シラバス参照

講義名 論述・作文A(2) 
英文科目名 Academic Writing in Japanese A 
科目ナンバー Z00LBA1107 
担当者

岸本 宜久

科目群 基礎科目群(履修必修) 
対象学年 1年 
単位数
開講期間 前期 
曜日・時限・教室 前期 月曜日 3講時 E-501教室



授業のねらい
この授業では、メールの作成およびレポート・論文の作成に必要なスキル(技能)の習得を目指す。

特にレポート作成に必要なスキルとして、まずは論理的な文章の構成、書き方の基本を学ぶとともに、情報の適切な扱い方、取捨選択の方法を学ぶ。自己流の文章から脱却し、研究倫理に則ったわかりやすく説得力のあるレポートを書くことを目指す。

論理的な文章は文学的な才能がなくとも書くことができる。一定の約束事を理解して準備し、書きあげればよいからである。大学で求められるレポート・論文は、高校までの感想文や小論文とはまったく異なる。一緒に一から学んでいこう。 
履修者が到達すべき目標
大学および社会で求められる文書作成のスキルと研究倫理(文章作成上の不正行為に対する知識と意識)を身につけることがこの授業の到達目標である。

この授業で習得するスキルは、他科目におけるレポート・文章作成課題、4年次の卒業論文(卒業研究)などの作成や、社会に出てからの文章作成において活用できる。

今後、社会で生きていくために必要なスキルであるということを理解したうえで、目標に到達できるよう心がけてほしい。 
授業の進め方
学修上の助言
プリント、スライドを用いた講義形式と、小テストや練習問題などの演習形式を織り交ぜて授業を進め、知識とスキルの定着を促す。

授業で用いるプリントなどの教材は、授業に先立ってMoodleへアップロードするので、各自でプリントアウトをして授業に持参すること(プリントアウトは大学のパソコン教室でも可能なので、授業前までに必ず準備すること)。詳しくは第1回のガイダンスで説明する。

わからないことは放置せず、Moodleの「論述・作文A」のコースを見るか、教員にメールなどで問い合わせること。

また、授業や課題、文章作成について気軽に質問・相談できる窓口として、授業期間中は文章作成相談コーナーを開設している。詳しくは下部の「備考」に記載しているので、ぜひ活用してほしい。

なお、授業時間外でも積極的に書き言葉に触れること、つまり読書を習慣づけることを勧める。 
アクティブ・ラーニングの要素の有無
積極的に課題のチェックを受け、質問するなど能動的な取り組みを期待する。 
ICTを活用した双方向型授業の有無
教室での面接授業であるが、教材管理や授業の内容を問うチェックテストはMoodleを活用する。 
授業内容・計画
回数 授業、事前・事後学修の内容 時間
1 事前   シラバスを読む  2.0 
授業   ガイダンス、ノートテイクと質問のコツ 
事後   Moodleのチェックテストに取り組む  2.0 
2 事前   前回授業の復習  2.0 
授業   ビジネスメールの書き方(1) 
事後   Moodleのチェックテストに取り組む  2.0 
3 事前   前回授業の復習  2.0 
授業   ビジネスメールの書き方(2) 
事後   Moodleのチェックテストに取り組む  2.0 
4 事前   前回授業の復習  2.0 
授業   句読点の適切な打ち方、表記と文字種 
事後   Moodleのチェックテストに取り組む  2.0 
5 事前   前回授業の復習  2.0 
授業   レポートの種類、レポートのイメージをつかもう 
事後   Moodleのチェックテストに取り組む  2.0 
6 事前   前回授業の復習  2.0 
授業   情報リテラシーガイダンス 
事後   Moodleのチェックテストに取り組む  2.0 
7 事前   前回授業の復習  2.0 
授業   レポートの割付、記号と文字 
事後   Moodleのチェックテストに取り組む  2.0 
8 事前   前回授業の復習  2.0 
授業   レポートの文体、表現のテクニック(1) 
事後   Moodleのチェックテストに取り組む  2.0 
9 事前   前回授業の復習  2.0 
授業   文のねじれの解消法 
事後   Moodleのチェックテストに取り組む  2.0 
10 事前   前回授業の復習  2.0 
授業   段落を意識した文章作成 
事後   Moodleのチェックテストに取り組む  2.0 
11 事前   前回授業の復習  2.0 
授業   他人発の情報の引用と要約 
事後   Moodleのチェックテストに取り組む  2.0 
12 事前   前回授業の復習  2.0 
授業   個別指導 
事後   個別指導に従い課題の作成に取り組む  2.0 
13 事前   前回授業の復習  2.0 
授業   出典と書誌情報の示し方 
事後   Moodleのチェックテストに取り組む  2.0 
14 事前   前回授業の復習  2.0 
授業   他人発の情報の読解、表現のテクニック(2) 
事後   Moodleのチェックテストに取り組む  2.0 
15 事前   前回授業の復習  2.0 
授業   課題の講評、後期の予告 
事後   Moodleのチェックテスト(総復習テスト)に取り組む  2.0 
授業科目に関連する実務経験の内容とその経験を活かした授業の展開
なし。 
成績評価の基準と方法
課題に対するフィードバックの方法
平常点20点、課題点80点の総合100点のうち60点以上を単位認定の対象とする。

【平常点】
・学期中に複数回実施するチェックテストへの取り組みにより評価する。チェックテストは授業後にMoodleで受験すること。

【課題点】
・学期中に複数回課す課題や授業内の小テストの結果により評価する。

いずれも指示に従い期限厳守で取り組むこと。とくにチェックテストへの取り組み不良や遅刻などの理由で授業内の小テストの未受験が重なると、単位認定に大きく影響するため注意すること。

なお、定期試験は行わない。 
テキスト
参考文献
関連ページ
1. SGU Moodle  https://moodle.sgu.ac.jp/  履修コースへアクセスすること。 
2. 文章作成相談コーナー予約システム  https://sgu-reserve.com/  ログインして「面談予約」から予約しよう。 
備考
【文章作成相談コーナー】

開設期間:前期授業期間の平日

対応時間:11:10-14:00(予約優先:https://sgu-reserve.com/

場所:【面接相談】江別キャンパスC館2階/【オンライン相談】MoodleのBigBlueButton

相談できること:「論述・作文」の授業や課題について、文章作成全般について(質問や添削指導、作成についてのアドバイスなど)。

予約・詳細はMoodleの「文章作成相談コーナー2023」を確認すること。 
教員e-mailアドレス
kishiあsgu.ac.jp (「あ」を@に置換する) 
オフィスアワー
・オフィスアワーは月曜4講時 L309(江別キャンパス)

・相談や問い合わせがある場合は、上記のアドレスまでメールしてください。また、オフィスアワー時に面談を希望する場合は事前にメールでアポイントメントを取ってください。 
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