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講義名 中小企業金融論 
英文科目名 Finance Theory of Small and Medium-sized Enterprise 
科目ナンバー B00EXP3519,Q00EXP3516 
担当者

三好 元

科目群 専門科目 
対象学年 3年 
単位数
開講期間 通年 
曜日・時限・教室 前期 月曜日 1講時 302教室(新札幌)
後期 月曜日 1講時 302教室(新札幌)



授業のねらい
なぜ,中小企業のための金融が必要なのか,を学ぶ。
-中小企業金融とは何か?
-金融機関の中小企業金融とはどんなものか?
-中小企業金融を専門に行う金融機関の役割とは何か?
ー地方自治体が行う中小企業金融
*就職を金融機関に希望している人は,この講義を勉強して,エントリーシートや面接に活用して下さい。
【注意1】後期については,新札幌キャンパス大学生協で中小企業金融論の「専用ノート」(コクヨキャンパスノートA4版)を購入してください。購入期間は,9月下旬となります(これ以降は江別キャンパスの生協での購入となります)。
【注意2】中小企業金融論の前期用と後期用テキスト(印刷資料)は前・後期のガイダンスの時に配布します。その後は大学の教育支援課(経済経営学部)で入手して下さい。ただし,前期は5月下旬まで,後期は10月下旬までです。それ以降は入手できませんので注意して下さい。 
履修者が到達すべき目標
*(1回~14回) 中小企業金融の基礎編
・中小企業の量的・質的な重要性
・なぜ中小企業は資金調達が難しいのか,中小企業のための金融機関が必要なのか。
・中小企業の資金調達方法にはどのようなものがあるのか。
・中小企業に資金を提供している金融機関の特徴とは。
*(16回~29回) 中小企業金融の応用編
・中小企業に資金を提供している金融機関の特徴とその中小企業金融の動向。
・中小企業金融機関は地域再生や中小企業の発展に活性化。
・地方自治体の中小企業金融とはどのようなものか。 
授業の進め方
学修上の助言
講義の解説を聞きながら,テキストにマークしたりメモしたりして下さい。また後期は,毎回,課題を出すので,それを専用ノートにまとめておいて下さい。 
アクティブ・ラーニングの要素の有無
毎回,講義内容におけるいくつかの重要点を課題として提示して,それを時間外学習として「専用ノート」に作成させている。 
ICTを活用した双方向型授業の有無
金融や中小企業に関する動画を見てもらい,それらの実際の状況や動向を学んでもらっている。 
授業内容・計画
回数 授業、事前・事後学修の内容 時間
1 事前   資料11-26ページの予習  2.0 
授業   中小企業の役割
中小企業金融を考える前提条件として,中小企業の重要な役割について解説します。 
事後   課題第1章のまとめ  2.0 
2 事前   資料11-26ページの予習  2.0 
授業   1回の続き 
事後   課題第1章のまとめ  2.0 
3 事前   資料27-48ページの予習  2.0 
授業   中小企業金融の特徴
中小企業が大企業に比べて資金調達が難しい理由を解説します。 
事後   課題第2章のまとめ  2.0 
4 事前   資料27-48ページの予習  2.0 
授業   3回の続き 
事後   課題第2章のまとめ  2.0 
5 事前   資料51-58ページの予習  2.0 
授業   中小企業の金融システム
中小企業が利用できる資金調達の方法と,中小企業の資金調達の実態を解説します。 
事後   課題第3章のまとめ  2.0 
6 事前   資料51-58ページの予習  2.0 
授業   5回の続き 
事後   課題第3章のまとめ  2.0 
7 事前   資料59-84ページの予習
資料59-84ページの予習 
2.0 
授業   銀行融資
銀行の中小企業への融資の現状について解説します。 
事後   課題第4章のまとめ  2.0 
8 事前   資料59-84ページの予習  2.0 
授業   7回の続きと課題 
事後   課題第4章のまとめ  2.0 
9 事前   資料85-101ページの予習  2.0 
授業   直接金融
直接金融の制度の概要,中小企業の直接金融の利用状況などを解説します。 
事後   課題第5章のまとめ  2.0 
10 事前   資料85-101ページの予習  2.0 
授業   9回の続き 
事後   課題第5章のまとめ  2.0 
11 事前   資料103-125ページの予習  2.0 
授業   ノンバンク
ノンバンクの概要と中小企業のノンバンクの利用状況などを解説します。 
事後   課題第6章のまとめ  2.0 
12 事前   資料103-125ページの予習  2.0 
授業   11回の続き 
事後   課題第6章のまとめ  2.0 
13 事前   資料127-153ページの予習  2.0 
授業   公的金融
中小企業が利用できる公的金融について解説し,また政府系中小企業金融機関の融資について説明をします。 
事後   課題第7章のまとめ  2.0 
14 事前   資料127-153ページの予習  2.0 
授業   13回の続き 
事後   課題第7章のまとめ  2.0 
15 事前     2.0 
授業   前半試験と解答・解説 
事後     2.0 
16 事前     2.0 
授業   後期のガイダンス 
事後     2.0 
17 事前   (後期)資料1-32ページの予習  2.0 
授業   地域の経済と金融の役割
地域経済に貢献するであろう金融と財政のあり方について説明します。 
事後   (後期)課題第1章のまとめ  2.0 
18 事前   資料1-32ページの予習  2.0 
授業   17回の続き 
事後   課題第1章のまとめ  2.0 
19 事前   資料35-58ページの予習  2.0 
授業   地域間および地域内の資金循環
地域内や地域間における地域金融の状況,地域金融と地域経済の再生との関係について説明します。 
事後   課題第2章のまとめ  2.0 
20 事前   資料35-58ページの予習  2.0 
授業   19回の続き 
事後   課題第2章のまとめ  2.0 
21 事前   資料35-58ページの予習  2.0 
授業   19回の続き 
事後   課題第2章のまとめ  2.0 
22 事前   資料79-100ページの予習  2.0 
授業   信用金庫・信用組合の現状と動向
信用金庫・信用組合の特性と中小企業金融における位置について説明します。 
事後   課題第4章のまとめ  2.0 
23 事前   資料79-100ページの予習  2.0 
授業   22回の続き 
事後   課題第4章のまとめ  2.0 
24 事前   資料79-100ページの予習  2.0 
授業   22回の続き 
事後   課題第4章のまとめ  2.0 
25 事前   資料103-125ページの予習  2.0 
授業   協同組織金融の理念と現実
信用金庫と信用組合の歴史的変遷について説明します。 
事後   課題第5章のまとめ  2.0 
26 事前   資料103-125ページの予習  2.0 
授業   25回の続き 
事後   課題第5章のまとめ  2.0 
27 事前   資料103-125ページの予習  2.0 
授業   25回の続き 
事後   課題第5章のまとめ  2.0 
28 事前   資料163-175ページの予習  2.0 
授業   地方自治体の中小企業金融支援活動
地方自治体の信用保証と制度融資について説明します。 
事後   課題第8章のまとめ  2.0 
29 事前   資料163-175ページの予習  2.0 
授業   28回の続き 
事後   課題第8章のまとめ  2.0 
30 事前     2.0 
授業   後半試験と解答・解説 
事後     2.0 
授業科目に関連する実務経験の内容とその経験を活かした授業の展開
長年に行ってきた金融機関の調査を活かしながら講義を展開している。 
成績評価の基準と方法
課題に対するフィードバックの方法
成績評価について
前半試験と後半試験の2回でおこないます。
テキストに重要な点をマークしたりメモをとったりして,課題の作成を「専用ノート」にしっかりとやっておいて下さい。問題の分量が多いので,専用ノートにまとめておくと問題の解答と提出が時間内でできます。なお,出欠点はありません。
なお,試験では,大学生協で購入した「専用ノート」(コクヨキャンパスノートA4版)のみ持ち込み可です。専用ノートでないノートを試験に持ち込みをした場合は,不正行為とみなします。気をつけてください。 
テキスト
参考文献
No 著者名 書籍名 出版社 ISBN/ISSN
1. (1~14回)藪下史郎・武士俣友生(2006年)  『『中小企業金融入門』』  東洋経済新報社   
2. (16~29回)岩佐代市(2009年)  『『地域金融システムの分析』』  中央経済社   
関連ページ
1. 教育研究実績  http://researchmap.jp/19-01-2005   
備考
教員e-mailアドレス
miyoshi@sgu.ac.jp 
オフィスアワー
質問などある学生さんは中小企業金融論の講義の終了後にお願いします。 
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