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講義名 スクールカウンセリングの理論と実際 
英文科目名 Educational Clinical Psychology :Theories and Practice of School Counseling 
科目ナンバー F00EXP2334 
担当者

岩瀬 貴嗣

手代木 理子

科目群 専修科目 
対象学年 2年 
単位数
開講期間 後期 
曜日・時限・教室 後期 木曜日 3講時 遠隔授業



授業のねらい
教育現場において”心の問題の専門家”としてのスクールカウンセリング活動の実際について学ぶ。教育現場において生じる問題及びその背景を理解するための知識を習得する。また、教育現場における心理社会的課題及び必要な支援を明らかにし、現場の教職員と協働するための知識、態度、実際の活動について学ぶ。 
履修者が到達すべき目標
(1)学校に既存する組織的な運営(生徒指導、教育相談、学級経営)のありかたについて理解し、その中での効果的なスクールカウンセリング活動のありかたについて説明できる。
(2)教育現場において生じる問題及びその背景について説明ができる。
(3)教育現場における心理社会的課題及び必要な支援方法について説明ができる。
(4)児童・生徒の学校適応を図るため、予防・早期発見・介入の方法について説明できる。
(5)学校内における教職員や保護者との連携、または関係機関等との連携のあり方や、災害時などの緊急支援活動における基本対応について説明ができる。 
授業の進め方
学修上の助言
適宜資料を配布し、講義形式で行う。リアクションペーパー等を活用し理解度を確認していく。
子どもを取り巻く問題(いじめ、不登校、虐待、貧困等)について関心を持ち、関連図書等から知識を増やし、自分自身の考えを深めておくこと。 
アクティブ・ラーニングの要素の有無
形式としては取らないが、リアクションペーパーの内容をフィードバックすることで、問題提起や意見交換の機会を持つ。また、架空事例を扱い、カウンセラー、教員、保護者、児童生徒の立場で、問題や対応策を考えていく。 
ICTを活用した双方向型授業の有無
遠隔授業をオンデマンド方式で行う。 
授業内容・計画
回数 授業、事前・事後学修の内容 時間
1 事前   学校問題に関する文献で興味のあるものを講読する。  2.0 
授業   講義の概要説明。 スクールカウンセリングの意味と目的 (担当:手代木・岩瀬) 
事後   学校問題に関する文献で興味のあるものを講読する。  2.0 
2 事前   スクールカウンセリングに関する文献を講読する。  2.0 
授業   スクールカウンセリングの専門性と学校組織 (担当:岩瀬) 
事後   学校組織を理解し、スクールカウンセリングの専門性について説明できるようにしておく。  2.0 
3 事前   教育基本法、学校教育法、学校保健安全法について、その概要を理解しておく。  2.0 
授業   スクールカウンセリングと生徒指導、教育相談 (担当:岩瀬) 
事後   生徒指導、教育相談とスクールカウンセリング活動がどのように関連しあっているか、図式化して理解しておく。  2.0 
4 事前   どのような職種に守秘義務があるのか、罰則も含めて、情報を収集してみる。  2.0 
授業   守秘義務と情報共有 (担当:岩瀬) 
事後   学校における守秘と情報共有をどのように考えたらよいか、自分の意見をまとめてみる。  2.0 
5 事前   どのようなテーマの心理教育が行われているか、情報を収集してみる。  2.0 
授業   予防的介入と心理教育 (担当:岩瀬) 
事後   テーマを決めて、心理教育のアイデアを出してみる。  2.0 
6 事前   教育現場でどのような問題が生じるか、具体的に考えておく。  2.0 
授業   教育現場で生じる問題及びその背景 (担当:手代木) 
事後   現場にどのような問題があり、その背景にはどのようなことが関わっているか説明できるようにしておく。  2.0 
7 事前   学校外の援助資源にはどのようなものがあるか、情報を収集しておく。  2.0 
授業   心理教育的援助サービスと学校内外の援助資源 (担当:岩瀬) 
事後   学校内外の援助資源の種類や利用の仕方について説明できるようにしておく。  2.0 
8 事前   一般的なコンサルテーションの概念について、文献を講読しておく。  2.0 
授業   コンサルテーション及び効果的な連携の実際 (担当:岩瀬) 
事後   効果的なコンサルテーション、効果的な連携というのはどのようなものか、説明できるようにしておく。  2.0 
9 事前   自分が在住している地域の子育て支援にはどのようなものがあるか情報を収集してみる。  2.0 
授業   保護者支援・子育て支援 (担当:岩瀬) 
事後   保護者の視点で、必要な支援や利用しやすい支援とはどのようなものであるか、自分の意見をまとめてみる。  2.0 
10 事前   児童生徒にかかわる心理社会的な課題を、できるだけ多く見つけておく。  2.0 
授業   心理社会的な課題及び必要な支援方法 (担当:手代木) 
事後   心理社会的な課題と必要な支援方法について説明できるようにしておく。  2.0 
11 事前   不登校関連の文献を講読し、理解を深めておく。  2.0 
授業   学校における不登校の理解と支援 (担当:手代木) 
事後   不登校の支援策について、自分の意見をまとめてみる。  2.0 
12 事前   いじめ関連の文献を講読し、理解を深めておく。  2.0 
授業   学校におけるいじめの理解と支援 (担当:岩瀬) 
事後   いじめ問題の対策等、自分の考えをまとめてみる。  2.0 
13 事前   発達障害について、その種類や特徴など文献等で知識を得ておく。  2.0 
授業   発達障害をもつ児童生徒の理解と支援 (担当:岩瀬) 
事後   学校で発達障害を持つ児童生徒の支援について、自分の考えをまとめてみる。  2.0 
14 事前   災害時の心のケアについての文献を講読しておく。  2.0 
授業   危機管理と緊急支援の実際 (担当:岩瀬) 
事後   緊急支援時に学校で生じる問題や、支援活動の基本対応について、説明できるようにしておく。  2.0 
15 事前   学んだ内容を復習し、疑問点や理解が不十分と思われる点を把握し、質問できるようにしておく。  2.0 
授業   まとめ  効果的なスクールカウンセラーの運用 (担当:岩瀬・手代木) 
事後   講義全体を通して関心を持った内容についての文献をさらに講読し、自分の考えをより深める。  2.0 
授業科目に関連する実務経験の内容とその経験を活かした授業の展開
担当者は現役でスクールカウンセラーとして仕事をしている。学校現場で生じる様々な現象、問題について、一緒に考えていく授業にしていきたい。 
成績評価の基準と方法
課題に対するフィードバックの方法
毎回のリアクションペーパーを期限内に提出したものを出席扱いとし、その内容も評価の対象とする。
2回のレポート課題を期限内に提出したものを評価対象とし、岩瀬・手代木で総合的に評価する。
5回以上欠席の場合は、成績評価の対象とならないので注意するように。 
テキスト
参考文献
No 著者名 書籍名 出版社 ISBN/ISSN
1. 氏原寛、谷口正己、東山弘子編  『学校カウンセリング』  ミネルヴァ書房  4-623-02075-4 
2. 伊藤亜矢子編  『学校臨床心理学~学校という場を生かした支援~』  北樹出版  978-4-7793-0099-8 
3. 村瀬嘉代子監修  『学校が求めるスクールカウンセラー』  遠見書房  978-4-904536-63-6 
関連ページ
備考
教員e-mailアドレス
teshirogアットまーくsgu.ac.jp (手代木) 
オフィスアワー
毎週火曜日 12:30~13:00 A館5階 A506研究室(手代木)  
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