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講義名 資料収集法 
英文科目名 Methods of Collecting Research Material 
科目ナンバー K00EXP2234 
担当者

大國 充彦

科目群 専門基礎科目IV群 
対象学年 2年 
単位数
開講期間 後期 
曜日・時限・教室 後期 金曜日 4講時 301教室(新札幌)



授業のねらい
 インターネット上の情報を手がかりに、有用な情報にたどり着く方法を実習することが、この授業のねらいです。ネット上の情報について、その情報が信頼できるものなのか、有用なものなのか、典拠としうるものなのか、それらの見極めができるようにネットの情報をめぐります。
 ネット上の情報は、使い方によっては便利です。問題は、どのような使い方をすれば「便利」であるのかを自分で判断できるようになることです。「便利」に使うことができなければ、情報の海に飲み込まれてしまいます。また、ネット上に膨大な情報があるからといって、全ての情報が網羅されているわけでもありません。
 ネット情報の賢い使い方をマスターすることを通して、インフォメーション・リテラシーの一端を身に付けて欲しいと思います。 
履修者が到達すべき目標
 ネット上にどのような情報があるのかをあらかじめ想定して検索エンジンに適切なキーワードを入力することができること、ネット上の情報の価値をある程度判断できるようになること、ネット上の情報を自らの目的のために加工し使いこなすこと、これらが到達目標となります。
 これらのスキルを身につけることによって、ネット情報の信頼性と可能性、その限界を知って欲しいと思います。 
授業の進め方
学修上の助言
 毎回の授業は、その回のテーマについて資料に基づいて解説をした後で、練習問題や課題に取り組んでもらいます。
 課題提出の際に、不明な点などがあれば、こちらからコメントします。 
アクティブ・ラーニングの要素の有無
 有。授業の都度、講義と課題を行います。課題を行う時間帯では、教員が教室内を巡回しますので、不明な点や質問事項について、その都度相談してください。
 また、ノートPC・タブレット・携帯など、ネット接続ができる端末を授業に持参してください。 
ICTを活用した双方向型授業の有無
 有。課題は電子メールに添付して提出してもらいます。電子メールの書き方もチェックの対象となります。 
授業内容・計画
回数 授業、事前・事後学修の内容 時間
1 事前   教室のパソコンにログインする方法を確認する。  2.0 
授業   「資料収集法」のめざすもの 
事後   課題を仕上げる。その他の事後学修は授業ごとに指示する。  2.0 
2 事前   電子メールを普段使っているかどうか確認する。  2.0 
授業   電子メールとSNSの違いとは 
事後   課題を仕上げる。その他の事後学修は授業ごとに指示する。  2.0 
3 事前   教室のパソコンからメールが送信できるかどうか確認する。  2.0 
授業   電子メールの書き方 
事後   課題を仕上げる。その他の事後学修は授業ごとに指示する。  2.0 
4 事前   パソコン・ハードディスクのドキュメントのディレクトリ構造を確認する。  2.0 
授業   資料を整理する:メモをとる、タイトル(=ファイル名)の付け方 
事後   課題を仕上げる。その他の事後学修は授業ごとに指示する。  2.0 
5 事前   Google検索をやってみる。  2.0 
授業   ネットの世界:検索エンジン 
事後   課題を仕上げる。その他の事後学修は授業ごとに指示する。  2.0 
6 事前   ネットの世界を相対的に対象化する。  2.0 
授業   ネットの世界:コピーライトとコピーレフト 
事後   課題を仕上げる。その他の事後学修は授業ごとに指示する。  2.0 
7 事前   ネットの世界はいつ頃から始まったのか。  2.0 
授業   ネットの世界:オープンソース、フリーソフトウエア 
事後   課題を仕上げる。その他の事後学修は授業ごとに指示する。  2.0 
8 事前   ウィキペディアを使ってみる。  2.0 
授業   ウィキペディアの賢い使い方:ウィキペディアの信頼性、引用の仕方 
事後   課題を仕上げる。その他の事後学修は授業ごとに指示する。  2.0 
9 事前   ウィキペディアはどのように作られているのか。  2.0 
授業   ウィキペディアの賢い使い方:ウィキペディアの信頼性 
事後   課題を仕上げる。その他の事後学修は授業ごとに指示する。  2.0 
10 事前   ウィキペディアの基本方針を知る。  2.0 
授業   ウィキペディアの賢い使い方:一次資料を見つけるためのポータルサイト 
事後   課題を仕上げる。その他の事後学修は授業ごとに指示する。  2.0 
11 事前   文献検索の仕方を知る。  2.0 
授業   資料を探索する:書籍・論文・雑誌記事 
事後   課題を仕上げる。その他の事後学修は授業ごとに指示する。  2.0 
12 事前   ネットで資料を探すには。  2.0 
授業   資料を探索する:国立国会図書館・CiNii・WebCat+ 
事後   課題を仕上げる。その他の事後学修は授業ごとに指示する。  2.0 
13 事前   新聞社のサイトを見てみる。  2.0 
授業   資料を探索する:新聞記事 
事後   課題を仕上げる。その他の事後学修は授業ごとに指示する。  2.0 
14 事前   政府の統計に触れてみる。  2.0 
授業   政府統計資料を扱う:統計資料を探す 
事後   課題を仕上げる。その他の事後学修は授業ごとに指示する。  2.0 
15 事前   政府統計資料を加工する。  2.0 
授業   政府統計資料を扱う:データの可視化 
事後   課題を仕上げる。その他の事後学修は授業ごとに指示する。  2.0 
授業科目に関連する実務経験の内容とその経験を活かした授業の展開
 道内産炭地の聞き取り調査。
 社会学の基礎理論、社会調査科目。 
成績評価の基準と方法
課題に対するフィードバックの方法
 毎回出題する課題の回答を対象にして成績を評価します。 
テキスト
参考文献
関連ページ
1. 教育研究実績  http://researchmap.jp/read0187403   
備考
教員e-mailアドレス
ohkuniあっとまーくsgu.ac.jp 
オフィスアワー
木曜日2講時。メールで連絡してください。
木曜日2講時以外でも、メールで日程調整すれば対応します。 
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