シラバス参照

講義名 考古学B 
英文科目名 Archaeology B 
科目ナンバー  
担当者

臼杵 勲

科目群 専門科目 
対象学年 1年 
単位数
開講期間 後期 
曜日・時限・教室 後期 水曜日 2講時



授業のねらい
考古学の知識は、歴史的思考力を養う上で重要である。また、歴史系博物館の専門職や高校地歴教員としても不可欠である。この授業では、弥生時代以降の日本考古学を題材に,具体的な事例をあげながら,年代決定,分布論,遺跡・遺物の分析を通して,考古学が過去を明らかにしていく方法について学び,それらについての知識・理解を深め、歴史の教養として身につけることを目的とする。
また、文献史料と考古資料の性格・役割の違いについても知識を習得する。 
履修者が到達すべき目標
考古学様々な年代決定法,型式学,遺跡・遺物の分布の分析、環境考古学など、考古資料(遺跡・遺物)に関する考古学と関連科学の方法について理解を深める。さらに、それらにより明らかにされる過去の社会・生活に関する知識の習熟を進め、日本の古代・中世史に考古学が果たす役割を知る。また、現代社会と考古学とのかかわりについても理解を深める。 
授業の進め方
学修上の助言
全体的な予習として課題図書のレポートを提出する。考古学の文献を1冊選択して,評論を2000字程度にまとめ、期末までに提出する。(参考文献を参考。ただしその他の文献でもよい。)。授業前には、シラバスにしたがい関連する項目の情報収集を行うこと。また復習の目安として数回授業内で小テストを実施する。
講義に際しては日本史の基礎知識が必要であり、日本史の概説書や高校教科書に目を通しておくことが望ましい。また方法論を学ぶために考古学の概説書にも、目を通しておくこと。
授業で紹介される遺跡について、文献やwebなどから情報を得ておくことも効果的である。
授業のはじめに、前回の復習の課題を出す。400字以内にまとめて記述すること。 
アクティブ・ラーニングの要素の有無
反転授業 
ICTを活用した双方向型授業の有無
なし 
授業内容・計画
回数 授業、事前・事後学修の内容 時間
1 事前   年代測定法に関する情報取集  2.0 
授業   考古学の方法との年代決定 
事後   年代測定法に関する復習  2.0 
2 事前   近年の弥生時代年代観に関する情報取集  2.0 
授業   弥生時代の年代(開始から終末まで) 
事後   弥生時代年代の復習  2.0 
3 事前   小テスト(年代測定法)準備  2.0 
授業   農耕社会の成立(弥生文化の成立) 
事後   弥生文化を定義する条件について復習  2.0 
4 事前   小テスト準備(弥生時代の生業)、弥生時代の集落に関する情報収集  2.0 
授業   小テスト、弥生時代の社会変化(拡散・地域性・抗争・階層化) 
事後   弥生時代の戦争に関する復習  2.0 
5 事前   邪馬台国に関する情報収集  2.0 
授業   邪馬台国の時代 
事後   邪馬台国の考古学的資料に関する復習  2.0 
6 事前   5世紀の倭に関する情報収集  2.0 
授業   前方後円墳体制と統合への過程 
事後   大型古墳群に関する復習  2.0 
7 事前   群衆墳に関する情報収集  2.0 
授業   古墳の変化と前方後円墳の消滅 
事後   群衆墳・横穴式石室に関する復習  2.0 
8 事前   小テスト準備(前方後円墳体制)の準備、飛鳥時代の情報収集  2.0 
授業   小テスト、推古朝の時代:古代国家形成への始動 
事後   飛鳥文化に関する復習  2.0 
9 事前   大化改新から壬申の乱にいたる歴史事象の学習  2.0 
授業   大化改新前後の社会 
事後   宮殿遺跡の復習  2.0 
10 事前   藤原京に関する情報収集  2.0 
授業   都城の出現 藤原京の時代 
事後   都城遺跡の特徴に関する復習  2.0 
11 事前   平城京に関する情報収集  2.0 
授業   都城の定着 平城京の時代 
事後   平城京の特色に関する復習  2.0 
12 事前   奈良時代に関する情報収集  2.0 
授業   古代の都市生活 
事後   律令期の流通・経済・信仰に関する復習  2.0 
13 事前   小テスト(都城遺跡)の準備、寺院遺跡に関する情報収集  2.0 
授業   小テスト、古代仏教文化の考古学 
事後   仏教文化の考古学的資料の復習  2.0 
14 事前   東北の城柵遺跡に関する情報収集  2.0 
授業   古代の地方と北辺(地方官衙・城柵) 
事後   城柵の役割に関する復習  2.0 
15 事前   北海道の古代について情報収集  2.0 
授業   弥生・古墳文化と北海道(続縄文・擦文・オホーツク文化) 
事後   全体的な復習、期末レポートの作成  2.0 
授業科目に関連する実務経験の内容とその経験を活かした授業の展開
国立文化財研究所等における遺跡の調査研究と文化庁における全国の遺跡保護業務経験を活かし、最新の情報・研究動向を取り入れ、授業の理解度向上を図る。 
成績評価の基準と方法
課題に対するフィードバックの方法
期末レポート60% 参考文献レポート20%(2000字程度) 授業内小テスト20% 
テキスト
参考文献
No 著者名 書籍名 出版社 ISBN/ISSN
1. 石川日出志  『農耕社会の成立』  岩波書店  9784004312710 
2. 都出比呂志  『古代国家はいつ成立したか』  岩波書店  9784004313250 
3. 館野和己  『古代都市平城京の世界』  山川出版  4634540703 
4. 奈良文化財研究所  『奈良の寺』  岩波書店  4004308410 
5. 森下章司  『古墳の古代史 東アジアの中の日本』  ちくま書房  4480069100 
関連ページ
1. 教育研究業績  http://researchmap.jp/read0083781   
備考
教員e-mailアドレス
iusuki@e.sgu.ac.jp 
オフィスアワー
A館 5階 518毎週木、土曜日以外の昼休み、その他は在室を確認のこと 
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