シラバス参照

講義名 産業社会学 
英文科目名 Industrial Sociology 
科目ナンバー  
担当者

湯本 誠

科目群 専門科目 
対象学年 2年 
単位数
開講期間 前期 
曜日・時限・教室 前期 月曜日 2講時 B-101教室



授業のねらい
 最近まで、日本の雇用や労働に関して、さまざまな俗説や根拠なき言説が横行してきました。「終身雇用の崩壊」「年功制から能力主義へ」「日本モデルからアメリカモデルへ」といった言説がその典型です。フリーターが増えたのは「若者の職業意識が低下したから」「成果主義を導入すればよく働く」という言説もその類であると思われます。
この講義では、こうした週刊誌的俗説や流言に惑わされることなく、〈仕事の世界〉を事実に即して考察することを目的とします。
〈仕事の世界〉では、「働きすぎ(過剰労働)」「過労死・過労自殺」「失業・半失業」が重大な社会問題になっています。その実態、原因、対策について映像等も用いて考察します。今日の社会への過剰適応(「自分らしく輝ける仕事」への渇望)でもなく、逆に今日の社会からの逃避・隠遁(たとえば、ひきこもり)でもない、〈ごく普通の働き方・生き方〉を許さないかのような時代になってきました。この講義では、こうした一連の問題を、グローバリゼーションを出発点にして考えていきます。なお、講義資料は事前に配布します。事前に目を通して来てください。 
履修者が到達すべき目標
1.講義を聞く・ノートをとることができること
2.統計を含む資料を正確に読み取ることができること
3.指示された仕方で、読み手の立場に立ったレポートを書くことができること 
授業の進め方
学修上の助言
〔授業の進め方〕配布した資料等にもとづく講義形式を基本としますが、録画等をできるだけたくさん利用します
〔時間外学習〕前もって配布された資料等に目を通してくることが望まれます
〔学習上の助言〕欠席しないで、継続して講義に出席することが望まれます 
アクティブ・ラーニングの要素の有無
なし 
ICTを活用した双方向型授業の有無
なし 
授業内容・計画
回数 授業、事前・事後学修の内容 時間
1 事前   シラバスを読んでおく  2.0 
授業   オリエンテーション:授業の内容と進め方、成績評価等について説明します 
事後   ノートを整理しておく  2.0 
2 事前   講義資料を読んでおく  2.0 
授業   グローバリゼーションについて考えます 
事後   ノートを整理してグローバリゼーションについて再考する  2.0 
3 事前   講義資料を読んでおく  2.0 
授業   2008年の世界金融危機について考えます(映像付き) 
事後   グローバリゼーションについて再考する  2.0 
4 事前   講義資料を読んでおく  2.0 
授業   労働の規制緩和について考えます 
事後   ノートを整理しておく  2.0 
5 事前   講義資料を読んでおく  2.0 
授業   労働者派遣法の成立について考えます(映像付き) 
事後   労働者派遣法の成立過程とアクターについて整理する  2.0 
6 事前   講義資料を読んでおく  2.0 
授業   日本の雇用に関する統計を解読します 
事後   雇用にどのような異変が生じたかを整理する  2.0 
7 事前   講義資料を読んでおく  2.0 
授業   非正規雇用の問題点について考えます(映像付き) 
事後   どのような問題点があるか整理する  2.0 
8 事前   講義資料を読んでおく  2.0 
授業   政府統計等から非正規雇用の実態について考えます 
事後   非正規雇用の実態について整理する  2.0 
9 事前   これまでの講義を振り返っておく  2.0 
授業   中間考察 
事後   これまでの講義を振り返って整理する  2.0 
10 事前   講義資料を読んでおく  2.0 
授業   過労死・過労自殺について考えます(映像付き) 
事後   映像からわかったことを整理する  2.0 
11 事前   講義資料を読んでおく  2.0 
授業   新聞報道等から過労死・過労自殺の実態について考えます 
事後   ノートを整理して問題点を再考する  2.0 
12 事前   講義資料を読んでおく  2.0 
授業   日本と諸外国のワーキングプアについて考えます(映像付き) 
事後   ノートを整理して問題点を再考する  2.0 
13 事前   講義資料を読んでおく  2.0 
授業   新聞報道等から日本のワーキングプアの実態について考えます 
事後   ノートを整理し問題点を再考する  2.0 
14 事前   講義資料を読んでおく  2.0 
授業   「就職活動」「就職難」について考えます 
事後   ノートを整理し問題点を再考する  2.0 
15 事前   講義資料を読んでおく  2.0 
授業   「新しい経済」の可能性について考えます 
事後   ノートを整理し「新しい経済」を再考する  2.0 
授業科目に関連する実務経験の内容とその経験を活かした授業の展開
実務経験なし 
成績評価の基準と方法
課題に対するフィードバックの方法
・2回のレポートによって評価します。
・レポートのテーマ、範囲や書き方等については教室で伝えます。
・レポートは文献の丸写しではありません。 
テキスト
参考文献
No 著者名 書籍名 出版社 ISBN/ISSN
1. 森岡孝二  『強欲資本主義の時代とその終焉』  桜井書店  9784921190644 
2. 水野和夫  『人々はなぜグローバル経済の本質を見誤るのか』  日本経済新聞出版社  9784532352455 
3. 冷泉彰彦  『アメリカモデルの終焉』  東洋経済新報社  9784492532539 
4. 原丈人  『新しい資本主義』  PHP  9784569708304 
5. 児美川孝一郎   『これが論点!就職問題』  日本図書センター  9784284305952 
関連ページ
1. 厚生労働省  http://www.mhlw.go.jp/  雇用・労働に関する各種統計資料があります 
2. 教育研究業績  http://researchmap.jp/read0041557   
備考
関連する科目:人的資源管理論(経営学部)、労働経済論、社会政策(経済学部)、労働法(法学部) 
教員e-mailアドレス
yumotoあっとまーくsgu.ac.jp 
オフィスアワー
A館 4階 406 毎週月曜12:30~13:30 講義終了後、教室で質問を受け付けます 
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