シラバス参照

講義名 社会情報学 
英文科目名 Introduction to Social Information 
科目ナンバー G00BAS2117 
担当者

大國 充彦

科目群 専門基礎科目IV群 
対象学年 2年 
単位数
開講期間 後期 
曜日・時限・教室 後期 金曜日 2講時 301教室(新札幌)



授業のねらい
 本科目では、社会情報学の領域のうち、メディア・リテラシーとインフォメーション・リテラシーについてあつかいます。
 メディア・リテラシーとインフォメーション・リテラシーとは、いずれも、現代社会で私たちが情報に接するときに必要となる基本的な能力です。インターネットが発達し、SNS等の情報発信源が極めて多数に及ぶ現代社会では、旧来の社会よりも情報についてより適切な受け取り方をすることが求められます。
 授業のねらいは、授業を通して、履修者自身のメディア・リテラシーとインフォメーション・リテラシーを、自ら成長させることです。知識を獲得するだけでなく、自らがその知識を活かすことをねらいとします。 
履修者が到達すべき目標
 履修者自身が、情報に対する態度を自覚的に作り上げていくことが、到達目標です。情報の受け取り方と情報の発信の仕方、それぞれについて、日常的に何気なく行ってきていることを、この授業の内容を通して意識的に捉え返し、組み替えていくことが目標になります。 
授業の進め方
学修上の助言
 メディア・リテラシーとインフォメーション・リテラシーについて授業を進めます。それぞれ題材を用いて、リテラシーのあり方を伝えます。
 履修者は毎回の授業の後にレスポンスを作成し、提出します。翌週には全員分をmoodle上にアップしますし、レスポンスのいくつかについてはコメントを付して、授業冒頭でフィードバックを行います。授業・レスポンス・コメントという一連のやり取りを通して、履修者各人がリテラシーを育てていく上での重要なヒントを積み重ねていこうと考えています。 
アクティブ・ラーニングの要素の有無
 有。授業で伝えたことについて、履修者はレスポンスを作成・提出し、翌週、配付資料とコメントでフィードバックします。このやり取りの中で、履修者各人は自らのリテラシーを育てていきます。 
ICTを活用した双方向型授業の有無
 有。レスポンスは、本学のmoodleのシステムを用いて作成・提出します。 
授業内容・計画
回数 授業、事前・事後学修の内容 時間
1 事前   自らの情報に対する態度を振り返ってみる。  2.0 
授業   社会情報学:メディア・リテラシーとインフォメーション・リテラシー 
事後   レスポンスのための資料調査と作成。  2.0 
2 事前   前回の授業内容を確認する。  2.0 
授業   事件の報道 
事後   レスポンスのための資料調査と作成。  2.0 
3 事前   前回の授業内容を確認する。  2.0 
授業   対象に即して検討する 
事後   レスポンスのための資料調査と作成。  2.0 
4 事前   前回の授業内容を確認する。  2.0 
授業   情報発信者の意図を探る 
事後   レスポンスのための資料調査と作成。  2.0 
5 事前   前回の授業内容を確認する。  2.0 
授業   記号的な殺人と喪の儀礼 
事後   レスポンスのための資料調査と作成。  2.0 
6 事前   前回の授業内容を確認する。  2.0 
授業   記号としてあつかう 
事後   レスポンスのための資料調査と作成。  2.0 
7 事前   前回の授業内容を確認する。  2.0 
授業   格差社会論 
事後   レスポンスのための資料調査と作成。  2.0 
8 事前   前回の授業内容を確認する。  2.0 
授業   コピーキャット社会 
事後   レスポンスのための資料調査と作成。  2.0 
9 事前   前回の授業内容を確認する。  2.0 
授業   メディアリテラシー再び 
事後   レスポンスのための資料調査と作成。  2.0 
10 事前   前回の授業内容を確認する。  2.0 
授業   物語を「解釈」する 
事後   レスポンスのための資料調査と作成。  2.0 
11 事前   前回の授業内容を確認する。  2.0 
授業   解釈その1 勧善懲悪の物語 
事後   レスポンスのための資料調査と作成。  2.0 
12 事前   前回の授業内容を確認する。  2.0 
授業   解釈その2 母性獲得に焦点を当てた、娘の成長譚 
事後   レスポンスのための資料調査と作成。  2.0 
13 事前   前回の授業内容を確認する。  2.0 
授業   解釈その3 かかわりへの態度変容に焦点を当てた、娘の成長譚 
事後   レスポンスのための資料調査と作成。  2.0 
14 事前   前回の授業内容を確認する。  2.0 
授業   「手なし娘」:解釈の多層性 
事後   レスポンスのための資料調査と作成。  2.0 
15 事前   前回の授業内容を確認する。  2.0 
授業   社会情報学:メディア・リテラシーとインフォメーション・リテラシー 
事後   レスポンスのための資料調査と作成。  2.0 
授業科目に関連する実務経験の内容とその経験を活かした授業の展開
 道内産炭地の聞き取り調査。
 社会情報学の情報解析、社会学の基礎理論、社会調査科目。 
成績評価の基準と方法
課題に対するフィードバックの方法
 平常点50点とレポート50点で評価します。
 平常点は毎回の授業の後に提出してもらうレスポンスを評価したものです。レスポンスは翌週に印刷し配付してコメントします。 
テキスト
参考文献
関連ページ
1. 教育研究実績  http://researchmap.jp/read0187403   
備考
教員e-mailアドレス
ohkuniあっとまーくsgu.ac.jp 
オフィスアワー
木曜日2講時。メールで連絡してください。
木曜日2講時以外でも、メールで日程調整すれば対応します。 
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