シラバス参照

講義名 ロジスティクス論 
英文科目名 Logistics Management Theory 
科目ナンバー B00BAS2412,Q00BAS2410 
担当者

山本 純

科目群 専門科目 
対象学年 2年 
単位数
開講期間 後期 
曜日・時限・教室 後期 火曜日 4講時 301教室(新札幌)



授業のねらい
経済活動や人々の生活において、物の運搬・移動は必ず発生する。今日、企業はその物流管理活動を、かなり高度な仕組みで行っている。戦略的ロジスティクス、JIT物流(ジャスト・イン・タイム)、SCM(サプライチェーン・マネジメント)、3PL(サードパーティ・ロジスティクス)など、さまざまに呼ばれる企業の物流管理活動について理解を深める。また、こうした物流活動は地域のインフラ(道路,鉄道,港湾,空港)を利用する物流産業によって支えられている。物流基盤整備の問題や物流事業の規制,物流産業の問題についても考察していく。 
履修者が到達すべき目標
企業活動における物流管理の基礎的問題について理解すること。経営学検定の範囲にあるロジスティクス戦略、サプライチェーン戦略、ジャスト・イン・タイムなどの関係概念は確実に理解すること。合わせて、経営管理論・経営戦略論やマーケティング論などの上位領域の科目の学習との関連を理解すること。 
授業の進め方
学修上の助言
感染防止対策として、講義は60分とする。残り30分は、質疑応答、学生とのコミュニケーションを図る場としたい。
時間外では新聞を読み、物流やロジスティクスに関する記事に目を通しておくこと。授業後は不明点を整理し、自身でさらに調べ理解するようにすること。企業のホームページなどで様々な企業事例を参考にするとよい。 
アクティブ・ラーニングの要素の有無
なし。 
ICTを活用した双方向型授業の有無
全て対面授業であるが、あり。 
授業内容・計画
回数 授業、事前・事後学修の内容 時間
1 事前   講義要項をよく読んでおくこと。  2.0 
授業   講義ガイダンス;プレ講義、受講にあたっての注意、評価方法についての注意。 
事後   プレ講義の内容について自分なりに調べ理解を深めること。  2.0 
2 事前   物流やロジスティクスに関わる新聞記事や経済ニュースなどを見る。  2.0 
授業   物流管理論の生成 1 物流が重視されるようになった背景。 
事後   P.ドラッカーが言った「流通は経済の暗黒大陸」について調べる。  2.0 
3 事前   企業の物流管理事例を企業のホームページなどで見る。  2.0 
授業   物流管理論の生成 2  アメリカの企業における事例から学ぶ。 
事後   コストトレードオフとトータルコストアプローチについて今一度、理解を深める。  2.0 
4 事前   アマゾンやヨドバシカメラの企業概要について調べておく。  2.0 
授業   今日の企業事例から考えるロジスティクス戦略。アマゾン vs. ヨドバシ。 
事後   その他の企業事例を企業のホームページなどで調べる。  2.0 
5 事前   新聞記事などで今日の物流問題について考えておく。  2.0 
授業   物流機能とシステム思考 ; システムズ・アプローチとは何か? 
事後   システム論的思考について、経営学以外の学問領域での適用を調べてみる。  2.0 
6 事前   日本の高度成長期の三種の神器、その後の新・三種の神器について調べる。  2.0 
授業   物流の基本的機能と発展段階。 
事後   日本の高度成長期以降の産業構造変化について整理して理解する。  2.0 
7 事前   トヨタのかんばん方式について調べておく。  2.0 
授業   トヨタのかんばん方式、ロジスティクス・リソース・マネジメントと在庫管理。 
事後   自動車メーカー以外の産業分野での応用について調べる。  2.0 
8 事前   宅配便の発展について調べる。  2.0 
授業   物流産業規制とその緩和政策 1  ; 映像資料から学ぶヤマト運輸の発展。 
事後   映像資料の学びの視点について考える。  2.0 
9 事前   日本のトラック産業構造について調べておく。  2.0 
授業   物流産業規制とその緩和政策 2 ; トラック産業を事例として 
事後   宅配便の成長、ECサイトによる通販事業の発展について考える。  2.0 
10 事前   サードパーティとは何か経営学上の概念を調べておく。  2.0 
授業   サードパーティ・ロジスティクス(3PL)とロジスティクス・プロバイダー 
事後   講義内容に合致する企業事例を企業のホームページなどで調べてみる。  2.0 
11 事前   グローバル社会の問題点について考えておく。  2.0 
授業   グローバル社会とロジスティクス。 
事後   コロナウィルス問題など実際のグローバル問題と交通やロジスティクスの関係についてさらに考える。  2.0 
12 事前   今日の環境問題とは何か? 自分なりに考え、調べておく。  2.0 
授業   ロジスティクスと環境問題 
事後   環境負荷低減的な物流とは、また自身の生活について考える。  2.0 
13 事前   私たちが使用しているエネルギーとその問題について調べておく。  2.0 
授業   エネルギー・ロジスティクス 1  天然ガス資源の重要性について。 
事後   自身の生活におけるエネルギー使用実態について考える。  2.0 
14 事前   LNG(液化天然ガス)とは何か、調べておく。  2.0 
授業   エネルギー・ロジスティクス  2  天然ガスの輸送問題とパイプライン整備。 
事後   エネルギー問題全般についての整理を行なう。  2.0 
15 事前   これまでの授業内容を振り返り、整理しておく。  2.0 
授業   許可者に対する口頭試問、まとめのレポート作成。 
事後   各自の講評について考え、意見があれば教員の研究室を尋ねる。  2.0 
授業科目に関連する実務経験の内容とその経験を活かした授業の展開
なし。 
成績評価の基準と方法
課題に対するフィードバックの方法
5回のレポート課題による評価とする。各レポート、S評価で20点、A+−・B+−評価で15点基準、C+−評価で10点基準として、プラスマイナスで5点の加点・減点を行う。従って、全てC評価で50点〜全てS評価で100点の間で評価する。
Moodleに全ての講義資料をアップし、レポート提出はMoodle上にて行う。学生の自己管理によりオンデマンドでの学習も認めるので、Moodle上での出席管理は行わない。コースへのアクセス状況を参考とする。
教室での授業出席者については、受講態度によって口頭試問の受験資格を与え、そのうちの希望者に対して講義最終回に口頭試問を行う。20点を限度に加点する。 
テキスト
参考文献
No 著者名 書籍名 出版社 ISBN/ISSN
1. 中田信哉・他  『ロジスティクス概論』  実教出版  978-4-407-31315-4 
2. 上羽博人・他  『交通と物流システム』  成山堂書店  978-4-425-92651-0 
関連ページ
1. 国土交通省ホームページ  http://www.mlit.go.jp/  物流政策についての基本的情報 
2. 教育研究実績  http://researchmap.jp/sgu_admin   
備考
その時々の問題状況(新聞記事などを参考資料とする)によって、講義内容や講義計画(順番など)を変更する事があるので注意すること。そうすることで諸君はより現在のロジスティクス問題に興味・関心をもつようになるであろう。 従って、完全に計画通りに進まないと苦痛を感じる学生、柔軟に変化に対応することを苦手とする性格の学生は、この講義に向いていないと思われるので注意すること。 
教員e-mailアドレス
yamamotoあっとまーくsgu.ac.jp 
オフィスアワー
水・金曜日の昼休み。事前メールにて日程調整も可能で随時。 
画像
ファイル


PAGE TOP