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講義名 北海道経済論B 
英文科目名 Hokkaido Economy B 
科目ナンバー JK0EXP3245,GJ0EXP3211 
担当者

湯川 郁子

科目群 専門科目 
対象学年 3年 
単位数
開講期間 前期 
曜日・時限・教室 前期 水曜日 1講時 遠隔授業



授業のねらい
   「拓殖」の進展と「自治」
 19世紀後半から20世紀半ばまでの時期の北海道は、拓殖=拓地植民の進展とともに「近代」が創出されていく過程にあった。本講義では、その過程を、土地制度と地方制度の変遷を中心に考察し、「内地」とは異なった北海道のありようを明らかにし、そこに孕まれた「近代」の持つ問題性に接近する。    
履修者が到達すべき目標
 史料を歴史的文脈のなかで読み解いていく方法を学び、現在私たちが暮らしている北海道とはかなり違った社会が過去に存在し、その中で人々が暮らしていたということに思いをはせる「歴史的想像力」を培う。 
授業の進め方
学修上の助言
 毎回、講義レジュメと講義資料を使って、授業を進めていきます。
 時間外学習としては、初回講義および各講義時に適宜紹介する北海道の歴史に関わる概説書、北海道内の自治体史(○○市史、××町史、△△村史など)等を読んで、講義の予習、講義内容の理解と学期末のレポートの準備に努めて下さい。 
アクティブ・ラーニングの要素の有無
 なし 
ICTを活用した双方向型授業の有無
 なし 
授業内容・計画
回数 授業、事前・事後学修の内容 時間
1 事前     2.0 
授業   導入(1)――本講義の進め方――  レジュメNo.1、講義資料No1 
事後    授業の復習(講義資料№1をよく読んでおくこと)  2.0 
2 事前    授業の予習(初回授業で紹介した北海道の歴史にかかわる概説書等で、関係しそうな箇所を読んでみる)  2.0 
授業   導入(2)――戦前北海道の「植民地」性をどう考えるか レジュメNo.2、講義資料No.2-3 
事後    授業の復習(上記「学習上の助言」参照)  2.0 
3 事前    授業の予習(上記「学習上の助言」参照)  2.0 
授業   開拓使の設置  レジュメNo.3、講義資料No.4-7 
事後    授業の復習  2.0 
4 事前    授業の予習  2.0 
授業   北海道土地売貸規則と地所規則  レジュメNo.4、講義資料No.8 
事後    授業の復習  2.0 
5 事前    授業の予習  レジュメNo.5、講義資料No.9  2.0 
授業   地租「創定」事業 
事後    授業の復習  2.0 
6 事前    授業の予習    2.0 
授業   開拓使から三県一局へ  レジュメNo.6、講義資料No.10-11 
事後    授業の復習  *そろそろ学期末レポートのテーマを考えてみよう!  2.0 
7 事前    授業の予習  2.0 
授業   北海道庁の設置と土地払下規則の制定  レジュメNo.7、講義資料No.12-14 
事後    授業の復習  2.0 
8 事前    授業の予習  2.0 
授業   拓殖方針の転換  レジュメNo.8、講義資料No.15 
事後    授業の復習  2.0 
9 事前    授業の予習  2.0 
授業   北海道国有未開地処分法  レジュメNo.9、講義資料No.16-17 
事後    授業の復習  2.0 
10 事前    授業の予習  2.0 
授業   北海道会法と北海道地方費法  レジュメNo.10、講義資料No.18-21 
事後    授業の復習  2.0 
11 事前    授業の予習  2.0 
授業   地方制度の整備 北海道区制 北海道一級町村制、北海道二級町村制  レジュメNo.11、講義資料No.22-24 
事後    授業の復習 *そろそろ学期末レポートの準備を始めよう!  2.0 
12 事前    授業の予習  2.0 
授業   改正北海道国有未開地処分法  レジュメNo.12、講義資料No.25-28 
事後    授業の復習  2.0 
13 事前    授業の予習  2.0 
授業   その後の北海道地方行財政  レジュメNo.13、講義資料No.29-33 
事後    授業の復習  2.0 
14 事前    授業の予習  2.0 
授業   第一次大戦後の社会の変容と許可移民事業  レジュメNo.14、講義資料No.34-36 
事後    授業の復習  2.0 
15 事前    授業の予習  2.0 
授業   戦時下の北海道  レジュメNo.15、講義資料No.37-38 
事後    授業の復習と学期末レポートの完成  2.0 
授業科目に関連する実務経験の内容とその経験を活かした授業の展開
 実務経験なし 
成績評価の基準と方法
課題に対するフィードバックの方法
 平常点(出席と課題提出)50%、学期末のレポート50%。詳細は、初回の授業時に説明します。 
テキスト
参考文献
No 著者名 書籍名 出版社 ISBN/ISSN
1. 北海道編  『新北海道史(全9巻)』  北海道   
2. 北海道庁編  『新撰北海道史(全7巻)』  北海道庁   
関連ページ
1. 教育研究業績  http://researchmap.jp/read0062584   
備考
教員e-mailアドレス
 yukawa あっとまーく sgu.ac.jp 
オフィスアワー
 水曜日 12:30~13:30 
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