シラバス参照

講義名 会社法C(組織再編) 
英文科目名 Corporate Law C (Reconstruction of Organization) 
科目ナンバー JK0EXP3403 
担当者

荻野 昭一

科目群 コース基礎科目(選択必修) 
対象学年 3年 
単位数
開講期間 前期 
曜日・時限・教室 前期 木曜日 2講時 D-302教室



授業のねらい
会社法は、経済社会システムの中で経済活動の主体となる「会社」に関する制度(会社の設立、組織、運営及び管理)について定めた最も基本的な法律であり、将来、職業専門家として企業活動に関連する業務に従事するなど、幅広い分野で活躍することが想定される者にとって、学ぶべき必要性の極めて高い法分野である。本講義では、会社法の中で近年特に注目されているM&Aを含む「組織再編に関する分野」について取り上げ、会社法の基礎的な知識の習得に重点を置く。その上で、実務上の論点・争点とされている項目について取り上げ、検討していくことによって、初歩的な応用力を養うことを目的とする。
このような観点から、実務との架け橋の一助となることを期待するものであるが、これに併せ、金融商品取引法との交錯についても触れていくことによって多面的な思考回路を刺激することも試みることとしたい。 
履修者が到達すべき目標
・会社法(組織再編分野)の基礎的な知識を習得することができる
・会社法(組織再編分野)と経済社会との関係を常に意識することができる
・多様な組織再編の方法と特徴について説明することができる 
授業の進め方
学修上の助言
毎回、Moodleに添付された配付資料を持参のこと。授業は配付資料を基本として講義方式で行う。詳細はMoodleを参照のこと。事前学習として、教科書等を利用して授業予定項目の必要部分を一通り読んでおくこと。また、事後学習は、自らの理解状況を基盤として理解が不十分なところを中心に時間配分すること。特に、日頃から新聞・ニュース等の経済社会記事に目を通す習慣を身に付け、会社法と経済社会との関係を意識するよう努めること。 
アクティブ・ラーニングの要素の有無
なし 
ICTを活用した双方向型授業の有無
なし 
授業内容・計画
回数 授業、事前・事後学修の内容 時間
1 事前   シラバスを読んでくること  2.0 
授業   ガイダンス・会社法総論 
事後   配付資料を復習すること  2.0 
2 事前   授業予定項目について教科書を読んでくること  2.0 
授業   会社法と組織再編 
事後   配付資料を復習すること  2.0 
3 事前   授業予定項目について教科書を読んでくること  2.0 
授業   設立・解散(1)-会社設立手続- 
事後   配付資料を復習すること  2.0 
4 事前   授業予定項目について教科書を読んでくること  2.0 
授業   設立・解散(2)-設立無効・解散- 
事後   配付資料を復習すること  2.0 
5 事前   授業予定項目について教科書を読んでくること  2.0 
授業   持分会社・外国会社 
事後   配付資料を復習すること  2.0 
6 事前   授業予定項目について教科書を読んでくること  2.0 
授業   株主の権利(1) 
事後   配付資料を復習すること  2.0 
7 事前   授業予定項目について教科書を読んでくること  2.0 
授業   株主の権利(2) 
事後   配付資料を復習すること  2.0 
8 事前   授業予定項目について教科書を読んでくること  2.0 
授業   組織変更・事業譲渡等 
事後   配付資料を復習すること  2.0 
9 事前   授業予定項目について教科書を読んでくること  2.0 
授業   合併 
事後   配付資料を復習すること  2.0 
10 事前   授業予定項目について教科書を読んでくること  2.0 
授業   会社分割 
事後   配付資料を復習すること  2.0 
11 事前   授業予定項目について教科書を読んでくること  2.0 
授業   株式交換・株式移転・株式交付 
事後   配付資料を復習すること  2.0 
12 事前   授業予定項目について教科書を読んでくること  2.0 
授業   公開買付制度(1)―制度概要- 
事後   配付資料を復習すること  2.0 
13 事前   授業予定項目について教科書を読んでくること  2.0 
授業   公開買付制度(2)-実体的規制- 
事後   配付資料を復習すること  2.0 
14 事前   授業予定項目について教科書を読んでくること  2.0 
授業   公開買付制度(3)―大量保有報告- 
事後   配付資料を復習すること  2.0 
15 事前   授業予定項目について教科書を読んでくること  2.0 
授業   キャッシュ・アウト 
事後   配付資料を復習すること  2.0 
授業科目に関連する実務経験の内容とその経験を活かした授業の展開
教員のこれまでの経験(中央省庁における法令立案経験及び民間企業における法令運用経験)を反映した授業展開を行う。 
成績評価の基準と方法
課題に対するフィードバックの方法
毎回、授業終了後にMoodleにて小テストを実施する。詳細はMoodleを参照のこと。小テストの解答と解説は毎回フィードバックする。これに加え、授業時間中に課題レポートを実施する。成績評価の方法は、小テストと課題レポートの結果にて行う。出席は当然の前提とし、出席点は評価の対象外であることに留意のこと(ただし、出席が不要であることを意味しない)。 
テキスト
No 著者名 書籍名 出版社 ISBN/ISSN
1. 神田秀樹  『会社法(第26版)』  弘文堂  978-4-335-31561-9 
2. 伊藤靖史ほか  『会社法 第5版 (LEGAL QUEST)』  有斐閣  978-4-641-17946-2 
参考文献
関連ページ
備考
会社法の掲載された六法(小型なもので可)は必ず用意すること。 
教員e-mailアドレス
s-oginoあっとまーくsgu.ac.jp 
オフィスアワー
月曜日12:20~13:10 木曜日12:20~13:10 1-209研究室 
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