シラバス参照

講義名 社会福祉演習I(1) 
英文科目名 Seminar on Social Work I 
科目ナンバー H00SEM2810 
担当者

大久保 薫

小林 麻里

松川 敏道

科目群 学科共通科目群(選択科目) 
対象学年 2年 
単位数
開講期間 通年 
曜日・時限・教室 前期 火曜日 3講時 A-301教室
後期 火曜日 3講時 A-301教室



授業のねらい
本科目はソーシャルワーク専攻に所属する学生を対象に、専攻別基礎演習としてのクラス機能、及びソーシャルワークに必要な基礎的な能力を演習形式で学ぶことを目的としている。授業のねらいは以下である。
① ソーシャルワークの知識と技術に係る他の科目との関連性を踏まえ、社会福祉専門職として求められる基礎的な能力を涵養する。
② 専門職として求められる自己の価値観・思考傾向を考える。
③ ソーシャルワークの価値規範と倫理を実践的に理解する。
④ ソーシャルワーカーの仕事と視点を実践的に理解する。 
履修者が到達すべき目標
1.専門職として求められる自己の価値観・思考傾向を考えることができる。
2.ソーシャルワークの価値規範と倫理を実践的に理解することができる。
3.ソーシャルワーカーの仕事と視点を実践的に理解することができる。 
授業の進め方
学修上の助言
1.前期は、導入的な演習、及び社会福祉の現場とそこで働く専門職の仕事について外部講師の講話をとおして学ぶ。授業形態は、適宜クラス別とクラス合同の形態をとりながら基本的に演習形式で行う。
2.後期は、主にクラス別の授業形態でソーシャルワークの援助展開を演習形式で学ぶ。また、3年次以降に行う実習を具体的にイメージするためのためのガイダンス、及び実習修了生による実習報告会の参加を行う。
3.前期、後期ともほぼ毎回レポート課題を課すので、提出期限に間に合うよう計画的にレポート作成に取り組むことが重要である。なお、このレポート作成は記録の書き方についての技術を身につけるねらいもあることから、提出されたレポートは適宜教員が添削して返却する。したがって、添削された箇所をしっかり確認した上で次のレポート作成に活かしていくようにしてほしい。
4.社会福祉演習Ⅰにおいて推奨する時間外学習は、ボランティア活動への参加である。ソーシャルワークの現場や仕事についての理解を深めるためにも、また実習に行くための基本姿勢を身につけるためにも是非積極的に参加してほしい。 
アクティブ・ラーニングの要素の有無
演習形式で進める。したがって、当科目は終始一貫してアクティブラーニング形式の授業となる。 
ICTを活用した双方向型授業の有無
なし 
授業内容・計画
回数 授業、事前・事後学修の内容 時間
1 事前   シラバスを読んでくること  2.0 
授業   全体ガイダンス 
事後   ガイダンスの振り返り  2.0 
2 事前   社会福祉実習要項の関連箇所を読んでくること  2.0 
授業   クラスごとのガイダンス 
事後   ガイダンスの振り返り  2.0 
3 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   社会福祉演習の学びへの導入-当事者体験① 
事後   レポート作成  2.0 
4 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   社会福祉演習の学びへの導入-当事者体験② 
事後   レポート作成  2.0 
5 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   当事者体験①②の振り返り 
事後   レポート作成  2.0 
6 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   ソーシャルワーカーの仕事①-文献を通して 
事後   レポート作成  2.0 
7 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   ソーシャルワーカーの仕事②-文献を通して 
事後   レポート作成  2.0 
8 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   ソーシャルワーカーの仕事③-文献を通して 
事後   レポート作成  2.0 
9 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   ソーシャルワーカーの実際①-外部講師の講話を通して 
事後   レポート作成  2.0 
10 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   ソーシャルワーカーの実際②-外部講師の講話を通して 
事後   レポート作成  2.0 
11 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   ソーシャルワーカーの実際③-外部講師の講話を通して
施設見学の事前学習②-クラス別の事前学習 
事後   レポート作成  2.0 
12 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   ソーシャルワーカーの実際①②③の振り返り 
事後   レポート作成  2.0 
13 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   自己理解と他者理解-事例を通して 
事後   レポート作成  2.0 
14 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   ソーシャルワークの価値と倫理-事例を通して 
事後   レポート作成  2.0 
15 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   前期のまとめ-前期の振り返りと後期の予定について 
事後   授業内容の復習とまとめ  2.0 
16 事前   社会福祉実習要項の関連箇所を読んでくること  2.0 
授業   全体ガイダンス-後期の進め方とクラスごとのガイダンス 
事後   ガイダンスの振り返り  2.0 
17 事前   前年度の社会福祉実習報告書を読んでくる  2.0 
授業   実践的学びへの導入(1)-過年度の実習報告書を読んで 
事後   レポート作成  2.0 
18 事前   前年度の社会福祉実習報告書の関連箇所を読んでくること  2.0 
授業   実践的学びへの導入(2)-実習のイメージづくりとガイダンス① 
事後   レポート作成  2.0 
19 事前   前年度の社会福祉実習報告書の関連箇所を読んでくること  2.0 
授業   実践的学びへの導入(3)-実習のイメージづくりとガイダンス② 
事後   レポート作成  2.0 
20 事前   前年度の社会福祉実習報告書の関連箇所を読んでくること  2.0 
授業   実践的学びへの導入(4)-実習のイメージづくりとガイダンス③ 
事後   レポート作成  2.0 
21 事前   前年度の社会福祉実習報告書の関連箇所を読んでくること  2.0 
授業   実践的学びへの導入(5)-実習のイメージづくりとガイダンス④ 
事後   レポート作成  2.0 
22 事前   前年度の社会福祉実習報告書及び提出したレポートを読み直してくること  2.0 
授業   実践的学びへの導入(6)-実習終了生との個別懇談 
事後   実習施設希望調査票の作成(社会福祉実習対象)  2.0 
23 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   ソーシャルワークの展開過程(1)-事例検討を通して① 
事後   レポート作成  2.0 
24 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   ソーシャルワークの展開過程(1)-事例検討を通して② 
事後   授業内容の復習とまとめ  2.0 
25 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   ソーシャルワークの実践-外部講師の講話を通して 
事後   レポート作成  2.0 
26 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   ソーシャルワークの展開過程(2)-事例検討を通して① 
事後   レポート作成  2.0 
27 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   ソーシャルワークの展開過程(2)-事例検討を通して② 
事後   レポート作成  2.0 
28 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   ソーシャルワークの展開過程(2)-事例検討を通して③ 
事後   授業内容の復習とまとめ  2.0 
29 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   今年度の実習生による実習報告会への参加 
事後   レポート作成  2.0 
30 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   社会福祉演習Ⅰの振り返りとまとめ 
事後   授業内容の振り返りとまとめ  2.0 
授業科目に関連する実務経験の内容とその経験を活かした授業の展開
講師はいずれも社会福祉士として実践現場での勤務経験があります。演習ではその経験もふまえ授業を展開していきます。 
成績評価の基準と方法
課題に対するフィードバックの方法
(1)社会福祉演習Ⅰの評価は、授業への参加態度(50%)、課題の提出状況(50%)により評価する。
授業への参加態度(50%):出席1点、遅刻0.5点、欠席0点で40点に換算+教員裁量10点
課題の提出状況(50%):提出1点、未提出0点で40点に換算+教員裁量10点
(2)半期で4回以上の欠席は履修放棄と見なすので注意すること。
(3)遅刻限度は授業開始後20分以内とする。むろんやむを得ない事情がある場合は考慮する。
(4)欠席や遅刻する場合は必ず連絡すること。連絡先は授業初回時に説明する。
(5)本授業は、科目の性質上から学生個々の積極的な参加を特に期待する。 
テキスト
参考文献
関連ページ
備考
本科目は、ソーシャルワーク専攻としてのクラス機能と、3年次以降の実践的学び(実習)に向けた基本的姿勢を身につけるための重要な科目である。無断での欠席・遅刻、課題の提出遅れなどは特に認められないので、この点をよく理解した上で履修すること。学生個々の積極的な参加を特に期待する。 
教員e-mailアドレス
matsukawあっとまぁくsgu.ac.jp 
オフィスアワー
A館4階 A420研究室 毎週木曜日の12時00分から13時00分の時間帯、この日時以外でもメールで問い合わせいただければ随時対応します。 
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