シラバス参照

講義名 金融論I 
英文科目名 Monetary Economics I 
科目ナンバー JK0BAS2121,G00BAS2110 
担当者

井上 仁

科目群 専門科目 
対象学年 2年 
単位数
開講期間 後期 
曜日・時限・教室 後期 火曜日 4講時 遠隔授業



授業のねらい
 テレビ、新聞、ネットニュース等において金融に関するニュースを目にしない日はありません。例えば、あるテレビニュースでは「日経平均株価は前日比◯◯円上昇しました。」「円ドルの為替レートは前日比◯◯円上昇し、円安ドル高になりました。」とアナウンサーが毎日報じています。見る人によってはただの数字の羅列に過ぎない株価や為替レートがこのように毎日のように報じられるのはどうしてでしょうか。それは、株価や為替レートといった金融部門の動きが日本経済にとってとても重要な役割を果たしているからです。また、大学生が最低限身に付けるべき金融リテラシーが金融経済教育研究会から公表されています。
 この講義では、映像資料や最新の新聞記事も利用しながら、現代経済における金融部門の役割を理解し、必要な金融リテラシーを修得することを目的として「金融のしくみ」の基本的な事項を学修します。具体的には、貨幣・金利・債券・銀行・株式のしくみと役割を理解することを目指します。 
履修者が到達すべき目標
・「金融のしくみ」についての基本的な事項を修得すること
・大学生が最低限身に付けるべき金融リテラシーを修得すること
・貨幣・金利・債券・銀行・株式のしくみと役割を理解すること 
授業の進め方
学修上の助言
【授業の進め方】
・遠隔授業をmoodleで行う
・講義の8回目と15回目にmoodle上で達成度試験を実施する

【学習上の助言】普段から金融に関するニュース,新聞記事に興味を持つようにして下さい.そうすれば,現実に起こっている経済現象・金融現象と講義内容がどのように関連しているのか理解が深まるでしょう. 
アクティブ・ラーニングの要素の有無
なし 
ICTを活用した双方向型授業の有無
moodle上で小テストを実施し,結果をフィードバックする 
授業内容・計画
回数 授業、事前・事後学修の内容 時間
1 事前   シラバスを読む  2.0 
授業   オリエンテーション:金融論Iで何を学ぶか 
事後   小テストなどを利用して復習  2.0 
2 事前   教科書や資料を利用して予習  2.0 
授業   貨幣(1)貨幣の役割 
事後   小テストなどを利用して復習  2.0 
3 事前   教科書や資料を利用して予習  2.0 
授業   貨幣(2)貨幣の定義 
事後   小テストなどを利用して復習  2.0 
4 事前   教科書や資料を利用して予習  2.0 
授業   貨幣(3)新しい貨幣 
事後   小テストなどを利用して復習  2.0 
5 事前   教科書や資料を利用して予習  2.0 
授業   金利(1)単利と複利 
事後   小テストなどを利用して復習  2.0 
6 事前   教科書や資料を利用して予習  2.0 
授業   金利(2)実質利子率と名目利子率 
事後   小テストなどを利用して復習  2.0 
7 事前   教科書や資料を利用して予習  2.0 
授業   金利(3)利子率の決定要因 
事後   小テストなどを利用して復習  2.0 
8 事前   小テストなどを利用して復習  2.0 
授業   達成度試験(中間試験) 
事後   試験結果を確認して復習  2.0 
9 事前   教科書や資料を利用して予習  2.0 
授業   債券(1)利付債と割引債 
事後   小テストなどを利用して復習  2.0 
10 事前   教科書や資料を利用して予習  2.0 
授業   債券(2)利子率と債券価格の関係 
事後   小テストなどを利用して復習  2.0 
11 事前   教科書や資料を利用して予習  2.0 
授業   債券(3)裁定・金融市場 
事後   小テストなどを利用して復習  2.0 
12 事前   教科書や資料を利用して予習  2.0 
授業   銀行(1)間接金融と金融仲介機関 
事後   小テストなどを利用して復習  2.0 
13 事前   教科書や資料を利用して予習  2.0 
授業   銀行(2)金融仲介機関の役割 
事後   小テストなどを利用して復習  2.0 
14 事前   教科書や資料を利用して予習  2.0 
授業   銀行(3)日本の銀行 
事後   小テストなどを利用して復習  2.0 
15 事前   小テストなどを利用して復習  2.0 
授業   達成度試験(期末試験) 
事後   試験結果を確認して復習  2.0 
授業科目に関連する実務経験の内容とその経験を活かした授業の展開
実務経験なし 
成績評価の基準と方法
課題に対するフィードバックの方法
moodle上の課題40%,2度の達成度試験60%によって成績評価する 
テキスト
No 著者名 書籍名 出版社 ISBN/ISSN
1. 家森信善  『金融論 第2版』  中央経済社  9784502290510 
参考文献
関連ページ
1. 大学生のための人生とお金の知恵  https://www.shiruporuto.jp/public/data/magazine/daigakusei/  大学生が最低限身に付けるべき金融リテラシー 
備考
・「ミクロ経済学I・II」及び「マクロ経済学I・II」を履修していることが望ましい
・「金融論II」を引き続き履修することが望ましい 
教員e-mailアドレス
inoue12@sgu.ac.jp 【半角に直す】 
オフィスアワー
未定
遠隔授業期間はメールで対応する 
画像
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