シラバス参照

講義名 証券市場論 
英文科目名 Securities Market Theory 
科目ナンバー B00BAS2417 
担当者

玉山 和夫

科目群 基本科目群 
対象学年 2年 
単位数
開講期間 通年 
曜日・時限・教室 前期 金曜日 5講時 遠隔授業
後期 金曜日 5講時 遠隔授業



授業のねらい
証券市場・証券投資について科学的な理解を深めます。

投資理論とリスク回避の実際を理解しましょう。経済記事・ニュースを表面からばかりでなく、その背景から理解できるようになりましょう。

「貯蓄から投資へ」ということが唱えられていますが,実際のところはどうなのでしょうか?証券市場の世界的位置づけ,そして日本での位置づけとその違いから説き起こします。主なテーマは3つ。1.証券投資価値,2.証券投資のリスクとその管理,3.証券市場を機能させている各主体の役割と市場を取り巻く環境。これらに関わる理論を紹介します。
また、担当教員著の教科書は、金融システム論、国際金融論、ファイナンシャル・プラン等の関連科目の参考書としても役立つはずです。 
履修者が到達すべき目標
日経新聞がほとんど読めるようになる。
できれば、記事に関してコメントができるようになる。

実際、就職の面接では、「今日の新聞記事で注目したことは?」といった質問はよく出ます。
そこでは、記事の内容を理解しさらに、それについての意見を求められれることになるでしょうから。 
授業の進め方
学修上の助言
教科書とPDF資料を使ったmoodleでの遠隔オンデマンド形式で行います。
予習・復習については、このシラバスに従って、教科書で行ってください。毎回の小テストの内容を記録して、復習に役立ててください。 
アクティブ・ラーニングの要素の有無
無し 
ICTを活用した双方向型授業の有無
毎回4-6問の小テストと、期末にまとめテストを行います。これをMoodle上に示し、答えてもらいます。 
授業内容・計画
回数 授業、事前・事後学修の内容 時間
1 事前   教科書p190-195(株価変動)を予習する  2.0 
授業   市場のブラックスワン:証券価格は激変 
事後   株価変動の特性、季節性などを教科書で復習する  2.0 
2 事前   教科書p205-212(先物)を予習する  2.0 
授業   先物取引:下落相場にどう対応? 
事後   差金決済、追証、限月と言った先物の用語について復習する  2.0 
3 事前   教科書p212-216(コール・オプション)を予習する  2.0 
授業   オプション取引:コール・オプション 
事後   権利行使価格、買う権利とは何か?オプションwrite 等について復習する、  2.0 
4 事前   教科書p216-218(プット・オプション)を予習する  2.0 
授業   オプション取引:プット・オプション 
事後   売る権利とは何か?プット・オプションの損益について復習する  2.0 
5 事前   教科書p213-216, p217-218(日常生活の中のオプション)を予習する  2.0 
授業   日常にもあるオプション取引 
事後   コール・オプションは前金に似ていること、プット・オプションは保険ににていることを復習する  2.0 
6 事前   教科書p218-226(デリバティブ全般)を改めて予習  2.0 
授業   デリバティブのまとめとコラム 
事後   デリバティブの市場規模、ヘッジ・ファンドをは何か、個人向け国債とプットオプションに関して復習する  2.0 
7 事前   教科書p199-200, p270-271(資源、オイルショック)を予習する  2.0 
授業   資源相場 
事後   資源相場のサイクルとその特徴について復習する  2.0 
8 事前   教科書p200-204(資源価格と株価)を予習する  2.0 
授業   資源相場と株価 
事後   一国の交易条件と株価の関連について、復習する  2.0 
9 事前   教科書p227-229(公的年金)を予習する  2.0 
授業   公的年金 
事後   公的年金の運用が積極的になってきたことを復習する  2.0 
10 事前   教科書p239-233(企業年金)を予習する  2.0 
授業   企業年金 
事後   企業年金の動向を復習する  2.0 
11 事前   教科書p234-240(投信)を予習する  2.0 
授業   投信1 
事後   投信の基本を復習する  2.0 
12 事前   教科書p240-243(会社型投信)を予習する  2.0 
授業   機関投資家の動き:投信2 
事後   投信の種類について復習する  2.0 
13 事前   教科書p184-186(金融資本市場規模)を予習する  2.0 
授業   世界の金融資本市場規模 
事後   市場規模の変遷を復習する  2.0 
14 事前   教科書p187-189(産業構造と株式市場)、p196-198(長期トレンド)を予習する  2.0 
授業   産業構造と株式市場。株価の長期トレンド 
事後   経済活動と株式市場の関係について復習する  2.0 
15 事前   教科書を読んで、株式全般について予習する  2.0 
授業   前期のまとめテスト 
事後   前期中の課題、総復習  2.0 
16 事前   教科書p246-252、p257(ISバランスと経常収支)を予習する  2.0 
授業   国際金融と国内金融:国際収支から見る金融の世界的つながり 
事後   国内のISバランスが経常収支の決定要因であうことを復習する  2.0 
17 事前   教科書p252-256(国際収支表)を予習する  2.0 
授業   国際収支表の仕組み 
事後   経常収支と金融収支はバランスすることを復習する  2.0 
18 事前   教科書p258-264(金本位制、ブレトンウッズ体制)を予習する  2.0 
授業   ブレトン・ウッズ体制:戦後の国際金融体制 
事後   戦後の初期国際通貨体制の発足過程と仕組について復習する  2.0 
19 事前   教科書p265-271(ニクソンショック、オイルショック)を予習する  2.0 
授業   ニクソン・ショックとオイル・ショック:アメリカが経常赤字へ 
事後   流動性ジレンマからニクソンショックへの過程とオイルショックについて復習する  2.0 
20 事前   教科書p272-277(レーガノミクス)を予習する  2.0 
授業   レーガノミックス:アメリカが純債務国へ 為替レートと国際投資 
事後   アメリカの双子の赤字、それの解消を目指したプラザ合意につき復習する  2.0 
21 事前   教科書p278-285(日本の不動産バブル)を予習する  2.0 
授業   失われた日本の20年:不動産バブル 
事後   プラザ合意とバブルの関係、不動産バブルの実態を復習する  2.0 
22 事前   教科書p285-288(バブルの株式市場)wo
教科書273-276ページ(株式市場のバブル)を予習する 
2.0 
授業   失われた日本の20年:株式市場 
事後   時価ベースの企業純資産と株価の関係、特金等につき復習する  2.0 
23 事前   教科書p288-296(バブル処理)を予習する  2.0 
授業   失われた日本の20年:バブル処理 
事後   バブルとバーゼルⅠの関係、不良債権処理の実態につき復習する  2.0 
24 事前   教科書p297-306(アジア通貨危機)を予習する  2.0 
授業   アジア通貨危機:国際通貨基金は敵か味方か 
事後   資本収支が起源の国際収支危機と、為替レートの変動制につき復習する  2.0 
25 事前   教科書p307-310(サブプライム問題)を予習する  2.0 
授業   サブ・プライム問題:アメリカの住宅バブル 
事後   RMBS, SIV, CDO, CDSと言った用語につき復習する  2.0 
26 事前   教科書p311-315(優先劣後構造)を予習する  2.0 
授業   サブ・プライム問題:証券化 
事後   シニア、メザニン、エクイティの構造と、その再証券化につき復習する  2.0 
27 事前   教科書p315-324(大手銀行の苦境)を予習する  2.0 
授業   サブ・プライム問題:銀行からの資金流出 
事後   債券のヘアカット拡大によるレポ取引の機能不全が大手銀行の破綻を招いた過程を復習する  2.0 
28 事前   教科書p325-342(欧州金融危機)を予習する  2.0 
授業   欧州金融危機 
事後   PIIGSの信用不安の実態につき復習する  2.0 
29 事前   教科書p343-356(バーゼル委員会の銀行自己資本規制)を予習する  2.0 
授業   バーゼル委員会 銀行自己資本規制 
事後   自己資本比率規制の功罪につき復習する  2.0 
30 事前   教科書234-344ページ(世界の金融資本市場)全般を読み直す  2.0 
授業   後期のまとめテスト 
事後   全体を復習をする  2.0 
授業科目に関連する実務経験の内容とその経験を活かした授業の展開
担当者は、日本の証券会社で証券アナリスト、ストラテジストとして勤務した経験を有します。また、日本、日米合弁、欧州の資産運用会社でポートフォリオ・マネジャーおよびその部門責任者として、資産運用の実際に携わってきました。これら証券関係の業務に、通算16年間携わりました。また、金融の世界に入る以前は、5年間、製造業の輸出部門で海外顧客向け営業と、貿易実務に従事していました。 
成績評価の基準と方法
課題に対するフィードバックの方法
Moodleを使って、毎回、教科書に書いてある内容から、4問程度の小テストを行います。
15回目と30回目のまとめテストは少し問題を増やます。
成績は、小テストの合計(全体の70%)と、15回目30回目のまとめテストの合計(全体の30%)で、評価します。テスト内容は全て、教科書の範囲に限定されます。 
テキスト
No 著者名 書籍名 出版社 ISBN/ISSN
1. 玉山和夫  『金融のしくみと証券市場』  中西出版  ISBN978-4-89115-376-2 
参考文献
関連ページ
1. 教育研究業績  http://researchmap.jp/read0052852   
備考
教員e-mailアドレス
tamayama@sgu.ac.jp 
オフィスアワー
金曜日12時30分から13時00分 
画像
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