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講義名 地理歴史科教育法A(教・高) 
英文科目名 Geography & History Methodology of Teaching A 
科目ナンバー Y00EDU2108 
担当者

山本 政俊

科目群 教職課程 
対象学年 2年 
単位数
開講期間 前期 
曜日・時限・教室 前期 月曜日 4講時 B-301教室



授業のねらい
地理歴史科の目標を明らかにし、教育内容と方法、子ども理解を結びつけた歴史授業論を考察し、自らの歴史教育像を実践的に構築する。地理歴史科の教材研究、学習指導案作成、情報機器の活用を支援し、模擬授業がより充実したものになるように知識や技能を身につける。 
履修者が到達すべき目標
現代の諸課題を歴史的観点から考察することによって「歴史的思考力」を培う。
授業の創造について理解し、授業実践の力をつける。
学習指導案作成と模擬授業実施で実践的知識と技能を習得する。 
授業の進め方
学修上の助言
歴史教育を取り巻く様々な課題を提示する。授業に当たっては、教科書と学習指導要領解説社会をテキストとして指定する。授業中に配布した資料や参考文献等を学習するなど事前事後のリサーチや課題の提出、それに伴う学習が求められる。毎時間講義に積極的に参加し、考察・発表、ふりかえりシートを提出すること。問題意識を持ち、自ら学ぼうとすることが何より大事である。 
アクティブ・ラーニングの要素の有無
個人の意見発表、グループワークでの相互意見交換など「主体的」「対話的」授業である。 
ICTを活用した双方向型授業の有無
パワポによる題材提示。PC等による調べ学習がある。 番組視聴もある 
授業内容・計画
回数 授業、事前・事後学修の内容 時間
1 事前   最初の授業から必ず出席すること  2.0 
授業   オリエンテーション 歴史を学ぶとは 歴史認識の重要性 
事後   新しい事実の掘り起こしがあるという観点からのふりかえり 教材収集  2.0 
2 事前   理想の歴史の授業について考える  2.0 
授業   中学・高校時代の授業のふりかえり(グループワーク)理想の歴史の授業とは 
事後   復習  2.0 
3 事前   戦争の実相について調べる  2.0 
授業   近現代史の授業ー戦争の実相を学ぶ① 視聴覚教材の使用 地域の視点で 
事後   戦争の実相について調べる  2.0 
4 事前   戦争の実相について調べる  2.0 
授業   近現代史の授業ー戦争の実相を学ぶ②視聴覚教材の使用 歴史修正主義の補正 
事後   戦争の実相について調べる  2.0 
5 事前   戦争の実相について調べる  2.0 
授業   近現代史の授業ー戦争の実相を学ぶ③視聴覚教材の使用 
事後   【課題1】 戦争の実相について調べどう教えるかをレポート提出  2.0 
6 事前   学習指導要領解説を読む  2.0 
授業   「地理歴史科」教育誕生の背景 「地理歴史科」教育とは何か。そのめざすべきもの。教科書検定とその実態を考える。 
事後   復習  2.0 
7 事前   資料を読む  2.0 
授業   討論を導入した日本史授業の実際(加藤公明実践に学ぶ) 
事後   復習  2.0 
8 事前   資料を読む  2.0 
授業   歴史授業における資料の収集と読み方、扱い方、授業への生かし方 
事後   復習  2.0 
9 事前   教科書の関連ページを読む  2.0 
授業   ノーモア被爆者会館の見学 
事後   【課題2】 被爆の実相を生かした核の授業をどうつくるか  2.0 
10 事前   資料を読む  2.0 
授業   近現代史の授業の実際①日本と朝鮮半島の関係を中心に 
事後   復習  2.0 
11 事前   資料を読む  2.0 
授業   近現代史の授業の実際②日本と朝鮮半島の関係を中心に 
事後   復習  2.0 
12 事前   資料を読む  2.0 
授業   近現代史の授業の実際③日本と朝鮮半島の関係を中心に 
事後   復習  2.0 
13 事前   資料を読む  2.0 
授業   近現代史 主題を設定した追究のある授業の実際1 題材提示の仕方と発問 
事後   復習  2.0 
14 事前   資料を読む  2.0 
授業   近現代史 主題を設定した追究にある授業の実際2 発問づくりを視点に 
事後   復習  2.0 
15 事前   単元の教材研究をする  2.0 
授業   学習指導案の作成 板書計画 
事後   【課題3】学習指導案 板書計画の提出  2.0 
授業科目に関連する実務経験の内容とその経験を活かした授業の展開
実務経験に基づき、実際の授業づくりに役立つよう展開する。 
成績評価の基準と方法
課題に対するフィードバックの方法
講義中のグループワークとそのリフレクション(40%) 課題の提出(60%)試験は実施しない 
テキスト
No 著者名 書籍名 出版社 ISBN/ISSN
1.   『高等学校学習指導要領解説(地理歴史)』  東洋館出版   
2.   『高校日本史B』  実教出版   
3.   『高校地理B』  帝国書院   
4.   『高校地図帳』  帝国書院   
参考文献
関連ページ
備考
参考文献は適宜提示する。必要な資料は講義時に配布する。

高等学校の免許取得のみ希望する場合でも、授業づくりの基本を習得するという意味で「社会科教育法」Aを併修するのが望ましい。 
教員e-mailアドレス
yama@sgu.ac.jp 
オフィスアワー
月曜日 12:20~12:50
事前にアポをとっていただければ上記の時間以外でも対応します。 
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