シラバス参照

講義名 障害学 
英文科目名 Disability Studies 
科目ナンバー  
担当者

松川 敏道

科目群 人文・社会・健康・自然科目群 
対象学年 1年 
単位数
開講期間 後期 
曜日・時限・教室 後期 金曜日 4講時



授業のねらい
「障害」とはどのようなことを言うのだろうか。「障害」があるということは何か「できない」ことがあるということだが、そのことにかかわる社会生活上の諸問題の多くは、障害をもつ人たち自身の個人的な問題であるとみなされがちである。しかし、彼らの視点からそうした問題群を捉えてみると、あるいは彼らを「社会により無力化された人々」と読み替えて障害者が直面している社会生活上の問題を捉えてみると、我々があたりまえと感じていた事柄が揺らぎ、社会全体のあり方の問題が見えてくる。それは、社会の格差や排除されている人々の問題とも接点をもちながら、共生や分配といった社会全体の普遍的な問題にかかわることである。「障害」について考えるということは、一義的には障害をもつ人たちの生きにくさをどう捉え返し解消するかをめざそうとすることだが、同時に現代社会で生きる全ての人の生き方を問うことでもある。障害学では、このような視点をももって「障害」の意味と私たちが生きるこの社会のありようを考えていく。 
履修者が到達すべき目標
・障害の諸問題について、当事者の視点から関心と問題意識がもてるようになる。
・障害の「社会モデル」をふまえて「障害とは何か」について説明することができる。
・障害学をとおして、社会のありようや人々の意識について批判的に検討できる力を獲得する。 
授業の進め方
学修上の助言
すべてオンラインで行う。特定のテキストは用いず、資料を配付しその内容をパワーポイントの動画にして配信する。毎回出席を兼ねたリアクションペーパーを提出してもらい、次回授業開始後10分程度は前回の講義内容を確認するとともに質問や感想について応える。
各回の予習・復習として、文献・資料・新聞記事・Webサイトなどを紹介し(必要に応じて配布する)、各授業内容を深めるための指示を行う。
以下の授業内容と計画は予定であり、内容と順は変更する場合がある。 
アクティブ・ラーニングの要素の有無
なし 
ICTを活用した双方向型授業の有無
なし 
授業内容・計画
回数 授業、事前・事後学修の内容 時間
1 事前   シラバスを読んでくること  2.0 
授業   1.ガイダンス 本講義のねらいと予定について 
事後   ガイダンスの復習と問題意識の涵養  2.0 
2 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   2.障害当事者の問いかけ1 
事後   授業内容の復習とまとめ  2.0 
3 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   3.障害当事者の問いかけ2 
事後   授業内容の復習とまとめ  2.0 
4 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   4.障害とは何か-個人モデルと社会モデルについて 
事後   授業内容の復習とまとめ  2.0 
5 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   5.「ふつう」って何? 
事後   授業内容の復習とまとめ  2.0 
6 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   6.障害者のアイデンティティ-文化モデルについて 
事後   授業内容の復習とまとめ  2.0 
7 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   7.差異派という立場の試み 
事後   授業内容の復習とまとめ  2.0 
8 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   8.障害とセクシャリティ 
事後   授業内容の復習とまとめ  2.0 
9 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   9.障害とケア 
事後   授業内容の復習とまとめ  2.0 
10 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   10.ゲストスピーカー-当事者をお招きして 
事後   授業内容の復習とまとめ  2.0 
11 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   11.障害と優生思想 
事後   授業内容の復習とまとめ  2.0 
12 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   12.障害と労働 
事後   授業内容の復習とまとめ  2.0 
13 事前   関係資料の事前学習  2.0 
授業   13.フェアなルールをめぐって-障害者権利条約の意義1 
事後   授業内容の復習とまとめ  2.0 
14 事前   関係資料の事前学習及び講義全体に対する感想等を考えておく  2.0 
授業   14.フェアなルールをめぐって-障害者権利条約の意義2 
事後   授業内容の復習とまとめ  2.0 
15 事前   講義全体の復習  2.0 
授業   15.まとめ-講義のふり返り 
事後   レポート作成  2.0 
授業科目に関連する実務経験の内容とその経験を活かした授業の展開
社会福祉士として障害者支援の実務に携わってきました。その経験もふまえながら講義を展開していきます。 
成績評価の基準と方法
課題に対するフィードバックの方法
評価は期末のレポート(70%)、平常点(30%)を総合的に評価する。レポート課題は講義の後半で指示する。その他評価方法の詳細は、初回のガイダンス時に説明する。 
テキスト
参考文献
No 著者名 書籍名 出版社 ISBN/ISSN
1. 小川喜道・杉野昭博編  『よくわかる障害学』  ミネルヴァ書房   
2. 石川准・倉本智明編  『障害学の主張』  明石書店   
3. マイケル・オリバー  『障害の政治』  明石書店   
4. 星加良司  『障害とは何か』  生活書院   
5. 安積純子ほか著  『生の技法』  生活書院   
関連ページ
備考
教員e-mailアドレス
matsukawあっとまぁくsgu.ac.jp 
オフィスアワー
A館4階 A420研究室 毎週木曜日の2講時の時間帯、この日時以外でもメールで問い合わせいただければ随時対応します。 
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