シラバス参照

講義名 コミュニケーションとアクセシビリティ 
英文科目名 Communication and Accessibility 
科目ナンバー H00BAS1252 
担当者

藤野 友紀

科目群 心理・教育専攻科目群 
対象学年 1年 
単位数
開講期間 後期 
曜日・時限・教室 後期 金曜日 5講時 B-201教室(Active Learning教室)



授業のねらい
多文化共生社会では多様な言語やコミュニケーション手段が尊重され、かつ誰もが情報へのアクセシビリティを保障される必要がある。本科目は、日本語とは異なる文法構造を有する日本手話を学ぶことをとおして私たちの社会の多様性を理解し、自分とは異なる言語と文化をもつ人たちとコミュニケーションを深める楽しさ、および互いの言語と文化を尊重する大切さを体験的に学ぶ。授業では、ろう者やろう文化についての基本的知識を得るとともに、日本手話を母語とするろう者の指導により、初級レベルの日本手話の習得をめざす。 
履修者が到達すべき目標
(1)ろう者とろう文化についての基本的知識を得る
(2)日本手話の基礎的文法を理解する
(3)日本手話をもちいて身近な話題についてろう者とコミュニケーションできる 
授業の進め方
学修上の助言
毎回の授業の冒頭で、ろう文化や手話に関するミニ講義をおこなう。日本手話の指導時間には、手話指導者(ろう講師)と受講生の手話での会話をとおして日本手話の文法と語彙を習得する。そのときには原則的に、手話指導者も受講生も科目担当者も音声日本語は使わない。ただし、文法の系統的説明と手話指導者の手話語り(スピーチ)には音声日本語の通訳が付く。 
アクティブ・ラーニングの要素の有無
毎回の授業は科目担当者と手話指導者と受講生の会話によって進められる。 
ICTを活用した双方向型授業の有無
なし。 
授業内容・計画
回数 授業、事前・事後学修の内容 時間
1 事前   シラバスを熟読する  2.0 
授業   挨拶・名前・色 
事後   学習した表現を使って会話をしてみる・読み取りの練習をする  2.0 
2 事前   前回学習した内容を復習しておく  2.0 
授業   質問してみよう 
事後   学習した表現を使って会話をしてみる・読み取りの練習をする  2.0 
3 事前   前回学習した内容を復習しておく  2.0 
授業   ろう文化を知ろう! 
事後   授業で紹介された事例やエピソードを踏まえて自分でも調べてみる  2.0 
4 事前   前回学習した内容を復習しておく  2.0 
授業   家族 
事後   学習した表現を使って会話をしてみる・読み取りの練習をする  2.0 
5 事前   前回学習した内容を復習しておく  2.0 
授業   略歴 
事後   学習した表現を使って会話をしてみる・読み取りの練習をする  2.0 
6 事前   前回学習した内容を復習しておく  2.0 
授業   曜日 
事後   学習した表現を使って会話をしてみる・読み取りの練習をする  2.0 
7 事前   前回学習した内容を復習しておく  2.0 
授業   タイムテーブル 
事後   学習した表現を使って会話をしてみる・読み取りの練習をする  2.0 
8 事前   スピーチの準備をする  2.0 
授業   通学 
事後   学習した表現を使って会話をしてみる・読み取りの練習をする  2.0 
9 事前   前回学習した内容を復習しておく  2.0 
授業   レク大会! 
事後   授業で紹介された表現方法のバリエーションをさらに発見する  2.0 
10 事前   前回学習した内容を復習しておく  2.0 
授業   食習慣 
事後   学習した表現を使って会話をしてみる・読み取りの練習をする  2.0 
11 事前   前回学習した内容を復習しておく  2.0 
授業   趣味・スポーツ 
事後   学習した表現を使って会話をしてみる・読み取りの練習をする  2.0 
12 事前   前回学習した内容を復習しておく  2.0 
授業   旅行 
事後   学習した表現を使って会話をしてみる・読み取りの練習をする  2.0 
13 事前   前回学習した内容を復習しておく  2.0 
授業   病気とケガ 
事後   学習した表現を使って会話をしてみる・読み取りの練習をする  2.0 
14 事前   前回学習した内容を復習しておく  2.0 
授業   約束と待ち合わせ 
事後   学習した表現を使って会話をしてみる・読み取りの練習をする  2.0 
15 事前   スピーチの準備をする  2.0 
授業   スピーチ大会! 
事後   学期末レポートを提出する  2.0 
授業科目に関連する実務経験の内容とその経験を活かした授業の展開
実務経験なし。 
成績評価の基準と方法
課題に対するフィードバックの方法
(1)授業への参加態度、(2)日本手話の習得度(読み取り・表現のチェック)(3)最終回の発表内容、(4)学期末レポートの内容によって評価する。それぞれの評価の比率は、(1)=15%、(2)=70%、(3)=10%、(4)=5% とする。授業出席は成績評価の前提である。 
テキスト
参考文献
No 著者名 書籍名 出版社 ISBN/ISSN
1. 亀井伸孝  『手話の世界を訪ねよう』  岩波書店  9784005006304 
2. 木村晴美・市田泰弘  『はじめての手話』  生活書院  9784865000276 
3. 岡典栄・赤堀仁美  『日本手話のしくみ練習帳(DVD付)』  大修館書店  9784469222159 
4. 前川和美・下谷奈津子・平英司  『しくみが身につく手話①入門編(DVD付き)』  白水社  9784560089392 
5. 松岡和美  『日本手話で学ぶ手話言語学の基礎』  くろしお出版  9784874246702 
関連ページ
1. BBEDろう教育センター  http://www.bbed.org/com/   映像で日本手話の文法解説を見られます 
2. NHKみんなの手話  https://www.nhk.or.jp/heart-net/syuwa/index.html  映像でスキットを見られます 
3. 関西学院大学手話言語研究センター  https://www.kwansei.ac.jp/c_shuwa  手話に関する講座やシンポジウムの情報を得られます 
備考
定員を20名とする。履修登録者数がこれを上回る場合には抽選を行う。 
教員e-mailアドレス
fujinoあっとまぁくsgu.ac.jp 
オフィスアワー
火曜12:25-12:55(C館5階C504) 
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