シラバス参照

講義名 日本語C(2) 
英文科目名 Japanese Language C 
科目ナンバー Z00LNG1149 
担当者

歌代 礼子

科目群 基礎科目群 
対象学年 1年 
単位数
開講期間 前期 
曜日・時限・教室 前期 火曜日 1講時 403教室(新札幌)



授業のねらい
 この講義は外国人留学生を対象とし、大学生活において必要な日本語を「読むこと」「書くこと」を中心に身につけることを目的とする。日本語の論理的な文章の構造を理解して正確に読める力を習得し、さらにその力が論理的な思考や論理的な文章を書くことにつながることを目指す。また、大学生活で直面する「読む」「書く」場面にスムーズに対応できる力を身につける。 
履修者が到達すべき目標
1.論理的な文章の構造を理解する。
2.論理的な文章に対する読解力をつける。
3.レジュメの書き方を身につける。
4.「書き言葉」と「話し言葉」の使い分けができる。
5.大学生活で必要となる「読むこと」「書くこと」にスムーズに対応できる。 
授業の進め方
学修上の助言
・前回の授業内容について小テストを行うので、よく復習してください。
・教科書のほかにハンドアウトを配布するので、ファイルを準備してまとめ、毎週持ってきてください。
・適宜課題を出しますので、提出期限までに出してください。
・講義内では日本語のみで活動することが必須かつ重要です。 
アクティブ・ラーニングの要素の有無
状況に応じてグループワークやペアワークを行います。 
ICTを活用した双方向型授業の有無
 課題の提出にはMoodleを使用します。連絡手段はメールやMoodleのメッセージを使用するので、確認するようにしてください。 
授業内容・計画
回数 授業、事前・事後学修の内容 時間
1 事前   シラバスを読む  2.0 
授業   クラスルール/授業の進め方の説明/教科書の確認/自己紹介/ニーズ調査
第1課「異文化適応」読むまえに/内容理解 
事後   授業の復習  2.0 
2 事前   授業の予習  2.0 
授業   第1課「異文化適応」精読/内容理解の確認/構造/言葉の練習 
事後   授業の復習  2.0 
3 事前   授業の予習/小テスト(第1課「異文化適応」本文)の準備  2.0 
授業   第1課「異文化適応」読むための文法(連用中止形について) 
事後   授業の復習/第2課「いじめ」内容理解  2.0 
4 事前   授業の予習/小テスト(連用中止形)の準備  2.0 
授業   第2課「いじめ」精読/内容理解の確認 
事後   授業の復習  2.0 
5 事前   授業の予習/小テスト(第2課「いじめ」本文)の準備  2.0 
授業   第2課「いじめ」構造/読むための文法/言葉の練習
小レポートの書き方:概要と書込作業 
事後   授業の復習/第3課「衝動買いを誘導する」内容理解  2.0 
6 事前   授業の予習/小テスト(第2課「いじめ」読むための文法/言葉の練習)の準備  2.0 
授業   第3課「衝動買いを誘導する」精読/内容理解の確認
小レポートの書き方:講評と修正作業 
事後   授業の復習/小レポート再提出(課題)  2.0 
7 事前   授業の予習/小テスト(第3課「衝動買いを誘導する」本文)の準備  2.0 
授業   第3課「衝動買いを誘導する」構造/読むための文法/言葉の練習
Eメールの書き方①:欠席の知らせ 
事後   授業の復習/Eメールの送信(課題:欠席の知らせ)/第4課「おいしい食感」内容理解  2.0 
8 事前   授業の予習/小テスト(第3課「衝動買いを誘導する」読むための文法/言葉の練習)の準備  2.0 
授業   第4課「おいしい食感」精読/内容理解の確認
Eメール課題(欠席の知らせ)に関する講評と修正作業 
事後   授業の復習/Eメール再送信(欠席の知らせ)  2.0 
9 事前   授業の予習/小テスト(第4課「おいしい食感」本文)の準備  2.0 
授業   第4課「おいしい食感」構造/読むための文法/言葉の練習
レジュメを書こう:レジュメの概要 
事後   授業の復習/第5課「日本人の意識」内容理解  2.0 
10 事前   授業の予習/小テスト(第4課「おいしい食感」読むための文法/言葉の練習)の準備  2.0 
授業   第5課「日本人の意識」精読/内容理解の確認
レジュメを書こう:レジュメをまとめるコツ(第4課「おいしい食感」を例に) 
事後   授業の復習  2.0 
11 事前   授業の予習/小テスト(第5課「日本人の意識」本文)の準備  2.0 
授業   第5課「日本人の意識」構造/読むための文法/言葉の練習
レジュメを書こう:箇条書き 
事後   授業の復習/第6課「フリーター問題」内容理解  2.0 
12 事前   授業の予習/小テスト(第5課「日本人の意識」読むための文法/言葉の練習)の準備  2.0 
授業   第6課「フリーター問題」精読/内容理解の確認 
事後   授業の復習  2.0 
13 事前   授業の予習/小テスト(第6課「フリーター問題」本文)の準備  2.0 
授業   第6課「フリーター問題」構造/読むための文法/言葉の練習
レジュメを書こう:第6課「フリーター問題」をもとに(課題)
Eメール課題の書き方②:ファイルを添付(レジュメ)して送付 
事後   授業の復習/Eメールの送信(ファイルの添付)/第7課「安全でおいしい水を飲むために」内容理解  2.0 
14 事前   授業の予習/小テスト(第6課「フリーター問題」読むための文法/言葉の練習)の準備  2.0 
授業   第7課「安全でおいしい水を飲むために」精読/内容理解の確認
レジュメを書こう:レジュメをもとに口頭発表 
事後   授業の復習  2.0 
15 事前   授業の予習/小テスト(第7課「おいしい水を飲むために」本文)の準備準備  2.0 
授業   第7課「安全でおいしい水を飲むために」構造/読むための文法/言葉の練習
レジュメを書こう:講評と修正作業 
事後   授業の復習/レジュメを書き直して提出(課題)  2.0 
授業科目に関連する実務経験の内容とその経験を活かした授業の展開
 国内外のさまざまな教育機関において留学生への日本語教育に携わってきました。これまでの経験をもとに日本語の指導にあたります。 
成績評価の基準と方法
課題に対するフィードバックの方法
・クイズ・課題(60点)、受講態度・参加度(40点)で合計60点以上を合格とします。
・2/3以上(10回以上)の出席を単位取得の要件とします。
・課題は授業内容の理解・定着を図るために行うので、指示に沿わずに提出されたものは減点となります。
・遅刻・欠席・早退は、受講態度・参加度のマイナス要因となりえます。
・授業に関係のないスマホ操作、おしゃべりなどは受講態度・参加度のマイナス要因となります。
・小テスト・課題については講義内でフィードバッグします。 
テキスト
No 著者名 書籍名 出版社 ISBN/ISSN
1. アカデミック・ジャパニーズ研究会  『改訂版 大学・大学院留学生の日本語 ③論文読解編』  アルク  978-4757426337 
参考文献
No 著者名 書籍名 出版社 ISBN/ISSN
1. 簗晶子他  『日本語Eメールの書き方』  The Japan Times  9784789011846 
2. 鎌田 美千子、仁科 浩美  『アカデミック・ライティングのためのパラフレーズ演習』  スリーエーネットワーク  978-4883196814 
関連ページ
備考
・学生の日本語のレベルに応じて、授業内容・進度を変更する場合があります。
・大学生活のなかで、特に読むこと、書くことで困難を感じるものは知らせてください。授業で取り上げ、共有・解決を図ります。 
教員e-mailアドレス
reikoあっとまーくsgu.ac.jp 
オフィスアワー
・毎週火曜日と水曜日の13:00~14:00は研究室(C-405)で受け付けます。
・そのほか講義の前後や上記のメールで質問などを受け付けます。 
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