シラバス参照

講義名 ソーシャルワーク演習I(1) 
英文科目名 Seminar on Social Work I 
科目ナンバー H00SEM2840 
担当者

大久保 薫

小林 麻里

松川 敏道

科目群 学科共通科目群(選択科目) 
対象学年 2年 
単位数
開講期間 前期 
曜日・時限・教室 前期 火曜日 3講時 A-301教室



授業のねらい
本科目は、社会福祉士受験資格を取得する学生を対象に、次年度に予定されるソーシャルワーク実習の準備を行うことを目的に、社会福祉士として求められる基礎的な能力を涵養することをねらいとしている。具体的には以下である。
①ソーシャルワークの知識と技術に係る他の科目との関連性を踏まえ、社会福祉士として求められる基礎的な能力を涵養する。
②専門職として求められる自己の価値観・思考傾向を考える。
③ソーシャルワークの価値規範と倫理を実践的に理解する。
④ソーシャルワーカーの仕事と視点を実践的に理解する。 
履修者が到達すべき目標
①専門職として求められる自己の価値観・思考傾向を考えることができる。
②ソーシャルワークの価値規範と倫理を実践的に理解することができる。
③ソーシャルワーカーの仕事と視点を実践的に理解することができる。 
授業の進め方
学修上の助言
個別指導並びに集団指導を通して、具体的な援助場面を想定した実技指導を中心とした演習形態により行う。
この科目では、ほぼ毎回レポート課題を課すので、提出期限に間に合うよう計画的にレポート作成に取り組むことが重要である。また、この科目で推奨する時間外学習はボランティア活動への参加である。ソーシャルワークの現場や仕事についての理解を深めるためにも、また実習に行くための基本姿勢を身につけるためにも是非積極的に参加してほしい。
なお本科目は、専攻毎の学修に必要な基礎的知識や方法について学ぶ「専攻別基礎演習」として位置づけられた科目でもある。 
アクティブ・ラーニングの要素の有無
演習形式で進める。したがって、当科目は終始一貫してアクティブラーニング形式の授業となる。 
ICTを活用した双方向型授業の有無
なし 
授業内容・計画
回数 授業、事前・事後学修の内容 時間
1 事前   シラバスを読んでくること  2.0 
授業   全体ガイダンス(ねらい・進め方・到達目標・留意点、顔合わせなど) 
事後   ガイダンスの振り返り  2.0 
2 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   ソーシャルワーク演習の専門的学びへの導入(1)-プレゼンテーション技術 
事後   レポート作成  2.0 
3 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   ソーシャルワーク演習の専門的学びへの導入(2)-プレゼンテーション技術 
事後   レポート作成  2.0 
4 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   自己理解と他者理解 
事後   レポート作成  2.0 
5 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   援助者の特性と専門性(1) 
事後   レポート作成  2.0 
6 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   援助者の特性と専門性(2) 
事後   レポート作成  2.0 
7 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   基本的なコミュニケーション技術 
事後   レポート作成  2.0 
8 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   基本的な面接技術 
事後   レポート作成  2.0 
9 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   ソーシャルワークの記録 
事後   レポート作成  2.0 
10 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   グループダイナミクスの理解と活用 
事後   レポート作成  2.0 
11 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   ソーシャルワークの展開過程(1)-児童の実践領域を例に 
事後   レポート作成  2.0 
12 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   ソーシャルワークの展開過程(2) -高齢者の実践領域を例に 
事後   レポート作成  2.0 
13 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   ソーシャルワークの展開過程(3) -障害児者の実践領域を例に 
事後   レポート作成  2.0 
14 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   ソーシャルワークの展開過程(4) -医療の実践領域を例に 
事後   レポート作成  2.0 
15 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   ソーシャルワークの展開過程(1)から(4)のまとめ、前期の振り返りと課題の整理 
事後   授業内容の復習とまとめ  2.0 
授業科目に関連する実務経験の内容とその経験を活かした授業の展開
講師はいずれも社会福祉士として実践現場での勤務経験があります。演習ではその経験もふまえ授業を展開していきます。 
成績評価の基準と方法
課題に対するフィードバックの方法
(1)ソーシャルワーク演習Ⅰの評価は、授業への参加態度(50%)、課題の提出状況(50%)により評価する。授業への参加態度(50%):出席1点、遅刻0.5点、欠席0点で40点に換算+教員裁量10点
課題の提出状況(50%):提出1点(一定の水準に満たない場合は0.5点)、遅れ0.5点、未提出0点で40点に換算+教員裁量10点
(2)4回以上の欠席は履修放棄と見なすので注意すること。
(3)遅刻限度は授業開始後20分以内とする。むろんやむを得ない事情がある場合は考慮する。
(4)欠席や遅刻する場合は必ず連絡すること。連絡先は授業初回時に説明する。
(5)本授業は、科目の性質上から学生個々の積極的な参加を特に期待する。 
テキスト
参考文献
関連ページ
備考
本科目は、ソーシャルワーク演習Ⅱとあわせて社会福祉士受験資格取得に必要な必修科目であると同時に、専攻必修科目である「専攻別基礎演習」であるから必ず修得しなければならない。また、次年度ソーシャルワーク実習に行くための知識・技術・価値、ならびに基本的姿勢を身につける重要な科目である。無断での欠席・遅刻、課題の提出遅れなどは特に認められないので、この点をよく理解した上で履修すること。学生個々の積極的な参加を特に期待する。 
教員e-mailアドレス
matsukawあっとまぁくsgu.ac.jp 
オフィスアワー
A館4階 A420研究室 毎週月曜日の12時20分から12時55分の時間帯、この日時以外でもメールで問い合わせいただければ随時対応します。 
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