シラバス参照

講義名 保健医療分野に関する理論と支援の展開(医心臨) 
英文科目名 Theories in Medical and Health Field and Applications 
科目ナンバー P00EXP2302 
担当者

井手 正吾

科目群 心の障害・健康科目群 
対象学年 1年 
単位数
開講期間 後期 
曜日・時限・教室 後期 金曜日 2講時 A-205カンファレンス室



授業のねらい
医療・保健分野において、臨床心理学の知見にそった理解・援助活動が関与する分野や対象は多岐にわたる。精神科や小児科などをはじめと様々な診療科が活動の場となる。対象は精神疾患や心身症をはじめとし、慢性身体疾患や脳障害まで至る。また、医師をはじめ、看護、ケースワーカー等との連携や協力も求められる。さらに現代医療の様々な進歩・発展の認識も必要とされる。このような保険医療における心理臨床の実践のための知識や技術についての理解を深め、臨床心理の専門家として資質を豊かにしていく。 
履修者が到達すべき目標
医療・保健は理臨床のひとつの原点であるが、そこで求められる臨床心理学の知識や技術の習得をはかり、それを可能な範囲で発表・説明・討議できる。
医療・保健の現場でも前提となる心理臨床の基本的な法的・倫理的規制、高度な専門性について再確認し概説できる。保健医療分野に関わる公認心理師の実践を理解し概説できる。 
授業の進め方
学修上の助言
病院臨床で必要とされるテーマを中心に取り上げていくが、テーマは個別に分離したものでなく総合的に関連していること、また、医療・保健での基本的な知識・技術は、他の分野における心理臨床でも基礎となることを認識して授業に臨むこと。受講生の興味・関心や学習経験をもとに討議やワーク等をできるだけ取り入れ主体的な学習とする。時間外でも、自主的・積極的に医療・保健に関する知識・技術を自分なり探求したり整理することも望ましい。 
アクティブ・ラーニングの要素の有無
ディスカッション、グループワーク、プレゼンテーションなども可能な限り取り入れる 
ICTを活用した双方向型授業の有無
コロナ危機管理のため遠隔授業の場合がある 
授業内容・計画
回数 授業、事前・事後学修の内容 時間
1 事前   ( 医療・保健に関しての連想(今までの知識をふりかえる、下調べ等) )  2.0 
授業   医療・保健: 患者、病院、制度と法規 等 
事後   ( 保健医療分野に関係ある法律、制度について概説できる、ように整理・復習 )  2.0 
2 事前   ( 医療・保健従事者についての連想 )  2.0 
授業   医療・保健: 医療者、地域支援・心理社会的課題、支援方法 等  
事後   ( 医療現場における心理社会的課題及び必要な支援方法について説明できる 、ように整理・復習 )  2.0 
3 事前   ( 子ども(児童・乳幼児・思春期)の精神的問題・障害についての連想 )  2.0 
授業   医療・保健: 児童、乳幼児、思春期等の臨床 
事後   ( 子どもの精神疾患についての概要を説明できる、ように整理・復習 )  2.0 
4 事前   ( 老年期・終末期の精神的問題・障害についての連想 )  2.0 
授業   医療・保健: 老年期・終末期の臨床 
事後   ( 老年期・終末期の精神疾患についての概要を説明できる、ように整理・復習 )  2.0 
5 事前   ( 精神的問題・障害全般についての連想 )  2.0 
授業   精神疾患の臨床: 概観 精神・心理的的病理、心因・内因・外因 
事後   ( 代表的な精神疾患について成因、症状、診断法、治療法、経過、本人や家族への支援の観点から説明できる、ように整理、復習 )  2.0 
6 事前   ( 心因反応、神経症などの心理的問題・障害についての連想 )  2.0 
授業   精神疾患の臨床: 心因反応、適応障害、neurosis 等 
事後   ( 心理に関する支援が必要な主な疾病について概説できる、ように整理・復習 )  2.0 
7 事前   ( 精神病、躁うつ病などの精神的問題・障害についての連想 )  2.0 
授業   精神疾患の臨床: 精神病、schizophrenia  うつ病、双極性障害 等 
事後   ( 統合失調症schizophrenia やうつ病などの精神病について概説できる、ように整理・復習 )  2.0 
8 事前   ( 器質的な精神的問題・障害についての連想 )  2.0 
授業   精神疾患の臨床: 器質的疾患・外因反応 心身症 等 
事後   ( 心身機能と身体構造及び様々な疾病や傷害について概説できる、よう整理・復習 )  2.0 
9 事前   ( 精神的問題・障害のさまざまな治療についての連想 )  2.0 
授業   精神疾患の臨床: 治療・支援、薬物療法、脳と生理 等 
事後   ( 向精神薬をはじめとする薬剤による心身の変化について概説できる、ように整理・復習 )  2.0 
10 事前   ( 心理士の規範・倫理についての連想 )  2.0 
授業   心理臨床の基本: 臨床心理における支援に関わる法律・法令・条約ならびに支援における倫理 
事後   ( 心理士に関連する規範と倫理について説明できる、ように整理・復習 )  2.0 
11 事前   ( 心理士の業務の専門性についての連想 )  2.0 
授業   心理臨床の基本: 心理士の高度専門性 
事後   ( 心理士の専門性と責任について説明できる、ように整理・復習 )  2.0 
12 事前   ( 病院臨床についての調査・連想 )  2.0 
授業   医療における心理臨床: 病院臨床 概要 
事後   ( どのような場合に医療機関への紹介が必要か説明できる、ように整理・復習 )  2.0 
13 事前   ( 病院臨床における心理検査についての連想 )  2.0 
授業   医療における心理臨床: 病院臨床 査定・検査  
事後   ( 医療での心理検査の分類・種類等の概要を説明できる、ように整理・復習 )  2.0 
14 事前   ( 災害支援、地域支援等についての連想 )  2.0 
授業   医療における心理臨床: 心理的援助(災害・地域) 
事後   ( 災害時等に必要な心理に関する支援について説明できる、ように整理・復習 )  2.0 
15 事前   ( 医療・保険分野での心理臨床についてふりかえっておく )  2.0 
授業   医療における心理臨床: 治療・心理的援助 総括 
事後   ( 医療保険領域での心理臨床についての全体についての整理・復習 )  2.0 
授業科目に関連する実務経験の内容とその経験を活かした授業の展開
病院心理臨床、心理相談室等の経験を中心に、最近の動向も考慮し展開する 
成績評価の基準と方法
課題に対するフィードバックの方法
質疑応答などの授業態度(60%)とレポート・ワーク等(40%)を総合的に評価する。 
テキスト
参考文献
関連ページ
1. 教育研究業績  http://researchmap.jp/read0018070   
備考
参考文献等は、適宜、紹介・指示。
[ 実務経験: 主に精神科病院での心理士業務(心理療法、心理検査、他)。
 主に病院勤務の心理士のスーパーヴィジョン(心理療法、心理検査、他) ] 
教員e-mailアドレス
ideseigo@sgu.ac.jp 
オフィスアワー
木曜日12:30-13:10(研究室A-526) 
画像
ファイル


PAGE TOP