授業のねらい
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博物館に関する基礎的知識を習得し,生涯学習機関としての役割を理解する。 学芸員等の生涯教育専門職を目指す学生に対しては、博物館の現状・課題を 考える視点を身につけると同時に、生涯教育に関する専門性の基礎となる能力を養う。 博物館での就業経験や博物館諸団体における活動を活かし、内容に具体性を持たせ、 博物館の現状・課題の理解を深める。
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履修者が到達すべき目標
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以下の理解を目標とする。
○博物館学の目的・方法・構成 ・博物館学の目的・方法・構成 ・博物館学史 ○ 博物館の定義 ・定義(類縁機関との違いを含む) ・種類(館種、設置者別、法的区分等) ・目的 ・機能 ○ 博物館の歴史と現状 ・我が国及び諸外国の博物館の歴史 ・我が国及び諸外国の博物館の現状 ・学芸員の役割(定義、役割、実態) ・博物館関係法令
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授業の進め方 学修上の助言
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博物館にかかわる基礎的事項の習得と理解を目指し、現代の博物館の抱える課題や展望を考える基礎力を身につけるために、実際の事例に基づき、それぞれの内容を解説する。そのため、授業では映像等の情報を活用し、博物館の具体的な姿の理解を可能にする。参考資料として、講義内容のレジュメを配布し、おこなう。 理解を実践的にするために、授業内容に関して、実際に博物館を見学した上でのレポートを課す。また復習の目的で、数回の授業内小テスト(200字程度)を行う。 授業の理解のためには、たびたび博物館を訪問して、実態にふれ、博物館に関する資料なども、印刷物やwebなどで独自に集めることが必要である。 特に指定はしないが、博物館の入門書などを読み予習することが望ましい。
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アクティブ・ラーニングの要素の有無
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ICTを活用した双方向型授業の有無
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授業内容・計画
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回数
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授業、事前・事後学修の内容
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時間
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1
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事前
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博物館の基礎知識の学習
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2.0
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授業
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博物館とはどのような施設か
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事後
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見学する博物館の検討
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2.0
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2
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事前
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博物館法の学習
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2.0
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授業
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博物館法の基礎知識1
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事後
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見学予定の博物館の種別の学習
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2.0
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3
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事前
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博物館関連法の学習
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2.0
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授業
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博物館法の基礎知識2
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事後
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見学計画の作成
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2.0
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4
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事前
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小テスト(博物館法)準備、博物館の活用例を調べる
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2.0
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授業
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小テスト、現代社会における博物館の役割・位置づけ
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事後
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見学計画の作成
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2.0
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5
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事前
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博物館の国際的な活動について予習
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2.0
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授業
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ICOMと博物館
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事後
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博物館見学の実施
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2.0
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6
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事前
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小テスト(博物館の国際活動)準備、日本の博物館の設置について予習
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2.0
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授業
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小テスト、博物館の歴史
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事後
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近代博物館の成立過程の復習
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2.0
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7
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事前
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博物館活動についての予習
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2.0
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授業
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博物館の事業1 収集と保存
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事後
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見学の視点について検討
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2.0
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8
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事前
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博物館活動についての予習
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2.0
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授業
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博物館の事業2 展示と普及
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事後
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博物館見学、資料収集
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2.0
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9
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事前
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見学内容のまとめ、博物館活動についての予習
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2.0
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授業
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博物館の事業3 研究と運営
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事後
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見学内容のまとめ、資料の整理
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2.0
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10
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事前
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博物館活動についての予習
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2.0
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授業
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博物館の組織と職員
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事後
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見学レポート作成
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2.0
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11
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事前
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博物館倫理に関して予習
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2.0
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授業
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博物館の倫理
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事後
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博物館活動に関するまとめ
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2.0
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12
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事前
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小テスト(博物館活動)の準備、学芸員に関する情報収集
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2.0
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授業
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小テスト、学芸員とはどのような職か
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事後
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学芸員の法的規定について復習
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2.0
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13
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事前
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実際の博物館における学芸員の活動について情報収集
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2.0
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授業
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学芸員の実際
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事後
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学芸員活動のまとめ
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2.0
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14
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事前
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小テスト(学芸員)の準備、博物館をとりまく社会的環境について予習
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2.0
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授業
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小テスト、博物館の現代的課題
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事後
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新たな博物館業務に関するまとめ
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2.0
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15
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事前
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博物館の将来像に関する情報収集
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2.0
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授業
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博物館の将来像・新たな展開
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事後
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全体のまとめ、レポート作成
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2.0
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授業科目に関連する実務経験の内容とその経験を活かした授業の展開
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飛鳥資料館、文化庁での実務経験を活かし、具体的に博物館活動について解説する。
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成績評価の基準と方法 課題に対するフィードバックの方法
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小テスト20% 博物館見学レポート20% 期末レポート 60%
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テキスト
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参考文献
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関連ページ
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備考
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教員e-mailアドレス
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オフィスアワー
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A-518水・木以外の昼休み、授業終了後、随時メール
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画像
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ファイル
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