授業のねらい
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社会福祉学を基盤とする相談援助専門職「社会福祉士」の仕事をイメージできるように、法的な位置づけを中心とする役割・意義の理解、ソーシャルワーク(相談援助)とは何かに関する概念的な理解、ソーシャルワークの基盤となる考え方の理解、ソーシャルワークの形成過程(歴史)の理解、ソーシャルワークの価値と倫理、多様な実践現場を理解する。また、本学における社会福祉士受験資格取得のための履修課程全体を理解する。
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履修者が到達すべき目標
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・「生活」とはどのような営みかについて自分たちの経験から理解する ・社会福祉士の法的位置づけと、役割・意義について理解し、記述できる ・ソーシャルワークとは何か(目的や理念)について学び、具体的な社会福祉問題を検討できる ・ソーシャルワークの基盤となる考え方について学び、具体的な社会福祉問題を検討できる ・ソーシャルワークの形成過程(歴史)について理解し、どのような変遷があったのか、その社会的背景は何か、変わらないものは何かについて記述できる ・ソーシャルワークの価値と倫理を学び、実践における価値ジレンマを検討できる ・社会福祉士の多様な実践現場を具体的に理解する ・多様な分野の社会福祉士の実践について学び、それらに共通する目的・理念を記述できる ・以上の学びを通して求められる社会福祉士像(援助者像)を自分の言葉で記述できる ・本学における社会福祉士受験資格取得のための履修課程全体を理解する
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授業の進め方 学修上の助言
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授業では講義と演習をセットにして展開する。具体的には、教科書と配布資料を用いながらワークシートを用いた短い演習や視聴覚教材を活用したディスカッション、ディベートなどを行う。社会福祉問題の実際の事例をできるだけ多く提示し、知識的側面をふまえた上で、具体的に検討できる力をつけていけるように構成している。また、終盤には知識面の確認テストを行うため時間外の復習も必要である。この科目は、社会福祉士の受験資格取得の入口ともいえる専門科目であるため、主体的な参加を求める。
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アクティブ・ラーニングの要素の有無
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感染症対策に留意し、小グループにわかれて、ディスカッションやディベート、グループワークなどを取り入れる。
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ICTを活用した双方向型授業の有無
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小テスト問題あるいは意見提示などでICTを活用した双方向型のツールを活用する可能性がある。
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授業内容・計画
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回数
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授業、事前・事後学修の内容
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時間
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1
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事前
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シラバスを読んでくる
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2.0
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授業
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講義の学習目標・内容・進め方・資格について・本学での履修課程、導入演習
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事後
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配付資料の復習
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2.0
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2
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事前
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テキストの該当箇所を読んでくる
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2.0
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授業
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社会福祉士の法的位置づけと役割・存在意義
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事後
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配付資料の復習と理解すべきポイントについて確認
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2.0
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3
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事前
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前回の配付資料の確認
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2.0
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授業
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生活を支援するとはどのようなことかを理解する(生活の多面的理解(Lifeの3側面))
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事後
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理解すべきポイントについて確認
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2.0
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4
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事前
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テキストの該当箇所を読んでくる
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2.0
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授業
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ソーシャルワークとは何か(概念的な理解)
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事後
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配付資料の復習と理解すべきポイントについて確認
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2.0
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5
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事前
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テキストの該当箇所を読んでくる
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2.0
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授業
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社会福祉士の実践現場をイメージする
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事後
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配付資料の復習と理解すべきポイントについて確認
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2.0
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6
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事前
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テキストの該当箇所を読んでくる
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2.0
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授業
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ソーシャルワークの基盤となる考え方の理解①
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事後
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配付資料の確認と理解すべきポイントについて確認
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2.0
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7
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事前
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テキストの該当箇所を読んでくる
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2.0
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授業
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ソーシャルワークの基盤となる考え方の理解②
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事後
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配付資料の確認と理解すべきポイントについて確認
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2.0
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8
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事前
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テキストの該当箇所を読んでくる
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2.0
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授業
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ソーシャルワークの歴史1
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事後
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配付資料の確認と理解すべきポイントについて確認
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2.0
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9
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事前
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テキストの該当箇所を読んでくる
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2.0
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授業
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ソーシャルワークの歴史2
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事後
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配付資料の確認と理解すべきポイントについて確認
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2.0
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10
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事前
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テキストの該当箇所を読んでくる
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2.0
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授業
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ソーシャルワークの歴史を振り返って(変遷のポイント、背景、かわらないこと)
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事後
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配付資料の確認と理解すべきポイントについて確認
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2.0
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11
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事前
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テキストの該当箇所を読んでくる
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2.0
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授業
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ソーシャルワークの価値と倫理1
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事後
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配布資料の確認と理解すべきポイントについての理解
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2.0
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12
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事前
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テキストの該当箇所を読んでくる
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2.0
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授業
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ソーシャルワークの価値と倫理2(倫理的ジレンマ)
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事後
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演習に関する課題を行う
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2.0
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13
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事前
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テキストの該当箇所を読んでくる
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2.0
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授業
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社会福祉士の多様な職場1
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事後
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配付資料の確認と理解すべきポイントについて確認
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2.0
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14
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事前
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テキストの該当箇所を読んでくる
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2.0
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授業
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社会福祉士の多様な職場2
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事後
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社会福祉士の業務と職場に関するレポート課題を行う
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2.0
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15
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事前
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配付資料とテキストを復習
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2.0
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授業
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確認テストの実施と解説
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事後
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テスト問題の正解確認
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2.0
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授業科目に関連する実務経験の内容とその経験を活かした授業の展開
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母子福祉、精神保健福祉、医療福祉の現場経験・フィールドワーク経験を有しており、本講義で扱う事例や相談援助の基盤、専門職のあり方などについて具体的に講義する。
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成績評価の基準と方法 課題に対するフィードバックの方法
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授業内参加状況(30%)歴史に関するテスト(20%)最終回の確認テスト(50%) 欠席が5回以上の場合は確認テストを受けることができない場合があるので留意すること。
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テキスト
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No
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著者名
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書籍名
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出版社
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ISBN/ISSN
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1.
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日本ソーシャルワーク教育学校連盟
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『ソーシャルワークの基盤と専門職[共通・社会専門]』
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中央法規
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978-4-8058-8241-2
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参考文献
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関連ページ
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備考
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感染症対策に留意したうえで、ペアや小グループにわかれての演習も行うことがあるため、個別の配慮が必要な場合には事前に教員に相談を申し出てください。
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教員e-mailアドレス
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オフィスアワー
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火曜日~木曜日昼休み(12:30~13:00)、これ以外でもメールで随時対応。研究室はA館405号室。
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画像
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ファイル
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