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講義名 グローバルインターンシップI(1) 
英文科目名 Global Internship I 
科目ナンバー BZ0GLO1105,QZ0GLO1120 
担当者

早川 淑人

白石 英才

科目群 教養科目 
対象学年 1年 
単位数
開講期間 通年 
曜日・時限・教室 前期 月曜日 5講時
後期 月曜日 5講時



授業のねらい
多様な価値観が共生する現代社会において、人種、国籍、年齢、性別、宗教、政治信条などの違いを認め合いつつも、共通の目的に向かって組織・共同体を方向づけられる「合意形成能力」とそのための「他者との協調性」を身につけることは極めて重要です。様々な調査で「社会で求められる能力」として圧倒的No.1であり続ける「コミュニケ―ション能力」とはそうした力・技能のことを指します。この講義では外国語環境(マレーシア)においてそうしたスキルを養います。
This course aims at cultivating communication skills, which are required in consensus-building processes in a group of individuals with diverse background; race, age, sex, religion, nationality, etc. 
履修者が到達すべき目標
外国人が同僚(あるいは顧客)となっても動じることなく、共通の目的の達成のために、組織を構成する個人から最適なパフォーマンスを引き出すための調整力を身につけます。そのためには、自らと異なる背景・出自をもつ相手の思考を理解するための想像力と、最低限の外国語(特に英語)を身につけることを目標とします。
Students are expected to become experts in team-working with individuals from different nationalities. Proficiency in a foreign language (mainly English) to achieve this goal will be trained throughout the course. 
授業の進め方
学修上の助言
講義と実習(語学研修、インターンシップ)からなります。講義はマレーシア渡航前ガイダンス及びマレーシアの特定テーマについて調査・発表します。実習修了後には報告会にて実習の成果を発表し、レポートにまとめます。マレーシアでは本学の協定校の協力を得ながら夏期に3週間程度実施します。前半は協定校における英語の語学研修、後半は現地企業等にてインターンシップを実施します。
The course consists of lectures and internship. Internship will be held in Malaysia for three weeks. Students will follow an intensive English course provided by our Malaysian partner universities prior to internship at international companies.
マレーシアはマレー系、中華系、インド系、部族系など、多様な住民が共生する多民族国家で、いわば他民族との平和的な共存を実現しているモデル国家です。その秘訣は何か、参考文献にあげられているもの以外も使用し、自分で積極的にメディア(媒体)を通じて情報収集を行って下さい。
Malaysia is a multi-ethnic society where Malay, Chinese, Indian and other ethnic groups are living next to each other. It is a role-model for many nations who seek for a harmonic multi-ethnic society. Students are expected to read the books listed in this syllabus, as well as other sources.
外国語、特に英語と中国語の習得を推奨します。可能であればマレー語にもチャレンジしてください。マレー語は話者数約2,500万人ですが、話者数が1億5,000万人を超えるインドネシア語とも近い言語です。
Proficiency in English and Chinese will be highly valued. Also, try to learn Malay. Malay has about 25 million speakers. Indonesian, a sister language of Malay, has more than 150 million speakers. 
アクティブ・ラーニングの要素の有無
有り(事前学習としてマレーシアについてのプレゼンテーションがあり、またマレーシア滞在中はインターンシップがあります) 
ICTを活用した双方向型授業の有無
有り(マレーシア滞在中は、ICTを活用して実習報告を作成します)。 
授業内容・計画
回数 授業、事前・事後学修の内容 時間
1 事前   下欄の参考文献から最低1冊を入手し、読んでおく。  2.0 
授業   ガイダンス1:インターンシッププログラムの概要;マレーシアについての研究発表の準備(7月開講予定なので、詳しい日時は履修者に個別に案内します) 
事後   研究発表の準備  2.0 
2 事前   研究発表の準備  2.0 
授業   ガイダンス2:多民族国家マレーシアの基礎知識; マレーシアについての研究発表
(7月開講予定なので、詳しい日時は履修者に個別に案内します) 
事後   研究発表の準備  2.0 
3 事前   研究発表の準備  2.0 
授業   マレーシアにかんする研究発表(7月開講予定なので、詳しい日時は履修者に個別に案内します) 
事後   研究発表にかんするフィードバックの整理・まとめ  2.0 
4 事前   マレーシア渡航準備  2.0 
授業   以下マレーシアにて英語研修とインターンシップ(夏期3週間) 
事後   マレーシア渡航準備  2.0 
5 事前   英語研修を予定している協定校にかんする情報の収集  2.0 
授業   英語研修1 
事後   英語研修1の課題  2.0 
6 事前   英語研修2教科書指定範囲を読む  2.0 
授業   英語研修2 
事後   英語研修2の課題  2.0 
7 事前   クラスメートと授業内容にかんする情報交換をしておく  2.0 
授業   英語研修3 
事後   英語研修3の課題  2.0 
8 事前   町に出て生きた英語に触れる  2.0 
授業   英語研修4 
事後   英語研修4の課題  2.0 
9 事前   エクスカーション1への参加  2.0 
授業   英語研修5 
事後   英語研修5の課題  2.0 
10 事前   エクスカーション2への参加  2.0 
授業   英語研修6 
事後   英語研修6の課題  2.0 
11 事前   インターンシップ受け入れ先にかんする調査  2.0 
授業   インターンシップ1 
事後   インターンシップ1デイリーレポート(日報作成と送信)  2.0 
12 事前   職場になじむため、同僚と英語でコミュニケーションをとる  2.0 
授業   インターンシップ2 
事後   インターンシップ2デイリーレポート(日報作成と送信)  2.0 
13 事前   職場になじむため、同僚とエクスカーションに出る  2.0 
授業   インターンシップ3 
事後   インターンシップ3デイリーレポート(日報作成と送信)  2.0 
14 事前   インターンシップ4に向けた準備  2.0 
授業   インターンシップ4 
事後   報告準備  2.0 
15 事前   報告準備  2.0 
授業   帰国後にインターンシップの報告会を実施し、マレーシアでの体験を報告。 
事後   報告にかんするフィードバックの整理とまとめ  2.0 
16 事前     2.0 
授業    
事後     2.0 
17 事前     2.0 
授業    
事後     2.0 
18 事前     2.0 
授業    
事後     2.0 
19 事前     2.0 
授業    
事後     2.0 
20 事前     2.0 
授業    
事後     2.0 
21 事前     2.0 
授業    
事後     2.0 
22 事前     2.0 
授業    
事後     2.0 
23 事前     2.0 
授業    
事後     2.0 
24 事前     2.0 
授業    
事後     2.0 
25 事前     2.0 
授業    
事後     2.0 
26 事前     2.0 
授業    
事後     2.0 
27 事前     2.0 
授業    
事後     2.0 
28 事前     2.0 
授業    
事後     2.0 
29 事前     2.0 
授業    
事後     2.0 
30 事前     2.0 
授業    
事後     2.0 
授業科目に関連する実務経験の内容とその経験を活かした授業の展開
担当教員の実務経験:早川保険貿易事務所の経営者としてこれまで約30年、保険、リスクマネジメント及び貿易コンサルティングに携わってきました。特にマレーシアをはじめとする東南アジア諸国とのビジネスや宗教対策において培ってきた経験をグローバルインターンシップにおいても発揮すべく、実践的な教育プログラムとなるよう制度設計しています。また、経営者の視点から就職活動に対する助言も行いたいと思います(早川)。 
成績評価の基準と方法
課題に対するフィードバックの方法
平常点50%、実習50%。平常点は1)事前ガイダンスにおける取り組みの姿勢、2)マレーシアについての研究発表、3)実習後のインターンシップ体験報告、4)事後レポートにより評価します。実習は協定校で実施される英語研修の成績およびインターンシップにおける取り組みの姿勢により評価します。
Students will be evaluated on basis of their attitude towards topics laid out in the lectures, presentations, essays (report of internship) and their achievement during intensive English course and internship in Malaysia. 
テキスト
参考文献
No 著者名 書籍名 出版社 ISBN/ISSN
1. キャメル・ヤマモト  『世界で稼ぐ人 中国に使われる人 日本でくすぶる人』  幻冬舎  978-4-344-01955-3 
2. 三木敏夫  『マレーシア新時代 : 高所得国入り』  創成社  9784794450524 
3. 池上 彰  『英語で読む池上彰の世界の宗教が面白いほどわかる本』  法政大学出版局  978-4-04-600257-0 
4. 内海 善雄   『「お辞儀」と「すり足」はなぜ笑われる (日経プレミアシリーズ)』  日本経済新聞出版社  978-4-532-26067-5 
5. 池上 彰  『池上彰が読む「イスラム」世界 知らないと恥をかく世界の大問題 学べる図解版第4弾 アラブの春の結末からハラルマーケットまで』  KADOKAWA  978-4-04-731384-2 
関連ページ
備考
1. グローバル科目群ガイダンス(3月-4月)にて科目の説明をします(日時は別途案内)。
2. 履修登録は国際交流課窓口で申請してください(情報ポータルではできません)。
3. 大学から渡航費用の補助が出ます(半額程度)。詳しくは上記ガイダンスで説明します。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により海外実習が夏期に実施できない場合があります。その場合は実施時期を遅らせることを検討します。 
教員e-mailアドレス
hidetos(あ)e.sgu.ac.jp ※ (あ) は@に置き換えてください (白石 Shiraishi)、hayakawa(あ)e.sgu.ac.jp ※ (あ) は@に置き換えてください (早川 Hayakawa) 
オフィスアワー
火曜と金曜の10:00-11:00(白石)。メールで事前に連絡をしてください。 
画像
DSCN9374.JPG 受入校のTAR Penang校
DSCN9379.JPG インターンシップ前の打ち合わせ
DSCN9433.JPG 緑豊かなキャンパス
DSCN9321.JPG ペナン市
DSCN9206.JPG 滞在先宿舎
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