シラバス参照

講義名 経営戦略論 
英文科目名 Theory of Management Strategy 
科目ナンバー B00BAS2409,Q00BAS2401 
担当者

末富 弘

科目群 専門科目 
対象学年 2年 
単位数
開講期間 後期 
曜日・時限・教室 後期 水曜日 2講時 304教室(新札幌)



授業のねらい
企業がどのような意図を持っているかには関係なく、環境は変化する。企業が成長し、発展していくためには、環境の変化に対応し、あるいは環境変化を先取りする形で、企業行動を変えていかなければならない。
この企業行動に一定の方向性や指針を与えるのが経営戦略である。
本授業においては経営戦略の基礎を理解し、実際の企業の行動(特にベンチャー企業や地域企業)にどのように活かされているかを学修する。 
履修者が到達すべき目標
主たる目標は、以下の通りである。
・経営戦略とは何かを学び、どのように経営戦略論が展開されてきたかを理解することができる。
・経営戦略を策定するための分析方法を学び、企業を取り巻く環境を分析することができる。
・企業がもつ経営資源について学び、どのような資源が経営において重要かを知ることができる。 
授業の進め方
学修上の助言
前半は経営戦略の基礎として経営戦略の立案・革新・拡大について、事例をまじえながら学修する。後半は主としてベンチャー企業や地域企業等における、特徴的な経営戦略についての事例研究を行う。
毎回、レジュメを配布(moodle可能性あり)し、それにそって授業を行い、授業終了後に理解度を確認する小レポートを提出(moodle可能性あり)する。次回あるいは次々回の授業の冒頭で小レポートの解説を行う。
レジュメの最後に次回授業の項目を記載するので、予習を行うこと。
なお、予習としては、参考文献として挙げている「経営戦略」(有斐閣アルマ)の講義で取り扱う部分を読んでおくと理解が深まる。また、事前にレジュメに関連する情報などを、新聞記事、書籍、インターネットなどで収集しておくと更に理解が確実になる。
なお、第14週、15週は遠隔授業とする。 
アクティブ・ラーニングの要素の有無
なし 
ICTを活用した双方向型授業の有無
あり(moodle活用) 
授業内容・計画
回数 授業、事前・事後学修の内容 時間
1 事前   シラバスを読んでくること  2.0 
授業   授業の進め方のガイダンス 
事後   授業の進め方の確認を行うこと  2.0 
2 事前   レジュメの予習を行うこと(「授業の進め方学修上の助言」を参照)  2.0 
授業   経営戦略とは~何をいかに学ぶか 
事後   理解度を確認する小レポートを提出すること  2.0 
3 事前   レジュメの予習を行うこと(「授業の進め方学修上の助言」を参照)  2.0 
授業   事業領域の定義~「ドメイン」という考え方 
事後   理解度を確認する小レポートを提出すること  2.0 
4 事前   レジュメの予習を行うこと(「授業の進め方学修上の助言」を参照)  2.0 
授業   戦略の策定~環境と経営資源の分析 
事後   理解度を確認する小レポートを提出すること  2.0 
5 事前   レジュメの予習を行うこと(「授業の進め方学修上の助言」を参照)  2.0 
授業   競争の戦略~競争地位別の戦略定石 
事後   理解度を確認する小レポートを提出すること  2.0 
6 事前   レジュメの予習を行うこと(「授業の進め方学修上の助言」を参照)  2.0 
授業   新事業創造の戦略~ミドルの役割 
事後   理解度を確認する小レポートを提出すること  2.0 
7 事前   レジュメのの予習を行うこと(「授業の進め方学修上の助言」を参照)  2.0 
授業   成長の戦略~ベンチャー企業の不均衡創造 
事後   理解度を確認する小レポートを提出すること  2.0 
8 事前   レジュメの予習を行うこと(「授業の進め方学修上の助言」を参照)  2.0 
授業   ネットワーク戦略~新しい組織への動き 
事後   理解度を確認する小レポートを提出すること  2.0 
9 事前   レジュメの予習を行うこと(「授業の進め方学修上の助言」を参照)  2.0 
授業   グローバル戦略~多様な環境への対応 
事後   理解度を確認する小レポートを提出すること  2.0 
10 事前   レジュメの予習を行うこと(「授業の進め方学修上の助言」を参照)  2.0 
授業   地域企業の戦略~地域社会の中で存在 
事後   理解度を確認する小レポートを提出すること  2.0 
11 事前   レジュメの予習を行うこと(「授業の進め方学修上の助言」を参照)  2.0 
授業   経営戦略と社会~戦略的社会性とは何か 
事後   理解度を確認する小レポートを提出すること  2.0 
12 事前   企業等の事前情報収集を行うこと(「授業の進め方学修上の助言」を参照)  2.0 
授業   事例研究~道内情報系ベンチャー企業の経営戦略(予定) 
事後   事例研究に関する小レポートを提出すること  2.0 
13 事前   企業等の事前情報収集を行うこと(「授業の進め方学修上の助言」を参照)  2.0 
授業   事例研究~大学発社会起業系ベンチャーの経営戦略(予定) 
事後   事例研究に関する小レポートを提出すること  2.0 
14 事前   企業等の事前情報収集を行うこと(「授業の進め方学修上の助言」を参照)遠隔授業  2.0 
授業   事例研究~道内地域金融機関の経営戦略(予定) 
事後   事例研究に関する小レポートを提出すること  2.0 
15 事前   企業等の事前情報収集を行うこと(「授業の進め方学修上の助言」を参照)遠隔授業  2.0 
授業   事例研究~道内食品企業の経営戦略(予定) 
事後   事例研究に関する小レポートを提出すること  2.0 
授業科目に関連する実務経験の内容とその経験を活かした授業の展開
私は銀行の融資課長、支店長として、また現在は信用金庫の顧問として多数の地域企業の経営分析や経営指導を行ってきた。その経験を活かし、具体的かつ実践的な授業を行う。
また、大学発ベンチャーの総務部長、営業開発部長、常務取締役に7年間就任しており、実際に経営管理や経営戦略の策定、事業計画の策定他経営全般に関与した。
これらの経験を基に、実践的かつ具体的な授業を展開する。 
成績評価の基準と方法
課題に対するフィードバックの方法
授業への出席、授業の理解度を反映した小レポートの内容、期末レポートの内容で評価する。それぞれ、20%、30%、50%の比率である。毎回の小レポートの提出をもって出席とする。成績評価のためには、9回以上の出席(=小レポートの提出)が必要である。
小レポートの解説及び質問への回答は、次回又は次々回の授業の冒頭で行う。 
テキスト
No 著者名 書籍名 出版社 ISBN/ISSN
1.   『特に指定しない』     
参考文献
No 著者名 書籍名 出版社 ISBN/ISSN
1. 大滝精一・金井一頼・山田英夫・岩田智  『経営戦略~論理性・創造性・社会性の追求』  有斐閣アルマ  9784641220652 
関連ページ
1. 研究業績  https://researchmap.jp/ashibetsu   
2. 社会貢献シーズ集  https://seeds.sgu.ac.jp/post_seeds/post_seeds-526/   
備考
教員e-mailアドレス
suetomiあっとまーくsgu.ac.jp 
オフィスアワー
水曜 12:30~13:00 新札幌キャンパス519研究室 
上記日時以外でも都合がつく時間は対応するので、事前にメール等で確認してください。  
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