シラバス参照

講義名 論述・作文A(2) 
英文科目名 Academic Writing in Japanese A 
科目ナンバー Z00LBA1107 
担当者

岸本 宜久

科目群 基礎科目群(選択) 
対象学年 1年 
単位数
開講期間 前期 
曜日・時限・教室 前期 火曜日 1講時 遠隔授業



授業のねらい
この講義では、論文作成に必要なスキル(技能)の習得を目指す。レポート作成に必要なスキルとして、まず情報の取捨選択の方法を学ぶとともに、論理的な文章の構成、文章の書き方の基本を確認し、わかりやすく説得力のあるレポートを書くことを目指す。論理的な文章は文学的才能がなくとも書くことができる。一定の約束事を覚えればよいからである。文章表現に自信がない人にこそ積極的に受講してほしい。 
履修者が到達すべき目標
大学および社会で求められる文書作成のスキルを習得することがこの講義の到達目標である。この講義で習得するスキルは、他科目におけるレポート、4年次の卒業論文(卒業研究)などの作成や、社会に出てからの文章作成において活用できる。今後、社会で生きていくために必要なスキルであるということを理解したうえで、目標に到達できるよう心がけてほしい。 
授業の進め方
学修上の助言
スライドとプリントを用いた講義(遠隔授業)と、チェックテスト、小テスト、課題などの演習を織り交ぜて授業を進め、知識とスキルの定着を促す。講義で用いるプリントなどの教材は、講義前週の木曜日にMoodleへアップロードするので、予習・復習に役立ててほしい。原則として各自でダウンロード、プリントアウトをして講義に臨むこと(プリントアウトが困難な場合は、最低限、「みにまる・のーと」を手書きで複写して講義のポイントを書き込んでいくこと)。また、演習や課題、文章作成について気軽に質問・相談できる窓口として、授業期間中は文章作成相談コーナーを開設しているため、ぜひ活用してほしい(詳しくは下部の「備考」を参照)。

レポートの作成に文才は必要ないが、語彙や表現の引き出しは豊かなほうがよい。そのため、積極的に書き言葉に触れること、つまり読書を習慣づけることを勧める。 
アクティブ・ラーニングの要素の有無
なし 
ICTを活用した双方向型授業の有無
新型コロナウイルス感染症の3密対策として、全15回Moodleを介したオンデマンド型の講義、課題の授受、フィードバックをおこなう。リアルタイム配信は予定していない。 
授業内容・計画
回数 授業、事前・事後学修の内容 時間
1 事前   シラバスを読む  2.0 
授業   ガイダンス、ノートテイクと質問のコツ 
事後   チェックテストと小テスト1に取り組む  2.0 
2 事前   前回授業の復習  2.0 
授業   ビジネスメールの書き方1 
事後   チェックテストと小テスト2に取り組む  2.0 
3 事前   前回授業の復習  2.0 
授業   ビジネスメールの書き方2、「メール課題」の説明 
事後   チェックテストと「メール課題」に取り組む  2.0 
4 事前   前回授業の復習  2.0 
授業   レポートの種類、レポートのイメージをつかもう 
事後   チェックテストと小テスト3に取り組む  2.0 
5 事前   前回授業の復習  2.0 
授業   レポートで使う記号と文字 
事後   チェックテストと小テスト4に取り組む  2.0 
6 事前   前回授業の復習  2.0 
授業   情報リテラシーガイダンス 
事後   チェックテストと小テスト5に取り組む  2.0 
7 事前   前回授業の復習  2.0 
授業   レポートの文体、句読点の正しい打ち方 
事後   チェックテストと小テスト6に取り組む  2.0 
8 事前   前回授業の復習  2.0 
授業   レポート表現のテクニック1、漢字とかなの使い分け 
事後   チェックテストと小テスト7に取り組む  2.0 
9 事前   前回授業の復習  2.0 
授業   段落を意識した文章作成、「段落執筆課題」の説明 
事後   チェックテストと「段落執筆課題」に取り組む  2.0 
10 事前   前回授業の復習  2.0 
授業   修飾関係と語順 
事後   チェックテスト  2.0 
11 事前   前回授業の復習  2.0 
授業   文のねじれと解消法 
事後   チェックテストと小テスト8に取り組む  2.0 
12 事前   前回授業の復習  2.0 
授業   他人発の情報の読解 
事後   チェックテストと小テスト9に取り組む  2.0 
13 事前   前回授業の復習  2.0 
授業   長文の要約、出典の示し方 
事後   チェックテストと小テスト10に取り組む  2.0 
14 事前   前回授業の復習  2.0 
授業   書誌情報の示し方 
事後   チェックテストと小テスト11に取り組む  2.0 
15 事前   前回授業の復習  2.0 
授業   レポート表現のテクニック2 
事後   チェックテスト(総復習テスト)  2.0 
授業科目に関連する実務経験の内容とその経験を活かした授業の展開
なし 
成績評価の基準と方法
課題に対するフィードバックの方法
平常点30点、課題の評価70点。

【平常点】
・講義ごとにMoodleで課す「チェックテスト」への取り組みで評価する。
・各チェックテストは8割以上の得点で合格(合格するまで再受験しよう)。

【課題点】
・講義ごとにMoodleで課す「小テスト」および「課題」への取り組みで評価する。
・それぞれ、指示に従って期限までに解答すること。

・受講者個人へのフィードバックはMoodleをつうじて、全体へのフィードバックは講義をつうじておこなう。
・やむをえない事情で提出期限までに取り組めない場合は、すみやかに教員へメールで事情を連絡すること。必要に応じて対応する(連絡がないと、状況が把握できない)。定期試験はおこなわない。 
テキスト
参考文献
関連ページ
1. SGU Moodle  https://moodle.sgu.ac.jp/  履修コースへアクセスすること。 
備考
【文章作成相談コーナー】
授業期間中の平日11時~14時、論述・作文の先生が文章作成に関する相談を受け付けるコーナーを開設する(要予約)。コーナーの開設場所や利用方法などの詳細は、第1回のガイダンスで説明する(決まり次第、Moodle上でも案内する)。論述・作文の授業内容や文章作成でわからないことがあれば気軽に利用してほしい。

文章作成の授業であるため、国語辞典(電子辞書推奨)を用意して講義に臨むことを強く勧める。遠隔授業という特殊な状況だが、各自、大学の講義を受けている自覚をしっかりともち、受講と息抜きのメリハリをつけること(ながら受講は厳禁です)。 
教員e-mailアドレス
kishi(あ)sgu.ac.jp ※ (あ) は@に置き換えてください。 
オフィスアワー
講義に関する質問や相談は、上記のメールアドレスまで問い合わせること。また、上記の文章作成相談コーナーでも講義や課題に関する質問を受け付けているので活用すること。 
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