シラバス参照

講義名 異文化グループワークB(1) 
英文科目名 Intercultural Group Work B 
科目ナンバー BZ0GLO1102,JQZGLO1117 
担当者

岸本 宜久

科目群 教養科目 
対象学年 1年 
単位数
開講期間 後期 
曜日・時限・教室 後期 水曜日 3講時 遠隔授業



授業のねらい
この講義ではアイヌ語の発音や文法、語彙について一から学んでいく。学んだことを実践(発音や作文などを)することにより、アイヌ語の基礎的な文法知識や語彙の理解・定着を期待する。また、アイヌ語のような危機言語を学ぶことの難しさと意義と魅力を一緒に体験しながら考えていく。アイヌ語を学びたい!アイヌ語で話してみたい!という積極的な受講生を求める。

【重要】
1. 本講義は、2020年度前期に「教養ゼミナールA(5)」として開講した「アイヌ語(入門)」と基本的に同じ内容である。「アイヌ語(入門)」の既修者は、他の講義を受講すること。

2. 本講義は、履修者数の上限を30名とする。30名以上の履修希望があった場合は抽選となる。 
履修者が到達すべき目標
1. アイヌ語の発音および文法上の基本的な特徴を理解する。
2. 学んだことを応用してアイヌ語によるコミュニケーションを実践してみる。
3. 少数言語や危機言語を学ぶ意義を考える。 
授業の進め方
学修上の助言
・教材がある場合はMoodleにアップロードする。
・一から学んでいくので、受講にあたり特別な予習は必要ない(※語学でいうところの「入門」や「初級」クラスに相当する)。
・ただし、学習内容の復習と積極的なアウトプット(発音など)が求められる。
・参考文献は購入・所有の必要はないが、図書館に所蔵されているため、ぜひ手に取ってもらいたい。 
アクティブ・ラーニングの要素の有無
学んだことを講義内や宿題を通じて実践・応用することで、アイヌ語への理解を深める。 
ICTを活用した双方向型授業の有無
基本的にMoodleを介した【オンデマンド型の遠隔授業】をおこなう。 
授業内容・計画
回数 授業、事前・事後学修の内容 時間
1 事前   シラバスをよく読むこと  2.0 
授業   ガイダンス、アイヌ語の現状 
事後   指示された課題に取り組むこと  2.0 
2 事前   前回の授業の復習  2.0 
授業   アイヌ語の表記と発音1 
事後   指示された課題に取り組むこと  2.0 
3 事前   前回の授業の復習  2.0 
授業   アイヌ語の表記と発音2 
事後   指示された課題に取り組むこと  2.0 
4 事前   前回の授業の復習  2.0 
授業   アイヌ語のアクセント 
事後   指示された課題に取り組むこと  2.0 
5 事前   前回の授業の復習  2.0 
授業   アイヌ語の文法1 
事後   指示された課題に取り組むこと  2.0 
6 事前   前回の授業の復習  2.0 
授業   アイヌ語の文法2 
事後   指示された課題に取り組むこと  2.0 
7 事前   前回の授業の復習  2.0 
授業   アイヌ語の文法3 
事後   指示された課題に取り組むこと  2.0 
8 事前   前回の授業の復習  2.0 
授業   アイヌ語の文法4 
事後   指示された課題に取り組むこと  2.0 
9 事前   前回の授業の復習  2.0 
授業   アイヌ語の文法5 
事後   指示された課題に取り組むこと  2.0 
10 事前   前回の授業の復習  2.0 
授業   アイヌ語の文法6 
事後   指示された課題に取り組むこと  2.0 
11 事前   前回の授業の復習  2.0 
授業   アイヌ語の文法7 
事後   指示された課題に取り組むこと  2.0 
12 事前   前回の授業の復習  2.0 
授業   アイヌ語の文法8 
事後   指示された課題に取り組むこと  2.0 
13 事前   前回の授業の復習  2.0 
授業   アイヌ語の文法9 
事後   指示された課題に取り組むこと  2.0 
14 事前   前回の授業の復習  2.0 
授業   アイヌ語の文法10 
事後   指示された課題に取り組むこと  2.0 
15 事前   前回の授業の復習  2.0 
授業   アイヌ語の文法11 
事後   指示された課題に取り組むこと  2.0 
授業科目に関連する実務経験の内容とその経験を活かした授業の展開
なし。 
成績評価の基準と方法
課題に対するフィードバックの方法
・Moodleでのチェックテストへの取り組み(40%)と課題への取り組み(60%)で総合的に評価する。
・定期試験はおこなわないが、講義で学習したことをしっかり復習して次の講義に臨んでほしい。
・遠隔授業化にともない、今後もさまざまな変更が予想されるが、変更については情報ポータルの講義連絡などで共有していくので、ご確認、ご理解いただきたい。 
テキスト
参考文献
No 著者名 書籍名 出版社 ISBN/ISSN
1. 中川裕, 中本ムツ子  『CDエクスプレス アイヌ語』  白水社  4560005990 
2. 佐藤知己  『アイヌ語文法の基礎』  大学書林  4475018838 
3. 田村すず子  『アイヌ語沙流方言辞典』  草風館  4883230937 
4. 萱野茂  『萱野茂のアイヌ語辞典』  三省堂  4385170525 
5. 中川裕  『アイヌ語千歳方言辞典』  草風館  4883230783 
関連ページ
1. (公社)アイヌ民族文化財団のアイヌ語学習コンテンツ  https://www.ff-ainu.or.jp/web/learn/language/index.html  アイヌ語の教材やアイヌ語ラジオ講座、アイヌ語のアニメーションなど多様なコンテンツにアクセスできる。 
2. 国立アイヌ民族博物館アイヌ語アーカイブ  https://ainugo.nam.go.jp/  ウェブ上で検索可能なアイヌ語のデータベース(辞書を含む)。 
3. SGU Moodle  https://moodle.sgu.ac.jp/   
備考
当初は面接授業を想定していたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大傾向や、変異株の出現などの複雑な状況に鑑み、15回すべてを遠隔授業(オンデマンド)でおこなうことに決めた。教室で顔を合わせて学び合えないのは大変残念だが、課題などを通じた個別のフィードバックに努めるので、積極的な受講を求める。 
教員e-mailアドレス
kishi(あ)sgu.ac.jp ※ (あ) は@に置き換える。 
オフィスアワー
・オフィスアワーは月曜日3講時(江別キャンパス L309)だが、感染対策の一環で在宅勤務を中心としているため、基本的に不在にしている。オフィスアワーやその他の時間帯に、研究室での面会を希望する場合は、事前にメールで日程の相談をすること(危機管理レベルが「1」以下の場合は面接に応じる)。

・ただし、受講上の相談や講義についての質問・問い合わせがある場合は、基本的に上記のアドレスまでメールすること。 
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