講義名 憲法B(統治機構) 
英文科目名 Constitutional Law B (Government and Structual Issues) 
科目ナンバー J00BAS2003 
担当者

伊藤 雅康

科目群 学部コア科目共通(選択必修) 
対象学年 2年 
単位数
開講期間 前期 
曜日・時限・教室 前期 火曜日 2講時 E-402教室



授業のねらい
 日本国憲法はの内容は大きく分けると、基本的人権の保障を定める部分と統治のしくみを定める部分に分かれます。1年次の「憲法A(人権)」では、そのうちの基本的人権の保障を定める部分を取り扱いました。この科目では、憲法のもう一つの柱である統治のしくみを定める部分について、一般的な理解を学ぶとともに、学説上の、あるいは学説と政府解釈との対立について学びます。 
履修者が到達すべき目標
 統治のしくみを定める部分については、「憲法入門」で主に組織や権限について基本的なことを勉強しました。この科目では、それを超えて、条文の解釈をめぐる争いを取り上げますので、履修者は、その対立の状況を理解することが目標となります。また、国家機関全体の関係をどのようにとらえるかという統治の原理に関しても、理解を深めましょう。 
 そして、公権力をコントロールするという憲法の役割を踏まえて、統治のしくみ全体について考えましょう。 
授業の進め方
学修上の助言
1 講義形式で行います。授業の最後に、その日の授業の内容についての課題を提示し、それに関する文章を書いて提出してもらいます。
2 毎回、テキストの関連箇所を読んで授業に臨んでもらいます。授業ではそれに解説を加え、あるいはそれを利用しながら話を進めます。あくまでも勉強の出発点は皆さん自身の関心です。この予習によって、長い90分の授業のなかでどこに気持ちを集中させるか見当をつけるようにしましょう。
3.現実に発生した問題を例にとりますから、日々のニュースに目を通しておくと話を理解しやすいでしょう。前期は常会(通常国会)の会期を含みますので、それらに関する話題にふれることになるでしょう。 
アクティブ・ラーニングの要素の有無
なし。 
ICTを活用した双方向型授業の有無
なし。 
授業内容・計画
回数 授業、事前・事後学修の内容 時間
1 事前   シラバスを読む。  2.0 
授業   ガイダンス 
事後   授業で提示された参考文献について確認する。  2.0 
2 事前   テキストの関連箇所を読む。  2.0 
授業   議院内閣制 
事後   授業で疑問に思ったことについて、調べる。  2.0 
3 事前   テキストの関連箇所を読む。  2.0 
授業   国会(1) - 国会の地位 
事後   授業で疑問に思ったことについて、調べる。  2.0 
4 事前   テキストの関連箇所を読む。  2.0 
授業   国会(2) - 国会の構成と活動 
事後   授業で疑問に思ったことについて、調べる。  2.0 
5 事前   テキストの関連箇所を読む。  2.0 
授業   内閣 
事後   授業で疑問に思ったことについて、調べる。  2.0 
6 事前   テキストの関連箇所を読む。  2.0 
授業   財政 
事後   授業で疑問に思ったことについて、調べる。  2.0 
7 事前   テキストの関連箇所を読む。  2.0 
授業   地方自治 
事後   授業で疑問に思ったことについて、調べる。  2.0 
8 事前   テキストの関連箇所を読む。  2.0 
授業   司法(1) - 司法権 
事後   授業で疑問に思ったことについて、調べる。  2.0 
9 事前   テキストの関連箇所を読む。  2.0 
授業   司法(2) - 違憲審査制度 
事後   授業で疑問に思ったことについて、調べる。  2.0 
10 事前   テキストの関連箇所を読む。  2.0 
授業   統治の基本構造 
事後   授業で疑問に思ったことについて、調べる。  2.0 
11 事前   テキストの関連箇所を読む。  2.0 
授業   国民主権 
事後   授業で疑問に思ったことについて、調べる。  2.0 
12 事前   テキストの関連箇所を読む。  2.0 
授業   国民代表と政党 
事後   授業で疑問に思ったことについて、調べる。  2.0 
13 事前   テキストの関連箇所を読む。  2.0 
授業   象徴天皇制 
事後   授業で疑問に思ったことについて、調べる。  2.0 
14 事前   テキストの関連箇所を読む。  2.0 
授業   平和主義(1) - 憲法前文と第9条 
事後   授業で疑問に思ったことについて、調べる。  2.0 
15 事前   テキストの関連箇所を読む。  2.0 
授業   平和主義(2) - 9条裁判、現実の展開 
事後   授業で疑問に思ったことについて、調べる。  2.0 
授業科目に関連する実務経験の内容とその経験を活かした授業の展開
実務経験なし。 
成績評価の基準と方法
課題に対するフィードバックの方法
 毎回提出してもらう課題に関する文章を50点満点で評価し、期末試験を50点満点で評価したうえで、合計点を成績とします。 
テキスト
No 著者名 書籍名 出版社 ISBN/ISSN
1. 本秀紀編著  『憲法講義〔第3版〕』  日本評論社  9784535525634 
参考文献
関連ページ
備考
・この科目は学部コア科目に位置付けられています。
・授業中、他人に迷惑をかける行為(私語等)をした場合には、平常点を減らします。
・テキストは生協の教科書販売コーナーで入手できます。 
教員e-mailアドレス
ito.masa@e.sgu.ac.jp 
オフィスアワー
1号館2階1-211研究室 毎週火曜日12:20-13:00、水曜日12:20-13:00 
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