シラバス参照

講義名 相談援助の基盤と専門職II 
英文科目名 Foundations and Profession of Social Work II 
科目ナンバー H00EXP2815 
担当者

奥田 かおり

波田地 利子

向谷地 生良

大久保 薫

科目群 ソーシャルワーク専攻科目群 
対象学年 2年 
単位数
開講期間 後期 
曜日・時限・教室 後期 金曜日 5講時 B-102教室



授業のねらい
・社会福祉士の職域と求められる役割及びソーシャルワークに係る専門職の概念と範囲について理解する。
・ソーシャルワークのミクロ・メゾ・マクロレベルの展開を理解するとともに、総合的かつ包括的な支援と多職種連携の意義と内容について理解する。
・小グループによるディスカッションを通じて、自己の思い、考えを言語化し深化させるとともに、実践現場に必要なチーム活動、グループ活動における自己の課題を考察する 
履修者が到達すべき目標
・ソーシャルワークに係る専門職の概念と範囲について理解する。
・ミクロ・メゾ・マクロレベルにおけるソーシャルワークについて理解する。
・総合的かつ包括的な支援と多職種連携の意義と内容、方法について理解する。
・ソーシャルワーク実践に必要な自己理解、チーム活動について理解する。 
授業の進め方
学修上の助言
・授業は講義とディスカッションを中心として、基本的に1テーマにつき3コマセットで進める。
・社会福祉実践の第一線に身をおく経験豊富なソーシャルワーカーである先生方から、社会福祉実践の講義を受け、その内容に関するグループ・ディスカッションやグループからの発表などを通して理解を深めていく。
・コーディネータの専任教員は、これら全体に共通する相談援助の基盤を捉えるとともに、社会福祉士の役割と意義などについて、初回、中間、最終回にまとめの講義を行う。
・ほぼ毎回、次週までに取り組むべき課題がだされるほか、1テーマ3コマ終了後は必ずレポートを書くことになるので、内容の振り返りが常に求められることになる。
・4回のレポートのうち、2回未提出があると不可になる。欠席するとレポートが書けない状態になりうるため、安易に欠席しないこと。 
アクティブ・ラーニングの要素の有無
当科目は終始一貫してアクティブラーニング形式の授業となる。 
ICTを活用した双方向型授業の有無
なし 
授業内容・計画
回数 授業、事前・事後学修の内容 時間
1 事前   シラバスを熟読してくること  2.0 
授業   ガイダンスとイントロダクション
・講義の学習目標、内容、進め方、評価など 
事後   初回配布資料をよく読んで次回に臨むこと  2.0 
2 事前   配布資料の読み込み  2.0 
授業   精神障がいを抱える人への「当事者研究」という関わり ① 【向谷地】
・精神障がいを抱える人のソーシャルワーク専門職 
事後   授業時に指示する課題への取り組み  2.0 
3 事前   授業時に指示する課題への取り組み  2.0 
授業   精神障がいを抱える人への「当事者研究」という関わり ② 【向谷地】
・事例を通してみる包括的な支援の実際 
事後   授業時に指示する課題への取り組み  2.0 
4 事前   授業時に指示する課題への取り組み  2.0 
授業   精神障がいを抱える人への「当事者研究」という関わり ③ 【向谷地】
・ミクロ・メゾ・マクロレベルのソーシャルワーク実践 
事後   ここまで3回分の振り返りレポートの作成・提出  2.0 
5 事前   配布資料の読み込み  2.0 
授業   障がいを抱える人の地域生活支援 ① 【大久保】
・障がいを抱える人の地域生活支援とソーシャルワーク専門職 
事後   授業時に指示する課題への取り組み  2.0 
6 事前   授業時に指示する課題への取り組み  2.0 
授業   障がいを抱える人の地域生活支援 ② 【大久保】
・ミクロ・メゾ・マクロレベルのソーシャルワーク実践 
事後   授業時に指示する課題への取り組み  2.0 
7 事前   授業時に指示する課題への取り組み  2.0 
授業   障がいを抱える人の地域生活支援 ③ 【大久保】
・多職種連携で支える障がいを抱える人の地域生活 
事後   ここまで3回分の振り返りレポートの作成・提出  2.0 
8 事前   配布資料の読み込み  2.0 
授業   中間まとめ
・ミクロ・メゾ・マクロレベルのソーシャルワーク実践
・多職種連携の意義と実際 
事後   授業時に指示する課題への取り組み  2.0 
9 事前   配布資料の読み込み  2.0 
授業   経済的困窮、女性サポートとソーシャルワーク実践 ① 【波田地】
・経済的困窮者支援、女性サポートとソーシャルワーク専門職 
事後   授業時に指示する課題への取り組み  2.0 
10 事前   授業時に指示する課題への取り組み  2.0 
授業   経済的困窮、女性サポートとソーシャルワーク実践 ② 【波田地】
・事例を通した包括的な支援 
事後   授業時に指示する課題への取り組み  2.0 
11 事前   授業時に指示する課題への取り組み  2.0 
授業   経済的困窮、女性サポートとソーシャルワーク実践 ③ 【波田地】
・多職種連携で支える経済的困窮支援、女性サポートの実際 
事後   ここまで3回分の振り返りレポートの作成・提出  2.0 
12 事前   配布資料の読み込み  2.0 
授業   家族支援としてのソーシャルワーク実践 ① 【奥田】
・家族支援とーシャルワーク専門職 
事後   授業時に指示する課題への取り組み  2.0 
13 事前   授業時に指示する課題への取り組み  2.0 
授業   家族支援としてのソーシャルワーク実践 ② 【奥田】
・事例を通した家族への包括的な支援 
事後   授業時に指示する課題への取り組み  2.0 
14 事前   授業時に指示する課題への取り組み  2.0 
授業   家族支援としてのソーシャルワーク実践 ③ 【奥田】
・家族支援とミクロ・メゾ・マクロレベルのソーシャルワーク実践 
事後   ここまで3回分の振り返りレポートの作成・提出  2.0 
15 事前   配布資料の読み込み  2.0 
授業   全体のまとめ
・全体を通しての気づきや理解に関する振り返りとまとめ 
事後   最終レポートの作成・提出  2.0 
授業科目に関連する実務経験の内容とその経験を活かした授業の展開
共同担当として外部からお招きする先生方は皆さんソーシャルワーカーとして北海道の社会福祉の実践をけん引されてきた方ばかりである。いずれの回も、その実績を踏まえた授業内容となる。 
成績評価の基準と方法
課題に対するフィードバックの方法
・授業への参加態度(主としてグループワークでの主体性や積極性)=30%
・各テーマの授業内容に関するレポート(計4回)=60%
・最終レポート=10%
 上記3点を総合して100点満点で評価する。 
テキスト
参考文献
関連ページ
備考
・学外の先生方の担当回ごとそれぞれにレポートの採点をしていただくので、提出〆切厳守です。
・4回分のレポートのうち、2回以上の未提出があった場合は原則として不可とします。 
教員e-mailアドレス
okuboあっとまあくsgu.ac.jp 
オフィスアワー
A館4階 A421研究室。
・月曜日 10:00~13:00
・火曜日 16:30~18:00
・後期金曜日 10:00~13:00
不在時は、メールで問い合わせいただければ随時対応します。 
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