シラバス参照

講義名 特別支援教育各論I(コーディネーター論) 
英文科目名 Special Support Education I:Coodinator 
科目ナンバー H00BAS1524 
担当者

田中 敦士

科目群 教職課程(自由選択科目) 
対象学年 3年 
単位数
開講期間 前期 
曜日・時限・教室 前期 火曜日 4講時 C-309コンピュータ教室



授業のねらい
特別支援教育コーディネーターは,児童生徒への適切な支援のために,関係機関・者間を連絡・ 調整し,協同的に対応できるようにするための役割として校長から指名されています。 特別支援教育コーディネーターは「チーム学校」のキーパーソンとして責任がとても大きいのです。皆さんも教員になると突然指名されるかもしれません。その時に基本的な知識がなければ保護者や関係機関とのトラブルに発展し、学校全体の信頼が揺らぐことになります。本講義では、特別支援教育コーディネーターの入門的な内容とし、特別支援教育コーディネーターの意義と役割についてできるだけ具体的事例をもとに理解します。 
履修者が到達すべき目標
(1)特別支援教育コーディネーターの意義と役割について説明できること。 
(2)発達障害を主として、個々の子どもの場面や状況に応じた具体的な手立てをすぐに思いついて提案できること。
(3)時間、内容、場の3つの構造化について具体例を挙げて説明できること。
(4)「個別の指導計画」や「個別の教育支援計画」の作成について大まかに説明できること。 
授業の進め方
学修上の助言
【授業の進め方】
講義はテキストを中心に進めます。テキストはある自治体の小中学校の全教師650人が経験した実践のコツを整理したもので、現場でよく起こるつまづきや問題を十分に解決するだけの情報量があります。教材の写真が多数掲載されていますので、じっくりそれらをもとに解説します。また、コラムは学生の皆さんに事前に割り当てをして、担当部分を読んで感想などを発表していただきます。討論などアクティブラーニングも随時取り入れる予定です。

【時間外学習】
課題に関係する文献や映像資料(Youtubeなど)を紹介します。次時までに課題を提示します。障害児・者に関わるボランティア活動などにできるだけ参加することを推奨します。活動体験者には発表機会を与えることで加点評価の対象とします。

【学習上の助言】
テキストを事前事後によく読み、わからない点はインターネットで調べてみてください。障害児・者に関わるボランティア活動など実体験を積むことで、講義で受けたことに実感が伴うでしょう。定期的なボランティアが困難な学生も、特別支援学校や施設で一般参加が可能な行事や公開授業等を探してできるだけ実体験を重ねてほしいと思います。 
アクティブ・ラーニングの要素の有無
あり。ディスカッション:面接講義の際に実施します。 
ICTを活用した双方向型授業の有無
あり。コンピュータ室にて1人1台の端末を使用して発表を行うことがあります。 
授業内容・計画
回数 授業、事前・事後学修の内容 時間
1 事前   テキスト全体をめくって内容を概観してきてください。 
授業   (面接講義)授業ガイダンス はじめに:通常の学級での特別支援教育(p.15-27) コラム①~② 
事後   はじめに:通常の学級での特別支援教育(p.15-27)を読み返して重要箇所をチェックすること。 
2 事前   第1章:チェックリストを活用する(p.25-38)を概観してきてください。 
授業   (面接講義)第1章:チェックリストを活用する(p.25-38) コラム③~⑥ 
事後   第1章:チェックリストを活用する(p.25-38)を読み返して重要箇所をチェックすること。 
3 事前   第2章:特別支援教育システムのスタンダード①(p.39-51)を概観してきてください。 
授業   第2章:特別支援教育システムのスタンダード①(p.39-51) コラム⑦~⑩ 
事後   第2章:特別支援教育システムのスタンダード①(p.39-51)を読み返して重要箇所をチェックすること。 
4 事前   第2章:特別支援教育システムのスタンダード②(p.52-66)を概観してきてください。 
授業   第2章:特別支援教育システムのスタンダード②(p.52-66) コラム⑪~⑭ 
事後   第2章:特別支援教育システムのスタンダード②(p.52-66)を読み返して重要箇所をチェックすること。 
5 事前   第3章:個別配慮のスタンダード①(p.67-77) を概観してきてください。 
授業   第3章:個別配慮のスタンダード①(p.67-77) コラム⑮~⑱ 
事後   第3章:個別配慮のスタンダード①(p.67-77) を読み返して重要箇所をチェックすること。 
6 事前   第3章:個別配慮のスタンダード②(p.78-92)を概観してきてください。 
授業   第3章:個別配慮のスタンダード②(p.78-92) コラム⑲~㉒ 
事後   第3章:個別配慮のスタンダード②(p.78-92)を読み返して重要箇所をチェックすること。 
7 事前   第4章:指導方法のスタンダード①(p.93-119) を概観してきてください。 
授業   第4章:指導方法のスタンダード①(p.93-119) コラム㉓~㉖ 
事後   第4章:指導方法のスタンダード①(p.93-119) を読み返して重要箇所をチェックすること。 
8 事前   第4章:指導方法のスタンダード②(p.120-154) を概観してきてください。 
授業   第4章:指導方法のスタンダード②(p.120-154) コラム㉗~㉚ 
事後   第4章:指導方法のスタンダード②(p.120-154) を読み返して重要箇所をチェックすること。 
9 事前   第4章:指導方法のスタンダード③(p.155-174)を概観してきてください。 
授業   第4章:指導方法のスタンダード③(p.155-174) コラム㉛~㉞ 
事後   第4章:指導方法のスタンダード③(p.155-174)を読み返して重要箇所をチェックすること。 
10 事前   第5章:学級環境のスタンダード①(p.175-203)を概観してきてください。 
授業   第5章:学級環境のスタンダード①(p.175-203) コラム㉟~㊳ 
事後   第5章:学級環境のスタンダード①(p.175-203)を読み返して重要箇所をチェックすること。 
11 事前   第5章:学級環境のスタンダード②(p.204-232)を概観してきてください。 
授業   第5章:学級環境のスタンダード②(p.204-232) コラム㊴~㊷ 
事後   第5章:学級環境のスタンダード②(p.204-232)を読み返して重要箇所をチェックすること。 
12 事前   第6章:学校環境のスタンダード①(p.233-251) を概観してきてください。 
授業   第6章:学校環境のスタンダード①(p.233-251) コラム㊸~㊻ 
事後   第6章:学校環境のスタンダード①(p.233-251) を読み返して重要箇所をチェックすること。 
13 事前   第6章:学校環境のスタンダード②(p.252-264)を概観してきてください。 
授業   第6章:学校環境のスタンダード②(p.252-264) コラム㊼~㊿ 
事後   第6章:学校環境のスタンダード②(p.252-264)を読み返して重要箇所をチェックすること。 
14 事前   第7章:地域環境のスタンダード(p.265-280) を概観してきてください。 
授業   (面接講義)第7章:地域環境のスタンダード(p.265-280) コラム51~54 
事後   第7章:地域環境のスタンダード(p.265-280) を読み返して重要箇所をチェックすること。 
15 事前   終章(p.281-286) を概観してきてください。 
授業   終章(p.281-286) 包み込むモデルの論点 コラム55~58 
事後   終章(p.281-286) を読み返して重要箇所をチェックすること。 
授業科目に関連する実務経験の内容とその経験を活かした授業の展開
札幌市教育委員会:幼児アセスメント委員として発達障害児の早期発見と支援方法について助言した経験から、子どもの見方を伝えたい。 沖縄県教育委員会:広域特別支援連携協議会委員として、関係機関と多職種連携のコツについても紹介したい。 沖縄県立特別支援学校の学校評議員およびケース会議スーパーバイザー:これまでに経験した障害児のケースワークについて、教科書やコラムと関連させながら紹介したい。  沖縄県特別支援学校長会研修講師:「個別の教育支援計画」ができた当初に沖縄県教育員会管理職研修等の講師を務めた経験から、学校現場の実情を紹介したい。 日本障害者雇用促進協会に5年間勤務した経験から、企業現場での障害者雇用や就業支援技法、ジョブコーチ等について具体的な情報提供と助言をしたい。 
成績評価の基準と方法
課題に対するフィードバックの方法
MOODLEで課す計3回のレポート 100%

MOODLE上で特定回に課題を課します。フィードバックするので得点を確認してください。評価は平均7割台の得点率になるように相対評価します。課題に沿って自分の言葉で表現しているか、字数をしっかり書いているか、具体的に丁寧に記述しているか、発展的に学習し文献引用をしっかりしているか、掘り下げて考察しているか、といった観点で総合評価します。

期限に遅れた場合でも一定期間は受理しますが、大幅な減点対象となります。実習などで公欠の回については提出期限は最大1か月延長されますが、オンデマンド講義については実習前後にすべて受講してレポートも提出頂きます。

すべてレポートを提出しても不可になる場合もあります。あまりにも字数が少なく内容がいい加減だったり、文献引用元を明記しないコピペだったり、発展的な調べ学習をしていなかったり、他の学生のコピーと思われるようなレポートと思われる場合は大幅減点となります。

受講期間中に特別支援学校や障害児施設等での障害児者に対するボランティア活動を定期的に行っている場合には、その内容を具体的に記したレポート(1000字以上)をメイルで直接提出することにより、最大10点分の加点を行うことがあります。メイルで提出前にご相談ください。 
テキスト
No 著者名 書籍名 出版社 ISBN/ISSN
1. 小貫悟  『通常学級での特別支援教育のスタンダード』  東京書籍  9784487804900 
参考文献
関連ページ
1. 国立特別支援教育総合研究所  http://www.nise.go.jp/cms/9,0,20.html  障害のある児童生徒等の教育に携わる教職員の資質能力向上を図る主体的な取組を支援するため、インターネットによる講義配信 
2. インクルDB  http://inclusive.nise.go.jp/  『「合理的配慮」実践事例データベース』は、実践事例について検索するシステムです。『相談コーナー』では、都道府県・市区町村・学校からのインクルーシブ教育システム構築の相談を行っています。『関連情報』では、インクルーシブ教育システム構築に関連する様々な情報を掲載しています。 
3. 支援教材ポータル  http://kyozai.nise.go.jp/  特別支援教育の教材や支援機器、 学校での実践事例を紹介しています。 
備考
教員になる学生を主対象として授業を進めます。皆さんとの話し合いの中で講義計画が変更となる可能性があります。

面接授業を第1回(4/13)、第2回(4/20)、第14回(7/20)の計3回実施します。
ただし危機管理レベルの変更や教育実習訪問指導などでやむをえず遠隔講義(オンデマンド)になる可能性があります。変更の場合はポータルでお知らせしますので、必ず毎週チェックしてください。

「札幌学院大学障がい学生の受け入れ及び支援に関する基本方針」にもとづき合理的配慮を提供していますので、配慮が必要な場合は事前にご相談ください。

コロナ感染不安からすべて遠隔講義を希望する方のために、moodle上に講義動画と資料も毎回用意します。すべて遠隔講義を希望する方は、詳細な理由を添えて、メイルで申し出てください。その場合、グループディスカッションへの参加はできなくなりますので予めご了承ください。 
教員e-mailアドレス
atanaka@sgu.ac.jp 
オフィスアワー
毎週火曜日13:20-14:20 C館517研究室 緊急の相談対応等で不在の場合は別途時間を確保しますので、メイルで調整をお願いします。 
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