シラバス参照

講義名 行政学 
英文科目名 Public Administration 
科目ナンバー JK0BAS2011 
担当者

堀池 航洋

科目群 学部コア科目共通(選択必修) 
対象学年 2年 
単位数
開講期間 前期 
曜日・時限・教室 前期 金曜日 3講時 B-301教室



授業のねらい
この授業では、主に国レベルにおける行政の基本的な知識・理論を学び、現実の行政を捉えるための基礎となる視座を獲得することを目的としています。
具体的には、日本の行政の仕組みや、行政組織とそのなかで働く公務員の役割と行動、政府とその他のアクターとの関係、そして行政のこれまでの歴史と近年の変化についての理解を深め、身近な行政の実態とさまざまな行政課題を考えるための素養を身に着けることを目指します。 
履修者が到達すべき目標
・行政に関する基本的な知識を習得し、それがどのようなものかを説明できる。
・行政に関する主要な理論を理解し、その内容や特徴を説明できる。
・身近な行政課題について、行政学の知識・理論を用いて具体的に記述できる。 
授業の進め方
学修上の助言
[授業の進め方]
この授業では、各回のテーマについて講義形式で学びます。そのため授業前には、必ず指定された教科書の該当箇所を読んでくること。また、授業後には教科書やノート、配布された資料などで講義内容を復習し、疑問点などがあれば講義終了時に質問してください。授業では講義内容を補足する資料を適宜配布することがありますが、各回の内容については必ずノートを取ってください。また、扱うトピックに関して少人数グループでのディスカッションを行う場合があります。受講生はディスカッションやグループワークにも積極的に取り組んでください。
[学修上の助言]
この授業では日常生活で見聞きする行政に関連するトピックを取り上げます。そのため、日頃から新聞やニュースなどに目を通し、現実の行政活動の動きを追っておくことが望ましい。 
アクティブ・ラーニングの要素の有無
授業内でディスカッションおよびグループワークを行います。 
ICTを活用した双方向型授業の有無
特になし 
授業内容・計画
回数 授業、事前・事後学修の内容 時間
1 事前   教科書の該当箇所の確認  2.0 
授業   イントロダクション:講義概要と目標を確認。行政とは何か・行政学で何を学ぶかを理解する 
事後   授業の復習  2.0 
2 事前   教科書の該当箇所の確認  2.0 
授業   行政システム①:国と地方自治体の執政制度、本人―代理人理論を理解する 
事後   授業の復習  2.0 
3 事前   教科書の該当箇所の確認  2.0 
授業   行政システム②:内閣と補佐機構、中央省庁体制、主な行政文化を理解する 
事後   授業の復習  2.0 
4 事前   教科書の該当箇所の確認  2.0 
授業   行政システム③:地方自治体の組織、中央地方関係、地方分権改革を理解する 
事後   授業の復習  2.0 
5 事前   教科書の該当箇所の確認  2.0 
授業   公務員①:官僚制論、近代官僚制の特徴、官僚制の逆機能、行政国家化を理解する 
事後   授業の復習  2.0 
6 事前   教科書の該当箇所の確認  2.0 
授業   公務員②:日本の公務員制度の全体像と、公務員の採用・昇進・退職を理解する 
事後   授業の復習  2.0 
7 事前   教科書の該当箇所の確認  2.0 
授業   行政改革①:新公共管理論、新しい公共について理解する 
事後   授業の復習  2.0 
8 事前   教科書の該当箇所の確認、中間テストの準備  2.0 
授業   行政改革②+【中間テスト】:さまざまな行政改革について理解する 
事後   授業の復習  2.0 
9 事前   教科書の該当箇所の確認  2.0 
授業   法案作成過程:法令および条例の作成・制定過程について理解する 
事後   授業の復習  2.0 
10 事前   教科書の該当箇所の確認  2.0 
授業   予算編成過程:予算の基本的な仕組みとその編成過程について理解する 
事後   授業の復習  2.0 
11 事前   教科書の該当箇所の確認  2.0 
授業   政策過程と行政組織①:課題設定・政策立案・政策決定について理解する 
事後   授業の復習  2.0 
12 事前   教科書の該当箇所の確認  2.0 
授業   政策過程と行政組織②:政策実施・政策評価について理解する 
事後   授業の復習  2.0 
13 事前   教科書の該当箇所の確認  2.0 
授業   行政ネットワーク:行政機関と国民との間の様々な組織について理解する 
事後   授業の復習  2.0 
14 事前   教科書の該当箇所の確認  2.0 
授業   行政責任:行政の責任の類型、行政の統制について理解する 
事後   授業の復習  2.0 
15 事前   ここまでの内容の振り返り  2.0 
授業   まとめ:講義内容を振り返るとともに、身の回りにある行政活動についての理解を深める 
事後   期末試験の準備  2.0 
授業科目に関連する実務経験の内容とその経験を活かした授業の展開
特になし 
成績評価の基準と方法
課題に対するフィードバックの方法
下記の成績から総合的に評価する。
①期末試験:60%
②中間テスト:30%
③講義内グループワーク課題:10%

中間テストおよびグループワーク課題は授業内で講評を行う。 
テキスト
No 著者名 書籍名 出版社 ISBN/ISSN
1. 伊藤正次・出雲明子・手塚洋輔  『はじめての行政学[新版]』  有斐閣  978-4-472-40531-0 
参考文献
No 著者名 書籍名 出版社 ISBN/ISSN
1. 真渕勝  『行政学〔新版〕』  有斐閣  978-4-641-14935-9 
2. 真渕勝  『行政学案内 第3版』  慈学社出版  978-4-909537-06-5 
3. 風間規夫  『新版 行政学の基礎』  一藝社  987-4-86359-177-6 
4. 原田久  『行政学〔第2版〕』  法律文化社  978-4-589-04195-1 
関連ページ
備考
この授業では、主に国レベルにおける行政の基本的な知識・理論を扱います。地方自治体レベルの行政については「地方自治論」の授業で扱います。 
教員e-mailアドレス
horii-k(α)e.sgu.ac.jp 
オフィスアワー
火曜日12:20-13:00
水曜日12:20-13:00 
画像
ファイル


PAGE TOP