シラバス参照

講義名 ソーシャルワーク演習V(1) 
英文科目名 Seminar on Social Work V 
科目ナンバー H00SEM3861 
担当者

新田 雅子

科目群 ソーシャルワーク専攻科目群 
対象学年 4年 
単位数
開講期間 前期 
曜日・時限・教室 前期 月曜日 5講時 A-305教室



授業のねらい
1. 支援を必要とする人を中心とした分野横断的な総合的かつ包括的な支援について実践的に理解する。
2. 地域の特性や課題を把握し解決するための、地域アセスメントや評価等の仕組みを実践的に理解する。
3. ミクロ・メゾ・マクロレベルにおけるソーシャルワークの対象と展開過程、実践モデルとアプローチについて実践的に理解する。 
履修者が到達すべき目標
1.数多くの事例に触れることで、複雑化・多様化する対象者とその背景にある社会的な形相を理解する。
2.地域福祉の基盤整備と資源開発につなげる地域アセスメント力を身につける。
3.綜合的かつ包括的な援助と地域福祉の基盤整備・開発にかかわる専門職としてソーシャルワークを理解し、そのための実践力を身につける。 
授業の進め方
学修上の助言
 ソーシャルワーク演習Ⅴは、同 演習Ⅰ~Ⅳと、ソーシャルワーク実習を経て積み上げてきた、ソーシャルワーク専門職としての学びの集大成にあたる。

 特に、個人や家族の問題を地域との関係でとらえること、あるいは地域そのものを個人や家族と一体的に支援することについて学び、実際に地域に入って実践できるような知識と技術を身に着けることを目指す。

 上記の到達目標に向け、地域に対する視点を獲得しやすいよう、実在の具体的な対象地区(江別市大麻地区)を対象として設定し、スタディウォークや資源開発のための地域に向けての提案など、さまざまな実際的な学びを行う。 
アクティブ・ラーニングの要素の有無
上述の通り、当科目は終始一貫してアクティブラーニング形式の授業となる。 
ICTを活用した双方向型授業の有無
なし 
授業内容・計画
回数 授業、事前・事後学修の内容 時間
1 事前   シラバスを熟読してくること  2.0 
授業   ガイダンスとアイスブレイク 
事後   配布資料(新聞連載記事)をよく読んで課題に取り組み始めること  2.0 
2 事前   配布資料(新聞連載記事)をよく読んで課題に取り組み始めること  2.0 
授業   0.イントロダクション:孤独死に関するドキュメンタリー視聴 
事後   ドキュメンタリー視聴後感想レポートの作成  2.0 
3 事前   配布資料(新聞連載記事)をよく読んで課題に取り組み始めること  2.0 
授業   0.イントロダクション:孤独死に関するドキュメンタリー視聴についての感想の共有
1.地域福祉の基盤整備に向けて(1)江別市大麻地区に関する講義 
事後   配布資料(新聞連載記事)をよく読んで課題に取り組み始めること  2.0 
4 事前   配布資料(新聞連載記事)に関する感想レポートの作成  2.0 
授業   1.地域福祉の基盤整備に向けて
(2)新聞連載「ニュータウン大麻団地」読んで
(3)各種計画を読む:グループ分け 
事後   グループ別報告の準備  2.0 
5 事前   グループ別報告の準備  2.0 
授業   1.地域福祉の基盤整備に向けて(4)各種計画を読む:グループ別作業
2.地域福祉の資源開発に向けて(1)スタディウォークについてのガイダンス 
事後   グループ別報告の準備  2.0 
6 事前   スタディウォークの事前準備  2.0 
授業   1.地域福祉の基盤整備に向けて(5)各種計画に関するグループ別報告 
事後   報告内容に関する相互評価の作成、提出  2.0 
7 事前   スタディウォークの事前準備  2.0 
授業   2.地域福祉の資源開発に向けて(2)スタディウォークの実施 
事後   スタディウォーク結果報告の準備・写真提出  2.0 
8 事前   スタディウォーク結果報告の準備・写真提出  2.0 
授業   2.地域福祉の資源開発に向けて(3)スタディウォークについての報告会① 
事後   スタディウォーク結果報告の準備・写真提出  2.0 
9 事前   スタディウォーク結果報告の準備・写真提出  2.0 
授業   2.地域福祉の資源開発に向けて(4)スタディウォークについての報告会② 
事後   スタディウォークの振り返り  2.0 
10 事前   事例検討に向けての準備  2.0 
授業   3.個と地域の一体的支援:大麻を舞台とする事例検討(1)事例の作成 
事後   事例検討についての各自の課題に取り組む  2.0 
11 事前   事前配布資料の読み込み  2.0 
授業   3.個と地域の一体的支援:大麻を舞台とする事例検討(2)アセスメント 
事後   事例検討シートの作成  2.0 
12 事前   事例検討シートの作成  2.0 
授業   3.個と地域の一体的支援:大麻を舞台とする事例検討(3)プランニング 
事後   事例検討シートの作成  2.0 
13 事前   事例検討シートの作成  2.0 
授業   3.個と地域の一体的支援:大麻を舞台とする事例検討(4)プレゼンに向けての準備 
事後   プレゼン準備  2.0 
14 事前   プレゼン準備  2.0 
授業   3.個と地域の一体的支援:大麻を舞台とする事例検討(5)プレゼンに向けての仕上げ 
事後   プレゼン準備  2.0 
15 事前   プレゼン準備  2.0 
授業   4.地域を基盤とした相談援助とは -拡大事例検討会- 
事後   事例検討会の振り返り、最終レポートの作成・提出  2.0 
授業科目に関連する実務経験の内容とその経験を活かした授業の展開
特になし 
成績評価の基準と方法
課題に対するフィードバックの方法
・提出課題50%
・事例の読み込み(集中力),グループワークへの参加態度(発言力,質問力),授業全体への意欲(積極性)などによる平常点50%
・4回以上の欠席は履修放棄とみなすので注意すること。 
テキスト
参考文献
No 著者名 書籍名 出版社 ISBN/ISSN
1. 岩間伸之・原田正樹  『地域福祉援助をつかむ』  有斐閣  9784641177147 
2. 牧里毎治・杉岡直人・森本佳樹  『ビギナーズ地域福祉』  有斐閣  9784641124868 
関連ページ
備考
地域福祉実践の基本であるアウトリーチを学ぶ意味で、時間中に学外に出ることがあります。 
教員e-mailアドレス
nittaあっとまーくsgu.ac.jp 
オフィスアワー
A館4階 A407研究室 毎週火曜日12時30分から13時00分 
画像
ファイル


PAGE TOP